あいつの思いが「ちんぷんかんぷん」

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表題作天然+極楽魔法使い 完全版

魔力集体 暮葉正貴
魔法使い 井ノ下亜礼

その他の収録作品

  • 天然+極楽魔法使い Magic1
  • 天然+極楽魔法使い Magic2
  • アヌビス先生の明日忘れてもいい魔法使い基礎知識
  • 天然+極楽魔法使い Magic3
  • 天然+極楽魔法使い Magic4
  • アヌビス先生えかきうた
  • おまけの一日
  • 天然+極楽魔法使い Magic5
  • あとがき

あらすじ

普通の社長ライフを送っていた暮葉正貴の前に突然現れた魔法使い――魔法のステッキを振り回すメガネっ子、その名は亜礼。
契約を途中でこばんだために、胸に刻まれた印が痛みだす。この痛みをなだめることができるのは亜礼のみ……。
オトナ魔法使い大活躍の意欲作、大量描きおろしを加え、総集編!!

作品情報

作品名
天然+極楽魔法使い 完全版
著者
ユキムラ 
作画
ユキムラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784757748347
3.5

(16)

(3)

萌々

(5)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
53
評価数
16
平均
3.5 / 5
神率
18.8%

レビュー投稿数5

1冊丸ごと魔法使い

ビブロス刊に描き下ろしが収録されています。
1冊丸ごと表紙カップルの、社長×魔法使い(見習い)の話です。

正貴の前に突然現れた見習い魔法使い・亜礼。
ほぼ一方的に取り引きをすることになり、それから騒動に巻き込まれます。

亜礼に振り回されまくる正貴がコミカルで楽しい話でしたが、描き下ろしの5話目で亜礼の事情が判明し、ちょっとしんみりしてしまいました。
父親を助けるために出発する亜礼を見送る正貴というラストが、余韻を感じてとても素敵でした!

それと亜礼の先生であるアヌビスが可愛くて、猫好きにはたまりませんでした。人間の姿も格好良かったですし。

ファンタジーモノは次から次へと新しい設定が出てきて、私はそこで考えてしまう分、気持ちがついていかない場合もあるのですが、この作品はその辺りが読み応えがあって楽しめました。

受けにふりまわされるスーツの攻め、魔法使いファンタジーがお好きな方にお勧めだと思います。

1

ラブは控えめ、ポップさが楽しいラブコメ

ユキムラさんってこのくらいはじけたお話の方が面白いと思います。

絵もお話も基本がしっかりできているので、つるっとあっさり読めちゃうんですよね。そのせいで良くも悪くも印象に残りにくい。
これは、設定からしてかなり異色なおかげで面白かったです。
魔法使い側の人たちがみんな能天気(笑)アホアホで笑えます。テンポもよくて、ラブを読むというよりはポップさを楽しむ感じ。

正貴だけは、魔法使い側の人ではないせいか割とまともで、一人で作品中のラブ濃度上昇に頑張ってます。好きという言葉にこだわったり、亜礼の気持ちに悩んだり。
まあ、魔法使いさんたちに毎度木端微塵に邪魔されるんですが(笑)・・正貴、不憫ですね。

魔法使いとの出会いから始まるどたばたラブコメ。もっと長編になってもいいんじゃないかと思うくらい面白かったです。

0

何故この評価なのか自分でもわからない…

ごめんなさい中立で。
以前この漫画家さんの別の作品(書名失念)を呼んで萌えっときた記憶があり、絵柄も可愛いしツンデレ眼鏡受けは大好物なはずなのですが、何故かこの作品には萌えを感じることができませんでした。
可愛い攻めが苦手ということも大きな理由のひとつだとは思うのですが、それ以上に何だかお話のテンポが早くて、「さくさく」というより「はいはーい」と読めちゃう感じでした。まあ裏を返せばテンポがいいということかもしれませんが、個人的には大事な場面ではもう少しタメがあったほうが良いかなと思います。
お話自体はコミカルで可愛らしい魔法使いモノです。
うーんでも本当になんでかなぁ…。もしかしたらその可愛らしさが私には眩しすぎるのかもしれません。だとしたらすこぶる主観的な評価でゴメンナサイ。

0

ヤバイIすごい胸キュンI

本当に魔法使いっているのかもn[g3ワクワクo(^^)o なんて。。。
読み終った直後、このような恥ずかしい空想をしちゃうくらいドップリ浸りました。ユキムラさんはすごいڂn[gなんでこんな面白いお話を作れて絵も上手で、そしてちゃんと萌えもあるのH
ファンタジーとかSFってBLに限らず、その世界についての説明をウザく感じる話が多いって感覚があったので、好んでは読まなかったんだけど……こんなにファンタジーなのにこんなに面白いとはびっくりǂ
ちゃんと物語が進む中で自然に伝わってきて尚且つ萌えるII自然に引きこまれる䕗

でも私は旧版を持っていないのでちゃんと比較できないのは残念なとこです。
あとがきではそこら辺の事も書いてあったから、どこが増えたのかは一応なんとなく分かりましたけど、てっきり、書きおろしって番外編か何かだと思っていました。でもどうやら今回増えた部分はちゃんとした続きみたいですね。
てことはこのラストじゃないままになってたかもしれないわけで‚、読んだ後だからってのもあるけど、絶対今の終わり方がいい!前のところで終っていたらちょっと切なくもどかしい。ちゃんとこのお話が結末を迎えられてなんだか嬉しいや。良かったなぁ΂

3

描き下ろしがあってこそ

ある事情で、自殺をするつもりではなかったものの橋の欄干に佇み、今にも落ちそうだった暮葉を助けたのが、大人だけど子供並みの魔力しかないヘッポコ魔法使い・亜礼。
亜礼が行使するための魔力を集めるアンテナになると契約すれば、望みを叶えると言って暮葉に付きまとうのですが・・・

気楽そうで軽そうな亜礼がアタックしてくるのを、冷たい態度で遠ざけようとする暮葉ですが、段々とほだされていくのです。
兄を思う気持ちであったり、会社経営についてだったり、一話毎に魔法がらみのエピソードがありますが、その中で少しずつ暮葉の立場や亜礼の背景が明らかになっていきます。

確か、ビブロス版も読んだと思うのですが、実はいまひとつ面白さを感じなかった記憶があるのです。
アヌビス先生の存在感は十分だったようで、彼の事は覚えているのに・・・
4話目までだと確かに宙ぶらりんな状況で終わっているので、不満だったのかもしれません。

その点今回は、描き下ろしで明かされた部分も多く、暮葉が「会社社長」である必然性だとか、亜礼が一人前の魔法使いになりたがっている理由とか、ほとんどここで描かれています。おかげで納得できる面白さになりました。

ヘタレ・ツン攻の暮葉と天然・眼鏡・誘い受けの亜礼、亜礼の師匠・アヌビス先生、おじゃま虫・魔林と相棒?レイブン、などなど個性的なキャラたちもいっぱいです。

2

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