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表題作可愛いひと。(5)

高根千尋/開業医
高根絢一/病院受付

同時収録作品可愛いひと。5 / 抱き枕

各務瑛司 千尋の友人
都村春 瑛司の恋人

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

恋人として幸せな毎日を送る千尋と絢一。ある日千尋の母が千尋に再婚を勧めてくる。両親へのカミングアウトを決意するが…!?
出版社より

作品情報

作品名
可愛いひと。(5)
著者
高岡ミズミ 
イラスト
御園えりい 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
可愛いひと。
発売日
ISBN
9784344815230
3.7

(4)

(2)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
14
評価数
4
平均
3.7 / 5
神率
50%

レビュー投稿数2

可愛いひと。5

可愛いひと。ももう五巻ですか!
相変わらずいちゃいちゃしながら日々を過ごしている二人です。
が、攻めの元妻が出産間近になり(再婚済み)、それを知った母親に「孫が欲しい」なんて言われたり…っていう話。
ちょっとした家族内のゴタゴタです笑
何かでも、受けの性格があまり好きじゃない;;
マイナス思考の根暗なんだよな~
マイナス思考はいいとして、全部一人でためこんでしょげてるタイプっていうか…笑
だから主人公カプより脇役の各務×春のが好きなんだよな~
春みたいな明るくカラッとしてる子のが良い♪
あとがき読んだら、可愛いひと。はあと四巻出るらしいです!!
こうなったらもちろん最後まで付き合いますともーー☆

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シリーズ5巻目。

前巻に引き続いて、メインCPの千尋×絢一です。今回は家族問題が中心ですね。

絢一(受)の姉で千尋(攻)の別れた妻である美砂が再婚相手の子を妊娠し、千尋の母が『再婚しないのか。孫が欲しい』と言い出すんですね。

この母親がね~、BLではひとつのパターンであろう『子どものように無邪気で可愛い母親』として描かれてるんですが、私はなんてイヤなヤツだ!とイライラしました。
息子の元妻とはいえとっくに離婚してる上、相手は再婚。その上再婚相手との子どもを妊娠中にもかかわらず、入院してる彼女を平気で何度も見舞いに行くって考えられません。しかも再婚相手とも顔を合わせていて、千尋に『(再婚相手の)親とも会ったんじゃ・・・』と問われて『会えなくて残念。お祝いも言えない』と返すような人です。

『(この母は)無神経な人じゃない』と言っていますが、イヤ無神経以外の何物でもないだろ!これが『悪気はないんだ』ならまだわかりますよ。それですべてが許されるなんて思われたら困るけど。

この巻の目玉(っていうのもなんですが)は、千尋の両親へのカミングアウトです。たまにある『両親がもろ手を挙げて賛成』は、何とも気分が盛り下がってしまうんですが、それはなかったです。ホッ。

まあでも、修羅場とまでも行かず、このシリーズのトーンからすればちょうどいい感じに収まったんじゃないかな~と。千尋が35歳で、親がいちいち口を出す年じゃないのもあるかもしれませんね。

まあ一段落、という感じでした。全9巻なので、ここでようやく折り返しですね。

姉の入院に関しては、絢一が姉の見舞いに行った際に入院中のサッカー少年に横恋慕され、告白されるというエピソードもありますが、これはいらなかったような気がしますね。いかにも余計でどーでもいい感じがしました。

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