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すごく好きな作品です。
昨今新しくCDがどんどん発売されますがそんな流行りとは関係なく、時代に左右されない毛色の変わった雰囲気の作品だと思いました。
主人公の徳馬は口がきけないので音声化はどうなるんだろうと思っていたのですが、なるほど···
息遣いや布の擦れる音などで上手く表現されていましたね。
相手役の人は徳馬と話す時必然的に一人芝居になりますがそれも違和感なく、自然に状況が目に浮かぶ様でした。
(後半からは徳馬も声が出るようになって普通に話しています)
綺麗な顔で花のような佇まいと評される徳馬ですが、意外にも自分の意見をしっかり言える子で安心しました。
ふんどし付けてない、からの下りは大いに萌えましたよ( ´艸`*)何ていじらしいんだ!
勿論その後の亮一郎の台詞も(ちょっと笑ってしまいましたが)
CDでは想いが通じ合ってめでたしめでたしという所で終わっていますが、小説ではまだ続きがあるそうでそちらの方も是非音源化して欲しかったです。
(妖怪が絡んできてあまりBLぽくないからかな?)
BLCDというよりはドラマCDにBL要素をプラスした印象でしたがお伽話や昔話を聞いているようでもあり、面白かったです。
タイトルで損をしている。
苦手な原作者だけど、むしろCDが好評で、しかも岸尾さんが口のきけない役というのが気になり聴いてみた。
60Pくらいまで息だけの演技。
20年間声を失っていて、声を取り戻して話せるようになる過程もよかった。
時代物で、和風で妖怪が出てくるファンタジー。
我が儘な坊っちゃん役に紀章さん。使用人の子に岸尾さん。
主人に捧げる20年愛。それでも懺悔する、岸尾さんの泣き演技は名人芸!
儚い健気受けは岸尾さんの鉄板。
しかし古風な言い回しにこだわったのか、濡れ場がギャグ紙一重。
そこは普通でよかった。
オチが唐突だが、長くてもダレるのでこれはアリ。
話は1枚によくまとまっていて面白いし、フリトで演者にも好評の様子。
紀章「感情移入して岸尾に惚れている。危険な状態」
岸尾「5人目くらいですよ。男性が僕に惚れるのは」
紀章「俺も結構実はなくはない」
というサービストークにも一応触れておきますね。
収録は『牛泥棒』とフリトのみ。他のお話は入っていません。
谷山紀章さんと岸尾大輔さんということで買いましたが、
いや~これ、岸尾さんほとんど喋ってないw
原作読んでるから徳馬がしゃべらないことは分かってるはずのに、
そのことをすっかり失念してウキウキして再生した記憶がw
それにしても声優さんはすごいですね~。
息遣いだけでいろんな表現をするとか、感動します。
あと、亮一郎ぼっちゃんのセリフに悶えた!
徳馬のナニを「蓮の蕾」(原作では紅蓮)と表現する亮一郎さん、
なんつー恥ずかしい人なんですか(笑)
お腹がよじれそうになりましたw
原作では地の文章に書いてありましたが、ドラマCDだと亮一郎のセリフになってそういうことを言ってくるので、これ、谷山さん心の中でどんなことを思ったんだろうとおもわず考えずにはいられませんでした。
そしてフリトの谷山さんの、亮一郎に感情移入してしまって、「岸尾さん(徳馬)に惚れている」発言はなにかのサービスなんでしょうかw分かっていても萌えるw
タイトルを見てついに獣姦かと思ったとか、「次回は豚泥棒、ゴッゴッ(豚の鳴き声)」など、
まさに自由なトークをなさっていました(笑)
それにしてもなんで牛泥棒のみ収録になったんでしょうね。
せっかくなら原作にある『古山茶』と『笹魚』も良い話だし、
徳馬がしゃべれるようになっているので、岸尾さんの出番もたくさんあるし(笑)
他のお話もぜひ音源化して欲しかったです。
なんだろう。
昔話のような。
もしくは田舎に伝わる民話のような。
痛さのある木原作品ではなくて、もっと静かな物語。
タイトルに躊躇してる方は一旦、タイトルのことは忘れて聞いてみるといいかも。
もちろん、タイトルにもちゃんと意味はあって、物語の中で明かされていますが。
まずは紀章さん(谷山さん)の亮一郎、ちょっと短気そうなでもいいとこ育ちの坊ちゃんて感じのイイお声。
言い回しとかが時代がかってたりするんだが、それがまた坊ちゃんぽくていいな。
徳馬役のl岸尾さんは前半は喋れない設定なので息遣いのみの演技。
後半のそれまで溜めてきたものを喋れるようになったので語りだすシーンとかはさすがでした。
そうして、前半が静かにそれぞれに秘めた想いで焦れ焦れ進んでいく分、後半、両想いになっていざエッチ!ってところの描写が一種のギャップ萌えのような。
まずは徳馬の褌なんですが。
徳馬が褌つけてない理由がなんていうかいじらしいというか…。
そして、亮一郎の褌の中身を見ての形容がまたなんとも…。
蓮。
蓮。
蓮かぁ…。
そうかそうか、君にはそんなに神々しいか(笑)
奥ゆかしいか。
このあたりはもうトンチキと紙一重な気さえします。
これで全体的な雰囲気がラブコメなら笑うところにしかならないような。
しかし、そうならないのはここまでのシリアス路線と亮一郎のイイ声でしょう。
この声だとそんな比喩表現もあるのかな?甘い囁きの1つなのかな?と思わせられてしまうのです。
恐るべし!!
巻末フリトは岸尾さん、紀章さん、高橋さんでサクッと。
前半かなり息遣いだけの演技でいろいろ試された岸尾さん。
「牛泥棒」というタイトルについにこの世界も獣○まできたかと思った紀章さん。
原っちが特に何もしてなかったように高橋さん。
そんなことないよとフォローされる。
次回、「豚泥棒」では活躍を(笑)
これほどまでに演技派なお方だとは知らず…
とても申し訳ない気持ちになりました。岸尾さん、ごめんなさい。
原作既読なので、ずっと徳馬が喋れないのは知っていたのに
早く声が聴きたくて、トラックすっとばそうかと思いました!
(しませんでしたがw)
息だけの演技って、そうそうまわってくるお仕事ではないでしょうけれど
すごいなー…。感情が「…っ」とかで伝わりました!!素晴らしい!!
檻の中で喋られるようになった時の抑え気味の声、
これも心を鷲掴まれましたよ……。
内容を知っていても「そ、それで!?次は!?」みたいに
気持ちが逸ってしまいました。
谷山さん演じる亮一郎、原作で呼んだ時は
あんまり良い印象無かったんです…。
なんだこのわがままな坊ちゃんは!って。
それが、このCDでは、多少坊ちゃんぽいとこはありつつも、
福島と仲が悪いにも関わらず行方を心配したり、
福島の妻のことまでも(“細君”って言い方が好きだなぁ…)気にかけたり
なかなか情に厚いな!!と見直しました。(偉そうですみません)
良くないモノが正門にいるのを自分にだけ教えた徳馬を責めるんだけど
たしなめられて拗ねるような亮一郎、
人間味があって良かった。
徳馬の好物の団子を買って来たところも可愛い。
あと、徳馬を失いたくないからといって
暇を取りたいと申し出た徳馬に「実家にいる母親も追い出してやる」と
傍若無人に怒鳴ったシーン、
嫌なヤツとしか思えなかったのに
不覚にも(?)きゅーんとしました!
そう言ってしまう程、徳馬に傍にいてほしいなんて…。
母の爪の為に…って亮一郎が知るところも
かなりじーんときて泣きそうになりましたよ!
徳馬がどれだけ亮一郎の事を想い続けてきたのかと。
そして以前軽い接吻はあったものの、
肌を重ねるシーン、下着を付けていないで亮一郎を待ってた!!!キタ!!!
(接吻後もそうだったとか!!)
ものすっごくいじらしい!!!!
ここ、ふらふらしました…。可愛すぎて……。
そんなにエロい感じはしませんでしたが
結ばれて良かった!!と嬉しくなります。
縁談と借金の件は、確かに「どうなったの?」って思いますけれども
いいよもう、徳馬の声が戻って、二人の想いが通じて愛し合えればサ。
フリト、のっけからちょっとかんじゃった岸尾さん、
腕を試される現場が恐ろしかったと。
スキル上がりましたよ!!大丈夫!!!
「だいちゃんDOだった」「素敵やったで」の谷山さん、
「フロンティアスピリッツ」とか面白い方ですねぇ……。
キャラに感情移入しすぎてだいちゃんに惚れたとw
原っち役の高橋さん、いいヤツでしたが
ご自分の役が「これと言った事はしてない」って悲しくなってて
「ケンカ止めたりしたじゃん」「電報持ってきてくれた」
「原っち良かったよね」とフォローされてて
微笑ましかったw
「次回“豚泥棒”では原をお願いします」ありませんw
実はファンタジーものってあまり得意じゃないのですが
違和感無く最後まで楽しめました♪
原作未読でも、すんなりイメージ出来るんじゃないかなと思います。
とにもかくにもタイトルで避けがちになってしまうのが
非常にもったいない…。
本当、まんまなんですけども。
インパクトもあるんですけども。
良いお話なんですよ(泣)