ぱるりろん
特典
翡翠の里に、ラジャンが舞いができる舞台を建てるのですが、その理由が「こんなことになったのは、そもそも自分の短慮が原因だし、ひいては里が襲われたのも、元はと言えばラジャンの因果によるもの」なのでレネへのお詫びに、というものです。
レネとしては気にしなくていいし自分のことよりも里のために、ということのようですが、この上記の「 」部分は、外野からみても全くそのとおりなので、もしも私がこの場に居たら、そうだそうだと囃し「もらっておきなさい」とレネに強く勧めるところでした。寧ろここまではっきりラジャンの口から短慮が原因であるとの詫びの言葉を、地の文ではありながらも書いてもらえて、胸がすくような気持ちがしました。(いや、こちらはなにも迷惑を被っていないのですが)
出来上がった舞台はとても立派な建物のようで、レネは嬉しそうに舞っているので、更によかったなあと思います。
練習のたびにレネが魅惑的な振りを研究していくのも、それにラジャンが二重三重に魅了されるのもこの二人らしい。いつまでもお幸せに。