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表題作公爵は薔薇を愛す

ミハイル・フェリックス・エルボア ロシア人貴族
三橋裕弥

あらすじ

病気の母親のために高校を辞めて働いている三橋裕弥は、車に撥ねられ気を失い倒れていたところを、ロシア人貴族ミハイル・フェリックス・エルボアに助けられた。後遺症で記憶を失った裕弥は、サーシャという名を与えられ、彼のもとで暮らし始める。端麗な美貌と優雅な物腰のミハイルに、サーシャとして守護され、優しく甘やかされる日々。急速にミハイルに惹かれていったサーシャは、求められるまま身を委ねてしまう。しかし、記憶が戻って―。純真な少年と強引な公爵の甘美なロマンス。
出版社より

作品情報

作品名
公爵は薔薇を愛す
著者
大徳寺キサラ(大徳寺きさら) 
イラスト
かなえ杏 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778106539
2.5

(2)

(0)

萌々

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(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

甘いね。

病気の母親のために高校をやめて働いていた裕弥。
ある日、車にはねられた裕弥は通りがかったロシア人貴族のミハイルに助けられるのだが。
事故のショックで記憶を失くしていた裕弥は自分が何者かもわからず「ミーシャ」という名を与えられて、ミハイルの元で暮らすことに。
慕い惹かれて望まれるがままに関係を結ぶのだが、やがて記憶が戻り…。

記憶喪失ネタです。
でも、そんなにこの記憶喪失でせつない関係にもなってないような…。
まず、裕弥が記憶喪失時のミーシャとしての記憶もちゃんと持ってるので。
まるで誰ともわからない人間とずっと一緒にいたということにもなってないし、ミーシャ時代に持った「好き」という感情もそのまま裕弥に受け継がれていて。
ミハイルの方も裕弥に詰め寄られたところで「どっちも同じ人間じゃないか」と言ってしまうような人なのでね。
ミーシャ時代のように甘えてもらえないのが淋しくて拗ねたりはするけど。
裕弥に戻ってからも「ミーシャ」と呼びかけて多少仲がこじれたりはするけども、基本的にはずっとラブラブな印象。
ミハイルの方がなんというか自分の思い通りにならないとスネちゃったりして、いい大人のくせに…と思う場面も。
ラストのアクションシーン(?)、車内であれだけよく動けるなぁ(笑)
あとは最後の最後で今更のように「愛してる」にびっくりする裕弥にびっくりしました。

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