NEW電子限定おまけ付き
ノンデリα × 苦労人Ω + しっかり者の息子 心ほころぶ、じんわりオメガバース
先生買いした、こちらの一冊。
ピンクの花咲く表紙が可愛い...(*´◒`*)
さがみしか先生の可愛らしい絵と、明るいストーリーが大好きです。
(今回は晴くんという子どもも出てきて、可愛さ200%ましまし!⤴︎)
そんな先生の新刊は、堅物ノンデリα教授×シングルファザーのΩ、
子連れオメガバースで年の差もの(9歳差♡)。
先生のあとがきによると、なんと続きがあるとのこと...!嬉しい♪
来週末のJ庭新刊も、こちらの新刊関連の御本だということで
今からワクワク、楽しみすぎます✧
息子・晴のことを何よりも優先して考える渚(受け)。
そしてそんな渚のことが大好きで、
恋のキューピッドとなる晴。
時に寂しがったり、大好きな渚の恋の成就を願ったり...と、
揺れる子ども心(?)を小さな体いっぱいに表情で態度で表す
晴くんが愛おしかったです。
開始数ページで、出会った瞬間「運命だ...!」と
ピピっときてしまう展開は、ちょっと急スピードに思えて
ビックリだったのですが;
”運命の番”として出会った二人が、晴くんの気持ちを考えながら
じっくりと関係を築いていこうと頑張る姿が、
中盤丁寧に描かれていました☺︎
なんといっても、ノンデリ堅物α・鷹峯の頑張りと成長が
目覚ましい!
確率論とか、運命の相手と番うことが「効率的」で「経済的」で
「生産的」だ...なんて話をしていた鷹峯(攻め)の口から終盤、
あんなセリフが飛び出すなんて。
渚からの告白に対する鷹峯の返し、胸キュンすぎるシーンでした。
「運命だから」番うのではなく、恋をして番いたいー
そんな渚の気持ちをきちんと受け止め、親子と向き合う鷹峯。
晴の自転車特訓に付き合ったり、三人でお祭りデートに赴いて
晴にアドバイスをもらいながら不器用に渚の浴衣姿を褒めたり...
(「教授って頭いいのにばかだね」って晴に言われてるのが可笑しい!(*´艸`)
不器用ながら渚親子の心を射止めようと一生懸命な姿が愛おしくて、
きゅん..とときめきました。
鷹峯が「運命」にやたらこだわっていた理由、
トラウマとなった出来事も後半明かされ、
冒頭の拙速なプロポーズシーンに繋がって「なるほど!」と納得。
ただーーー!!!
お風呂場でポツンと晴がつぶやいた言葉を受け、
渚を突き放すシーン、これだけはどうしても引っかかってしまったかな;
本意ではないとはいえ、
「あなた(渚)は恋愛感情という 時間も手間もかかるものを要求してくる」
と、関係を続けられない理由と責任を渚に転嫁(!)。
極め付けは
「番ひとり相手するのも大変なのに 子どもまでついてくるのは
非常に効率が悪い」
この一言に、サーーー...と波が引くように
鷹峰に感じていた萌えと愛おしさメーターの値が下がってゆく...;
最終的に誤解も解けて大団円、すれ違いの理由も納得ではあったのですが
この↑言葉、結局謝ったり取り消したりしないで
うやむやになってるのはやっぱりちょっとモヤりました;
とはいえ!
渚の、その名のとおり”海のように広い心”で受け止められての
ハピエンは心温まる読後感・:*+
また言葉にはしなくとも、夏祭りで晴が取ったヨーヨーや
一緒に撮った写真を研究室に大切に飾っていた鷹峰の心は
十分伝わってきました(ˊ˘ˋ* )
海の見える素敵な家で始まった三人暮らし、
「頑張りますので見守ってほしい」と決意を語る教授(鷹峰)の
これから、に大期待!
家族にはなったものの、まだ正式な「番」にはなっていない二人の
「番」編(?)が読めるのかな、とワクワクです。早く読みたいな...
エッチで優しく激しく攻めながら、
「好き」「渚」「好き」と繰り返す鷹峰の姿が甘く、
読んでいて蕩ける描写でした(*´˘`*)
★修正:ライトセーバー(電子シーモア)