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表題作 すべてはこの夜に

湊 彰彦 → 鳥海浩輔

加持智充 → 神谷浩史

武井靖之 → 高瀬右光

鈴原亮一 → 遊佐浩二

その他キャラ
里村志郎[菅沼久義]

あらすじ

<DISC1>
借金苦に追いつめられ、やむなく見知らぬ相手を銃で撃つという仕事を請け負った加持智充。しかしその標的となったのは、忌まわしい過去の男湊彰彦だった…。
<DISC2>
刑務所を出所した武井靖之は姉が眠る墓へと向かうため、姉の夫である鈴原亮一を訪ねた。
アクシデントに遭い、しばらく同居生活を送るうちに二人の想いは重なっていく。
原作本編には収録されていない小冊子のみの短編「春に降る雪」も含めた武井過去編。(メーカーより)

作品情報

作品名
すべてはこの夜に
著者
英田サキ 
イラスト
海老原由里 
媒体
CD
作品演出・監督
田中英行
音楽
オーディオタナカ
脚本
野中幸人
オリジナル媒体
小説
メーカー
インターコミュニケーションズ
収録時間
152 分
枚数
2 枚
ふろく
コミコミオリジナル特典フリートークCD
発売日
JANコード
4523513828061
4.4

(70)

(50)

萌々

(10)

(4)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
20
得点
306
評価数
70
平均
4.4 / 5
神率
71.4%

レビュー投稿数20

号泣しすぎて便器に顔を突っ込みそうになりました…ヤバい

英田サキさんの原作がめちゃくちゃ好きなので、購入しました。
今日は趣味の掃除をしてたもんで、イヤホン耳に突っ込んで、部屋中を磨きあげながら視聴しました。
ちなみにいつもは『声の図書館』というサイトでダウンロードした、芥川龍之介やら宮沢賢治やらを聴きつつ掃除してまして、聴きながらの掃除はお手のものなのです。

いやー、ヤバかったです。
とくにDISK2がヤバい。ヤバすぎる。
『夏の花』が最高すぎるんだよママン!
このヤバさは有島武郎の『小さき者へ』の朗読を聴いたとき以来のヤバさでした。(←この文学小説もついでにオススメしておきますw)
なにがヤバイって、とにかく号泣しまくりで…。
ボロボロに号泣しながらトイレ掃除してるのってどうよ、みたいな。そんな状態。
途中から嗚咽しはじめ、突っ伏して便器のなかに顔を突っ込みそうな勢いでした。
みなさま、このCDを聴くときにトイレ掃除するのは危険です。お気をつけください。(そんな人おらんやろ)

暗ーい話なんですが、ラストで得られるのは、胸がうちふるえる感動。悲しくて静かで、なのにあたたかくて優しい、そんな感動なのです。
武井という男に惚れてしまうこと間違いなし。
声優さんてスゴイなァ、やっぱ。
お話の構成は小説のほうが好きなんだけど、号泣時間の長さでは、ドラマCDに軍配。
ラスト近くの畳みかけるような悲しいシーンの連続は、そしてそれをあんなイイ声で聴かせてしまうというのは、反則だ(´Д`)

とにかくめちゃくちゃオススメです。

11

外で聴いてはいけません!

原作未読ですが、英田サキさん原作ということで
英田さんらしいハードボイルドなんですが。。。

あまりにも、Disc2のインパクトが強すぎて
Disc1の印象がすっ飛んでしまいました。。。OTZ
湊@鳥海さん、加持@神谷さん、ごめんなさい!w

このお話のメインは当然、Disc1の湊×加地で
こちらも、二人が過去を引きずって苦しみつつも
お互いを改めて認め合って行く、という
なかなか良いお話なんですが。。。

やっぱり、いわゆる「死にネタ」はダメですよ。。。反則です。

Disc1で、湊を支えていた暴力団幹部・武井の過去のお話がDisc2なんですが
加地が武井に、好きだった人の事を訊く、という伏線のアンサー的なお話で
この手のお話が苦手な人には、かなりキツい内容ではないかと思います。

お話自体、武井と鈴原の純粋に惹かれ合っていく様子はとても素敵なんですが
その後に待っているものが辛すぎる。。。

鈴原@遊佐さんの演技は素晴らしくて
特に、病気になって弱っていく声の変化は聞くに堪えられないほど弱々しく
シナリオだけではなく、遊佐さんの声に泣かされっぱなしでした。

そして、武井も
無口だけど誠実で、鈴原を想うまっすぐな気持ちが伝わって来て
二人の演技に鳥肌が立ちました。

ところで、武井役の高瀬右光さんって。。。ごめんなさい、初めて知りました。
確かに特徴のあるお声ではないんですが
こういうヤの付く職業の役にぴったりの、一本筋の通ったお声は素敵でした。

私はうっかり車のオーディオでこれを聴いて
Disc2の中盤から「これは涙腺崩壊警報発令だ!」と
残りは部屋に帰って聴きましたが
あのまま車で聴き続けていたら
なんだか車の中で一人で号泣しているアブナイ人になっていたでしょう。

これから聴こうという方は、聴くシチュエーションにご注意くださいw

11

菊乃

>むつこさん!
コメントありがとうございます!
え?あの号泣パートはCDオリジナルだったんですか??
で、原作には別エピソードがある?
それはぜひ読んでみなくては!

昨日読んだ木原さんの「檻の外」もそうなんですが
すごく悲しいのにすごくあったかいって感じで
すごくよかった。・゚・(ノД`)・゚・。
こういう良作に出会っちゃうから、BLやめられないですよね^^;

むつこ

菊乃さーん!
これ、本当にめちゃくちゃいいですよねぇ。
私もバカみたいに泣きました。
ちなみにDISK2の後半(闘病から死にいたるまでの部分)は、原作には無いんです。
このCDオリジナルのエピソード、それが浮いてないどころか、そのおかげでより感動的なストーリーになってました。
そのかわり原作には、別のエピソードがくっついてます。
原作もオススメですよ~
(*´∇`*)

涙腺崩壊・・・

このサイトでの評判が非常に高かったので、実際に購入し、寝る前に聞いてみました。
個人的にはDisk1も良かったと思います。
けど、やっぱり2枚目ですよね
なんなんですかあれはっ
涙ものと書いてあったので覚悟していましたが、すごい勢いで涙腺崩壊されました(T-T)
もう3回も聴いているのに毎回泣いてしまう・・・
私は今までこれほどまでに良い作品に出会ったことがありませんっ
まだ聴いたことがない方は是非是非聴いてみてください!!

10

Disc2で号泣(>_<)

Disc1はとりあえず置いといて…
いや、1も良かったんですけどね。良かったんですけど、2について書かせてください!


Disc2、とっても良い話でした!
もう号泣(>_<)
死ネタはちょっとズルいですよね。というか、靖之くんが良い男すぎて惚れたww 声も深みがあって素敵だったので高瀬さんについて調べてみたんですが、メインでBLにはあまり出演されてないんですね。もったいない!!もっと出て欲しいなぁ…

遊佐さんも、靖之くんに惹かれていく様や、どんどん弱々しくなっていく様子が見事でした。
最期のシーンは本当に切なくて、愛おしくて、あたたかくて、甘くて…
もう言い表せないような声で…。遊佐さん、さすが!

ああっ…切ないよ(>_<)
私は遊佐さんに何度泣かされたらいいの!けど今回のが一番泣きました。


もう、一人でも多くの人にこのCDを聴いてほしい!!
私が貸すからさぁ!(>_<)

9

『亡くなった』から、感動するんじゃない。



disc1、2、二枚とも普通のBLCDより、頭一つ分、抜きん出て良い作品だったと思います。
皆さんが仰るように、2のお話は涙無しでは聴けません…。
ただ、私の感動ポイントは、遊佐さんの鈴原が亡くなるところも勿論そうなんだけど、二人がお互いにずっと思い合ってる所、高瀬さんの武井が一人になっても、ずっとずっと思い出を胸に生きていくんだなという所がはっきりdisc1に描かれていて、『良いなぁ』って余計に涙が出たんだと思います。

鳥海さん(湊)と神谷さん(加持)のカップル(disc1)が悩んだり、一進一退を繰り返していると脇役、武井が『俺にも男と付き合っていた時期があって、俺の人生で一番幸せだった』と言う場面が何度もあります。
それをdisc2を聴いた後には涙がポロポロ出てしまいました。
お祭りに行ったり、お墓参りに行ったり、鈴原が病気になってからの療養中、たった四年が人生で一番幸せだったと言える、鈴原と別れてから一人になって、何年経ったのか分かりませんが、年月が経っても『幸せだった』と言える、涙が止まりません…。
死ぬ間際になって、『武井を一人にするのが嫌だ』と泣く鈴原も、本当に本当に愛していたんだな、と…武井じゃなくても泣いちゃうよ!

二人で桜を見て、今は武井がお墓で一人桜を見ているんですね。多分、武井はこれからもずっと一人で桜を見るんでしょうか。

高瀬さんを初めて聴いたのですが、不器用だけど暖かみのある武井だったと思います。棒読み?いやいや、不器用なのっ!

遊佐さんが鈴原のゆっくり弱っていく場面も、胸がキュッとします。


良いCDだったなぁ…。
是非、泣けるCDが聴きたいと思ったら、オススメします。

8

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