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表題作アポロンの束縛

宮坂直樹・画廊オーナー
西浦亮・彫刻家

あらすじ

「手」の彫刻を創り続けてきた西浦亮は、画廊を経営する宮坂に出会った。
彼に理想の「手」を見いだし、触れ合い、身体を重ねながらも、やがて亮は、宮坂のすべてを求めている自分に気づき始めるのだが…。
一方、宮坂もまた、彫刻家とオーナー、そしてモデルという関係を変えられないまま、湧き上がる気持ちを伝えられずにいた。
二人の擦れ違う想いを、せつなく描いたラブ・ストーリー。

作品情報

作品名
アポロンの束縛
著者
有馬さつき 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062553162
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

アポロンの束縛レビュー。

手フェチさんにオススメ。

主人公は「手」をモチーフにした彫刻家。
その主人公のサポートをしてくれる画廊のオーナーの手は、主人公にとって理想の手だった。
手が好き手が好き、この手が欲しい。
そう思って作品を作っていたハズなのに、体を重ねて、気が付けばナオ(オーナー)の全部が欲しくなっていた。

オーナーも、手が好きだと言ってくれるならこの手をあげてもいいと思う位に彫刻家にメロメロ。
でも、手をあげてしまったら、自分を見てくれなくなるんじゃ…と不安になります。

相思相愛なのにスレ違う切ない話でした。
さっさと本音を言っちゃえば良いのにって悶々した。
そういう話と、斐火サキアさんのスタイリッシュなイラストが合っていて良かったです。表紙、凄く綺麗だった。中の挿絵も、涙を流すシーンが綺麗だったっ。

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