電子限定特典付
面白かったです。
疲れてる時はこういうお話読むと癒されます。
危ない人がほぼ出てこない(一人いたけど)ところも安心。
もしかしたら作画が好み分かれるかもですが、私は好みです。社長のΩのにおいが充満してる感じの表現とかすごく好き。めっちゃもくもくしてるの(本人しかわからない)伝わってきます。
登場人物もそれぞれ可愛らしくて、読んでいて好きだなーとほっこりします。
気になっているのにお互い好きなことに気づいてなくて、エッチなのになかなかセックスしないところとかも楽しめました。
βの家庭に生まれたαの隆也は、周囲への反発からヒモになった経緯がある。
が、現在。
メンヘラ男子に飼われて嫌になり、家を出るがお金がなく、α社長の天花寺製薬の治験に参加。
その帰りに、とてつもないフェロモンの持ち主に当てられて、、、
という冒頭。
結果、強力なフェロモンの持ち主は、天花寺製薬の社長である将臣でした。
最初は、ヒモと社長という駆け引き的な関係でしたが、将臣が隆也の生い立ちを知って、少しずつ接し方が変わっていき、心許していく姿がめちゃ可愛いかったです///!
ですが、将臣は元々αと周囲に偽ってたこともあり、強いという反則? 的なギャップにもグッときました。
また、運命の番ということもあり、お互いの中身に触れたことで、
隆也側の追跡ストー〇ー的事件や将臣の家族問題などを乗越え、寄り添い合うふたりが嫌味なく最高にドラマティックで、ラストの将臣の性別カミングアウトからのプロポーズのあの流れは、大変尊みを感じました。
ヒモと社長という打算的な感情から成り立つ関係から、やがて運命の番として、なくてはならない唯一無二の存在となった、尊みオメガバースが読みたい方や、ガタイ良きな男前受けがお好きな方にはオススメの一冊です!
ちなみに、致すシーンでの肌にかけられたトーンが妖艶なので、そこも大変見どころです(◜ᴗ◝ )ニヨニヨ♡