てんてん
特典
本品は『あんたなんて嫌いだ』のコミコミ特典小冊子です。
本編幕間、ソロの発情期のお話です。
とある朝、
ソロは体の篤さで発情期に入った事を知りますが
いつもとは何かが違う気がします。
ヴァイスはソロが心配だと仕事に行こうとしませんが
ソロは呆れながら「仕事に行け」とため息をつきます。
しかしながら心配される事の嬉しさもなくもなく
「なるべく早く帰る」というヴァイスを送り出します。
静かになった屋敷で寝るに限ると思うソロでしたが
寝具を頭まで被るとヴァイスの匂いがして安心し
呪っていた運命がユリどころになるなんてと思いつつ
眠りにつきますが
数時間後に目が覚めて着実に発情していく体が
本能で何がか足りないと訴えていて・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームにてソロの発情期のお話です。
答えの出ない疑問に苛立ちながら
枕に頭を押し付けたソロはヴァイスの匂いがあれば
満たされていく気がします。
曖昧な意識のまま
夢中で屋敷中からヴァイスの匂いがするものを集め
ベッドで自分を囲むように形を作り
慎重に穴の中に寝転ぶとヴァイスの匂いが濃くなります。
早く帰ってきて欲しいと願ったヴァイスは
ソロの状態を見てだらしないくらい眦をさげ
巣を褒めてくれ、めくるめく夜を過ごす
・・・というラブラブなお話でした。
本編ではなかなか甘くならなかった2人でしたが
素直に運命を受け入れたソロの変わりようと
巣作りの様子が楽しかったです (^-^)/