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ore wa warukunai
先にレビューされてるミドリさんと同じなんですが、これはもったいない…。
声優さんが悪いんじゃないです。キャストを見る限り、そして声を聴く限り、みなさまイイ。
また、脚本を書いたかたが悪いんじゃないかも。
だって、こんな短い、一枚のCDの中におさまるようなストーリーじゃないんだよー!
登場人物は多いんだけど、ひとりひとりみんな個性的で魅力的で、ある程度の長さがないと…一枚なんかじゃ絶対に無理です。
鯨井に関するエピソードがまるまるカットされてたのはホントに悲しかった。
私の大好きな緑川さんが鯨井役で、それを見た瞬間に「キター!」と思ったのにな~。鯨井@緑川の喘ぎ声聴かせてくれよ(涙)
おまけトークで、声優さんがみんなして「続編を!」っておっしゃってるのが妙に嬉しかったです。
続編っていうか、鯨井編をお願いしたい。
ただ、原作を読む前に聴いたとしたら、それほど残念なデキではないと思います。
CDでスポットが当たってるのはメインカップルだけですが、ストーリーラインそのものはしっかりしてるし面白い。
CDを聴いて改めて感じたのは、山田ユギさんの原作はホントに密度が濃かったんだなァと。
原作は山田ユギ『俺は悪くない』
うぅ~大好きな作品だからこそ辛い!
だって、大好きなカップルであった高崎×鯨井が出てこないんですよ…!
高崎なんて出演すらございません…このカプ、メインカプより好きなのに…
メインカプは、人気者の梶(松本)×ツンデレ眼鏡・中村(櫻井)。
梶は何の目的もなしに大学に入り、ひょんなことから映画研究会に入部することになる。
そこで出会った中村は最初は生意気で憎たらしかったのに、映画を通して親しくなり、徐々に中村は梶に恋をしていくのだが…
中村の初恋(しかも男!)に戸惑う姿と、そんな中村の想いに気付き、困惑する梶。
青春です。甘酸っぱく、キラキラしています。
脇キャラもかなり個性的で、なかでも鯨井(緑川)と高崎(CDでは出番ナシ)は異母兄弟であり、お互い片想いの相手でもあります。
そんな二人のエピソードが原作では随所随所に練りこまれているのですが、CDではばっさりカットされてるんです(涙)!
この二人が紆余曲折の末結ばれるシーンやCDでもちょっと語られるのですが、鯨井が高崎を追って南の島までやってくるシーンはかなり良かったんだけど…うぅ。
メインカプにしても、寸止めまでなんですよねー本番がないの。
しょっぱなからハァハァシーンで、原作読んだ方にはわかると思うんですが、例の隠し撮りビデオシーンです(笑)
たかぴろの喘ぎがめちゃくちゃ可愛いーーーー!!
終始ハァハァ言ってます。たかぴろの吐息がたまらん…!
残りのエロも最後のほうで同じようにハァハァ言って愛撫してるだけ…この後の本番が見たかったんだけど…
全編に渡り、中村視点です。
中村の梶への想いの変化や、戸惑いなどが原作よりはよーく伝わってきます。可愛いたかぴろボイスでvv
ストーリー的にはほんと神なんですが、(なんといっても山田ユギ作品におけるマイベスト3には入るんだから!)
CDに対しては不満が残ります。
ちょっと…作りなおしてくれないかな、ホント。
残念すぎました。
山田ユギはタイトルが謎。
これなあ…悪くないけど、原作未読だとよくわからない。
場面が飛ぶから?
緑川さんが主役を食うほど良いキャラなのはわかる。
ブリ声よりこういう役のほうがいい。
大学の映画サークルの話。
なので周囲の人間関係が出て来る(登場人物が多い)けど、
群像劇でもなく、当て馬というほどでもなく…
大学生や新社会人ってくだらないなあ、という印象しか残らない。
ビデオ上映のエピソードが不快だと挙げている人が多いけど、確かに…。
不可解な点が多いので、逆に原作を読もうという気になった。