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ここでは僕が二十一で通していますが真弘先輩が僕の後輩ということになります
申し分のない演技、レアで嬉しいキャスティング。
石田彰さんはふんわりした繊細なお声で、林延年さんは最強のイケメン声で。
さらに、非常に「いい話」なんですが、私には地雷でした。ゲンナリしてしまいました。
まずこれ、男女カップルならいいけど、男同士である意味がまったく見いだせない。
高校生同士の恋愛にしては、落ち着きすぎてトキメキを感じられない。爽やかというよりジジ臭い。
エッチな場面も、教科書に載せてもいいような爽やかさで、攻めが「女の子にとって都合のいい男」って感じのセリフをばんばん言うのが非常にかゆかったです。
攻めの言動が優等生すぎるんだよね~。年下攻め設定の意味がまったくない。パーフェクトな攻め様。言動のすべてがパーフェクトすぎて、逆に魅力を感じなかったです。女の子にとっての理想の男性像なんだろうけど。
で、ストーリーの真ん中にあるのは恋愛ではなく家族関係の話です。シリアス。受けが父親との関係に悩んでるんだけど、これ最初から父親のデレが見え見えなので、受けの悩みにまったく共感できなかったです。
衣食住の苦労はさせず、不器用ながらチラチラと愛情を見せてくれてる父親。それをただナイガシロにしてるだけの受けに見えてしまったのが非常に残念でした。すれ違う親子関係を描くなら、「これなら誤解しても仕方ない」って思える描写をしてほしかったです。
最後に父親がした過去の真相の告白も、なんでそれを今まで黙ってた…?としか思えなくてさ。別にわざわざ隠すような話じゃないような気が。
なにより、みんないい人すぎるのが気持ち悪かったです。つるんとした剥き卵のような人たち。
繰り返しますが、非常にいい話なんですよ…でも…うーん。