電子限定描き下ろし漫画付き
「この人の心の穴を 俺が少しでも埋められたら」
こちら鯨屋ひみ先生、初の単行本とのこと。
出版おめでとうございます☺︎✨
新人警察官×先輩警察官、一回り年齢の離れた歳の差×警察バディもの。
爽やかな春のイメージの表紙に違わず(空のブルーと桜のピンクが綺麗!)、
清々しさを感じる素敵なお話でした。
電子で169P、読む前はちょっとボリューム少なめかな..?と
思いましたが、いざ読み始めてみるとそんなことはなく。
爽やかさと萌え、きゅんが詰まってました(*´˘`*)
お話冒頭、佐野(受け)の結婚の話を聞き
汐見(攻め)がいきなり失恋するシーンから始まり、
二人の出会い〜恋心が生まれ育まれていく様子、
想いが通じるまでが描かれています。
序盤はただただ生意気なだけの新人警察官・汐見(攻め)が、
読んでいくうちにどんどん愛おしくなっていく〜!
お酒に弱く、酔っ払って佐野にキスしちゃったり、
結婚話が流れ、疲れた様子の佐野を見てボロボロ泣いちゃったり、
放っておけない可愛さが。
一回り年の離れた後輩からこんなふうに慕われたら、
そりゃ絆されていっちゃうわ...と、第一印象とのギャップに萌えました
受けの佐野部長の方は、志も立派で
面倒見も良く、人の良さ全開!!!なキャラ。
ちょっと鈍くて天然?と思われる部分も含め、
ソフトで柔らかくて可愛らしく、微笑ましく見守れます
二人の初めてのデート(?)、汐見の誕生日に
一緒に出かけたところ、困っている人々を助けていたら
一日が終わっていたー
というエピソードが、すごく好きだったなあ。
”町のお巡りさん”として奮闘する二人、
とてもカッコ良かったです✨
迷い犬を保護した際、佐野には懐くのに
汐見にはガウゥ..と怖い顔を見せていたわんこ、
”バディ”(汐見の考えた仮の名前)のエピソードも笑っちゃいました(*´艸`)
(ところで、この子が保健所に連れて行かれる運命にならなくて良かった...!
犬好きとしてはちょっとハラハラするお話でした;)
二人が警察官になろうと思ったきっかけも
丁寧に綴られているのですが、
それがまた、それぞれグッとくるお話です。
そこに二人の性格、佐野部長らしさ/汐見らしさが
色濃く表れていて、二人のキャラの解像度がグッと上がるエピソードでした。
濡れ場は少なめですが、
さすが現役警察官だけあって、バッキバキの筋肉の二人がーーー!!!
筋肉好きには眼福すぎます...ヾ(*´∀`*)ノ
じっくり、丁寧に丁寧に佐野の体を慣らし
大切に抱く汐見の姿に、佐野と一緒にキュン..としました
公私共にバディとして組む、街のお巡りさん二人。
そんな二人の爽やかでまっすぐな恋模様に、
たまらなく萌えた一冊でした・:*+.
★修正:tn白抜き(電子シーモア)