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原作既読。
時代は更に進み、16世紀に突入。
まだまだ幸せへの道のりは遠い……。
【インカ編】
エスパニア軍のリカルド(緑川さん)×インカ帝国の王族キリヤ(神谷さん)
正直原作も中途半端で微妙だな、と思ってた話なんですが、脚本が冗長でこちらも微妙……という感じです。時代の特殊性からか、ただでさえ説明の多い話がさらに長ったらしくなっており、しかも千五百ウン年なんたらかんたら~と言われても頭に入ってきません。無駄に声優さんが豪華なだけに、何だか勿体ない気がしました。
題材は好きなんですが、全体的にいまいち。
リカルドはそうでもなかったですが、神谷さんはキリヤとはちょっと違うような……違和感が最後まで付きまとってしまい集中できませんでした。
【江戸編】
貧乏御家人の幸之助(三木さん)×幽閉されてる仮面の少年・一(日野さん)
インカ編に違和感が強かった分、こちらが際だって完成度が高く感じました。
というか原作でもこの話が一番刺さったので期待感も高かったのですが、期待を上回るほどの三木さんの快演。それだけに原作を削ってる部分が多くて残念です。
不気味な存在だった一を演じた日野さんも、真っ白で無垢だった少年から、人間らしい感情を覚えていく様が見事で、終盤幸之助を求めて感情を発露するシーンはせつなさに胸が引き絞られました。
三木さんの演技には、もう涙が噴き出てきてティッシュ箱必須。嗚咽が止まらなかった。
江戸編は時代背景や事情をだらだら語らず、その辺さらっと流して感情の動きを重視していたので入り込みやすいです。
日野さん受が大好物なので、もうそれだけで滾りました。
評価は萌えですが、特に萌えたところは無いです。
ストーリーは聴かせます。2作品ともラストはわかってますが飽きさせませんでした。
ですがあまりリピートしようとは思わないんですよね。最初は淡々と進むからかなとも思いましたが、前作のローマ編もノリは大して変わらないのにわりとリピート率高いので違うなあと。たぶん雰囲気が合わないのかもしれません。
それから緑川さん。好きなのですがキャラデザと声のギャップが・・・。緑川さん攻め好きなのに、声からは大男のイメージが伝わってきません。
これは緑川さんのせいとかではなくて明らかに声質の問題ですね。
少し残念です。
【インカ編】
声優さんは、いつも通り安定していました。
個人的に、SASRAの中では
最も退屈なストーリーの内のひとつ。
【江戸編】
少しだけ、最後はサッパリしすぎかな、という気もしたけど
ストーリーもキャスティングも素晴らしく、傑作です。
面白かったよ~。若本さんは、BLCDに頻繁に出ないので
新鮮ですね。集中しなくても、凄まじい存在感と迫力で、
勝手に聴き入ってしまうw(´∀`)ミラクルボイスすぎる。
三木さんは、演技が最高でした。
プロですし当然と言えば当然なんですけど・・感動する。
日野聡さんは、元々爽やかで耳に心地よいけど、
癖のある話し方と、個性的な声の若本さんが
出ているからか、爽やかさが倍増していた。
改めて脇役の役者は、重要だなと感じる。
ちょっともう、三木さん、勘弁してください(涙)
三木さんの演技に惚れ直すの、何度目だろ。そのたびに全然違う役柄なもんで、恐ろしさすら感じます。
『SASRA3』は、原作もそうなんですが、江戸編に尽きます。インカ編が悪いとは言いません、幾多のBL小説と比較すれば素晴らしい物語であることには間違いないんですが、江戸編があまりにも素晴らしくて、どうしても霞んでしまうのがもったいないな。
『インカ編』は、この壮大な物語の語り部をしているじいちゃんのモノローグに聞き惚れました。
回りくどくて時代がかった語り口が素晴らしかったです。
物語じたいは、予想可能な部分で進んでいくので、驚きはありません。
緑川さんの無骨攻めな演技と、神谷さんの凛とした美人受け演技に、素直に酔いながら聴きました。
神谷さんの滑舌の良さって、滑舌のいい声優さんのなかでもずば抜けすぎ!
で、『江戸編』。
まず、ストーリーが素晴らしい。
壮絶なラストなんですが、それ以外にも名場面がいっぱいです。
これ、絶対に木原音瀬さんが書かれたんだと思うんだけど、どうかなァ。いつか小説のほうもレビューしたいので、そのときにがっつり作者さんの予想なども書きたいなと思ってますが。
この作品は、三木さんの演技力が如何なく発揮されていて、もうもうすごいのですよ。
泣いてしまうというより、戦慄する感じ。
みなさまもレビューされてますが、イチの首を探すシーンがとにかくスゴイ。狂気と絶望をはらむ声で、絞り出すようにイチの名前をひたすら呼ぶ三木眞一郎。
さらされた首をひとつひとつ確認している凄惨な絵面が頭に浮かび、背中がゾクゾクしました。
あと、日野さんの、控えめな喘ぎ方も好きでした。こなれて上手すぎる喘ぎ声ばかりを聴いてると、逆に新鮮ですw
SASRA3枚目は【インカ編】と【江戸編】を収録。
江戸編が凄かった!良かった!!
三木さんうめぇぇぇぇぇ~!
一の首を捜して叫ぶ幸之助と一緒に
「イチ~~~~」と叫んでしまいましたよ。(心の中で)
小説では、幸之助とイチのラブラブっぷりが見所のひとつでしたが
CDの見所(聴き所)は、ずばり三木さん!です。
CDではラブは控えめで、もうとにかく三木さんの幸之助のモノローグが凄い。
声のイメージは実は私のなかではちょっと違うかな?だけど
それを差し引いてもすんばらしい演技でした。
後悔をするモノローグが情感溢れてて良かった~。
切なく胸が苦しく締め付けられました。
三木さんって私の中で軽い役やちょっとつかみどころの無いおちゃらけたキャラクターの
イメージが強かったので余計にグッときちゃいました。(失礼)
イチに対する、絶対的な気持ちっていうのも良かったね~。
自分はイイから、イチのためにって・・・すっごく泣ける。
しかも訥々と、結構冷静に思ってるじゃないですか
それが自分が小説を読んだときの印象のまんまだったんで
泣くつもりじゃなかったのにちょっと涙が出ました。
ビバ!三木さん!!
あなたの演技にカンパ~イ。
幸之助に引けをとらない存在感だったのが浅野(沼田)を演じる岩本さん。
多分何作か作品を聴いたことあるし、アニメとかでもよく耳にする声なので
大御所さんなんでしょうね~。すごく重い感じが良かったです。
ワリを食っちゃったのがイチの日野さんかな~。
三木さん演じる幸之助に押されて存在が薄い感じになっちゃった。
もう三木さんったら、新人さん(なの?)食っちゃだめですよ。(^^;)
小説を忠実に再現してくれていると思います。
切なさやラブはちょっと足りないけど
三木さんの演技でカバーしてくれたので、結構満足です。
小説が読み返したくなります。
インカ編は、さらっと聴けちゃう感じでした。
ドラマCD初心者の私は神谷さんの出演作品にあまり出会ったことがないので期待していのですが、萌はなかったですね。
今度CDで神谷さんにお会いするときはもっと萌えるといいな。