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表題作 片翅蝶々

速水一佳 → 平川大輔

雨宮水帆 → 吉野裕行

あて馬
朝倉智明 → 遊佐浩二

あらすじ

色と欲が行き交う花街。没落した伯爵家の末裔・雨宮水帆は借金返済のため遊郭へ売られてしまう。失意の水帆の前に現れたのは、かつての家庭教師であり、水帆が密かに恋い慕っていた一佳。七年前、突然姿を消した一佳は、今や速水財閥の次期総帥に成り上がっていた。偶然の再会に水帆は無邪気に喜ぶが、一佳は何故か冷淡な微笑を見せ、俺は世界で一番お前が憎かったと言い放つ。呆然とする水帆は強引に褥に組み敷かれ、泣きながら惨い愛撫に乱れる。切なくも淫らな遊郭恋愛譚。(メーカーより)

作品情報

作品名
片翅蝶々
著者
雪代鞠絵 
イラスト
あさとえいり 
媒体
CD
オリジナル媒体
小説
メーカー
スリーファットサムライ
収録時間
71 分
枚数
1 枚
ふろく
初回特典フリートークCDノーカット版
発売日
JANコード
4988102492229
2.5

(14)

(0)

萌々

(2)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
7
得点
31
評価数
14
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数7

これは……違う、かも

原作既読。辛口注意。
これはちょっと色々とやっちまった感が漂う仕上がりになってました。
CDというのは世界観全てが音声になるので、イメージがとても大切なものだと思いますが、原作のキャラの性格やイラストなどなど色々と考慮したときに、どうしてこのキャスティングになったのか……。

没落華族で借金のかたに遊郭に売り飛ばされる受といえば、健気と相場が決まってます。
そして雪代さんの作品ですから、半端ない受いびりが容易に想像できます。そしてそして、年の差があって一癖二癖ある攻が、紆余曲折の末にざざーっと砂吐くくらい受を甘やかしてハッピーエンドというのが特徴です。

なのに今回、いじめかやされる大事な役割を担う不憫健気が、なぜに吉野さんなのか。
お相手が平川さんというのは疑問の差し挟む余地はなく、特に不満も何も無かったんですが、吉野さんは違う。これは違う。これは水帆じゃない感が凄くて受け入れがたい。
いや、吉野さんが悪いわけじゃなく、すれっからし系やヤンキー、やさぐれあたりの受だったら、吉野さんヒャホー! なテンションになろうってもんですが、この作品の受は、不憫健気を絵に描いたような子で、箱入り坊っちゃんで人を疑うこともしらないで、みたいな典型的な美人受。

原作の濡れ場なんか、もう可哀想で見てられないくらい不憫な子、というイメージが根強くあるため、全然萌えられなかった。
それどころか、他の作品の吉野喘ぎは萌えたのに、これには激しく萎えた。ブリ声に無理がありすぎる。
華奢で繊細な演技を心がけたけど失敗してしまった、みたいな方向性を見誤った感が凄くて聴くのが苦痛なレベルでした。
水揚げされたばかりの初な少年のはずが、まるでタバコと酒焼けで良い感じに声がしゃがれた、百戦錬磨の色子のようです。

吉野さんが精一杯、水帆というキャラを大事に演じて下さったというのは、その演技からひしひしと伝わってきます。逆に声優さんの良さを殺すようなキャスティングをした制作側の問題のような気がするので、それが非常に残念。
いっそ、翡翠役をやってた岸尾さんが水帆をやってくれたら、美人受でイメージがぴったり合うのに。岸尾さんは岸尾さんで嵌りすぎなくらい嵌ってて、寧ろこっちメインで聴きたかった。

とどめは原作を端折ってて中途半端感が尋常じゃないです。
原作は読み飛ばすレベルのエロエロ具合なので、2枚組にされても困ってたとは思うけど、全体的にちぐはぐな印象で、フリトが一番面白かったという罠。

5

遊郭もの。

原作既読。
没落華族の水帆は騙されて遊郭へ売られてしまった。
そして幼い頃から慕い「お兄ちゃん」と呼んでいた速水に再会し、水揚げされます。

水帆役に吉野さんはちょっと合わなかった気がします。
華奢な水帆とはイメージが違う。
吉野さんの受けが苦手な私。
私だけかもしれませんが、吉野さんの喘ぎ声が、はる○愛さんの声に聴こえるんです。
平川さんと遊佐さんもステキでしたが、岸尾さんの演技は素晴らしかったです。
凛として気品もあり、ある意味カッコよかった。
(*´▽`*)

1

吉野さんの受け初めて聴きました。

原作は未読です。
速水一佳(平川さん)×雨宮水帆(吉野さん)です。その他役で朝倉(遊佐さん)・翡翠(岸尾さん)です。
ていうか私はこの作品に出てきたキャラの中で翡翠が一番好きです。私も「はいはいおりこう」ってあの声で言われたいです(*^_^*)
ていうかマジ良い人です。むしろ翡翠の話が聴きたいです。何があったの?って思いました。
ていうか遊郭モノが初めてなので、朝倉が身請けしたのに、速水が水帆を連れて行っていいの??って思いました。
ところで、何人かいた禿(かむろ)の中に、立花慎之介さんがいたのは気のせいではないはず・・・。(正直何度も聴いた)
ほんっとに平川さんのドS声が素敵すぎます。遊佐さんも良いお声してらしたし、岸尾さんの、あのヴォイスは私のヒットです。吉野さんの喘ぎ声は、妖艶というか、ちょっとかすれている声が余計にエロく聞こえたりで、ほとんど声優目当てで購入しました。
そしてフリートーク
吉野さんと岸尾さんが禿(かむろ)を「はげ」と読んでいたのが、おもしろかったです(笑)たしかに「はげ」と読みますけど(笑)
ほんとBLCD全部に、みんなでワイワイやってるフリートークがあればいいのにと本気で思います。

3

ちょっと・・・・

原作即読。
原作でも、そうだけど最初のエッチシーンが
すごく無理やりで、聞いてるこっちが辛くなってきた・・・

0

王道テンプレな遊郭モノ

遊郭モノは好きだし、キャストも好きだったんですが、いろいろと期待ハズレでした。

まずストーリーですが、あまりにも王道テンプレすぎるんじゃないかなと。
遊郭モノというと某シリーズが浮かびますが、どうしてもそっちと比較してしまって、陳腐だなと。そっちも王道なんですが…なんだろう、なにが違うんだろな。上手く説明できないや。
キャラクターもいまいちでした。
主役の受けの性格が可愛くない。いらつく。
同じく攻めもいまいちで。やっぱいらつく。

楽しめなかったかと聞かれると、それなりに楽しめたんですけどねー。
『吉原炎上』みたいなストーリー、あるいは『さくらん』のような気合いが入った主役が出てくるようなBL遊郭モノを読んで(聴いて)みたいなぁ。

よっちんはたぶん彼にできうる限りの一番可愛い声を出されてます……が、微妙でした。不自然な気がしました。
もうちょい太い声でも良かったんじゃないかな。
平川さんは相変わらずの癒し声。

4

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