表題作 蒼い海に秘めた恋

オルソン・グレイ → 鳥海浩輔

ショア・ランカーム → 福山潤

エルリンク・クリシュナ → 森川智之

ショア・ランカーム → 福山潤

その他キャラ
キール[下野紘]/ タフタフ[内田大加宏]/ レノ[畠山美和子]/ ロアン[志村知幸]/ フレイム[田坂秀樹]/ ダイラ[高田べん]/ 本部長[前島貴志]/ ライラ[森永理科]/ 船長[小原雅一]/ 主任[飯田浩志]

あらすじ

天変地異、未曾有の大洪水に襲われ地上のほとんどのものが失われてから1,200年。人類は、ひとつの陸上都市と4つの海底都市をつくり上げ、均衡と平和を保っていた。
そんな中、恐怖の病『水腐病』から人類を救う少年がいた。ショア・ランカーム。ただ一人の抗体保持者として、研究にその身のすべてを捧げてきたショア。だが、その最後に待ちうけていた悲しい運命とは!? 大ヒット海洋ラブロマン、ついにドラマCD化!

作品情報

作品名
蒼い海に秘めた恋
著者
六青みつみ 
イラスト
藤たまき 
媒体
CD
作品演出・監督
鈴本雅美
音楽
宮本空
脚本
中山瑞季
原画・イラスト
藤たまき
オリジナル媒体
小説
メーカー
サイバーフェイズ
シリーズ
蒼い海に秘めた恋
収録時間
150 分
枚数
2 枚
ふろく
ブックレット
発売日
4.6

(20)

(13)

萌々

(6)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
92
評価数
20
平均
4.6 / 5
神率
65%

レビュー投稿数9

ディスク2は涙、涙、涙・・・

久しぶりに聴き直しました。
前にも何度か聴いていたので内容は知ってるハズなのにやっぱり泣いてしまいます。それ程イイ話です!!
あ、でもラストはちゃんと恋愛は成就するのでハッピーエンドです^^安心して聴いてください^^

内容ですが、
ディスク1はイライラしてたイメージがあったんですけど久しぶりに聴いたらそうでもなかったですww
研究所から逃げてきたショアの頭には情報漏洩を防ぐためのチップが埋め込まれていて、水腐病に関する情報を他者に伝えようとすると脳に激痛が襲い身体能力を麻痺させるんですけれど、コレのせいで誤解を解きたいのに肝心な事が言えなくて、伝えたいのに伝わらなくて「ああああああそうじゃないんだぁああぁぁ」ってすっごくもどかしく思っちゃいます!
それでグレイにも不信感を抱かせてしまって誤解とすれ違いが><

過去の事があり研究所を憎んでいるグレイが、ショアの出身が研究所だと判ってからのグレイの態度はホント冷たくなってしまって、終いにはキール(下野くん)と付き合っちゃうんですよね!付き合うと云ってもショアへの苛立ちとかがあって想い合う関係にはまだなれないからお試しって感じの曖昧な返事で。
それでもショアは一途に健気にグレイを想うので

健 気 好 き な 方 に は 絶 対 オ ス ス メ で す *^^*

あ、ディスク1には森川さん×福山さんも入ってます。
実験の一環として抱かれるので研究員に見られながらのプレイですww
まぁ、それらしい台詞は最初だけで普通にヤッてるだけですけど。

ディスク2はやっと誤解が解けます!!
ショアが自己犠牲にするシーンはホント泣けますよ!!
抱き合うシーンの時はグレイ的にはもうショアと仲直りをしようと和解しようと思って抱いてるんですが、まだこの時点では完全に誤解は解けてないです。
逆にショアの方がグレイが抱いてくれてるのは病気に対する同情だとか思っちゃっていて、お互いを想って抱き合ってはいるもののすごく切ないシーンです><

で、一番可哀想なのが森川さん演じる 愛称・エリィ なんですけどこっちの誤解は解けないまま終わります;;一人で昔のショアとの思い出の映像を見ているシーンで、ある「キーワード」が判るんですがそれがホントに切ない・・・

ラストはちゃんと引っ付いてイチャイチャしてますが少ないです。
ホントに切ない話をメインとしてるので甘さ控えめですww
まぁ、コレは少しだけでも全然OKだと思えますよ^^

フリートークは福山さんと鳥海さんの二人だけの会話です^^
別撮りで森川さんのトークもあります。

3

切なすぎる・・・

・原作は未読です

・なぜか聞いてる途中3回も寝ちゃって、そのまま封印しといて
 4回目(最初から聞き直し)でやっと最後まで聞けましたのですが
 聞いたあとはもっと早く聞かなかったことを後悔したりしました。
 とても良かったです

・キャラクタたちののすれ違いと誤解がとてもとても切ないです(泣)

・個人的には、エルリンク・クリシュナ(声:森川智之)が切なすぎて大好きでした。
 特に、最後の方のあるシーンでは本当に泣きそうになりました。
・キール(声:下野紘)も可哀想ですし、全体的に切ないストーリーでした。

・「切ない」ばかりですみません(汗)

1

リピしまくりたい程良い作品

特殊な世界感に関わらず、原作未読者の私にとっても分かりやすく、とても聴きやすいCDでした。


何が一番良かったと言うととにかく受けのショアの健気さでした。

15年間に渡った実験の被験者として、養父であるクリシュナのことを信じて、彼の寂しさを紛らわせてあげようと心に決めて辛い実験に耐えて頑張るショア。
しかし、そんな彼はクリシュナがショアはもう用済みだという残酷な言葉を口にするのを聞いて施設から逃げ出し、まだ一度も会ったことのないグレイ (攻め) に助けを求めて。
グレイは彼をとても温かく迎え、仕事まで与えてくれてやっと幸せになれると思ったものの、頭に埋め込まれたチップのため大好きなグレイに本当のことを話せない。
クリシュナによってショアが施設育ちだと知ったグレイはショアを嘘を吐いたと責め、突き放してしまって。
(しかもそれをきっかけに、グレイのことをショアと同様好きだった仕事仲間にグレイを恋人として取られてしまいます。)

こんな散々な目にあっても全然グレたりせずにただただ健気に生きてきたショアが最後の最後にグレイと気持ちが通じ合って幸せになる様子を聴くと、本当にこっちもおめでとう、という気持ちになりました!



感動的で切なくて繊細で、今まで聴いてきた数多くのCDの中で一番といえるほどの作品でした!

1

結構好きかも!

原作未読です。
いつか聞こうと思いつつ長らく聞いてなかった作品。
なんとなくイラストを見てファンタジー色が強いんだろうなーと思ってたんですよね。
確かに世界観はファンタジーな部分もあるんだけども、イラストほどメルヘンな印象でもなく聞いてみたらもっと早くに聞いときゃよかった!と思える作品でした。
もっと早く聞いときゃよかった。

お話はとにかくショアがせつなくてせつなくて。
薄幸そうというか、これでもかこれでもかといろんなことが降りかかります。
グレイとのえちシーンでも自分が愛されてるわけではないと思っちゃうあたり、いい子なんだろうなとは思うけどちょっと不憫にさえなってくる。
こういう不幸盛りだくさんなところが六青作品なんだろうな。
じゅんじゅん(福山さん)のショアはとにかく不幸がよく似合う(笑)
儚い感じが非常にステキでした。
そして、鳥ちゃん(鳥海さん)のグレイ。
この鳥ちゃんかなり好きかもしれませんv
普段はガテン系なせいかちょっとオラオラな感じもあってかっこよくて。
でも、大事な人はトコトン大事にしそうな優しさがあって。
それで、更にはえちシーンになると優しい上に甘い声になるんですよ。
あとはキールも好きです。
なんだかんだで最後は譲っちゃうところとか。
恋敵な部分もあったりしたんだけど憎めない子でした。

巻末フリトはじゅんじゅんと鳥ちゃん。
メインでガッツリ絡むのは久しぶりな2人。
そして、じゅんじゅんはこういう繊細系が久しぶり。
鳥ちゃんはこういう役初めてかも。
じゅんじゅんと同じ現場だとじゅんじゅんは元気系で鳥ちゃんはクール系が多かったらしい。
本編の感想としてはクリシュナが一番可哀想。
そして、別録りっぽい森川さん。
エルリンクがエルリクン。
お気に入りのセリフは「人類愛の現れ」
…確かにあれは印象的なセリフでした。

3

エリィ編が聴きたい!!

原作既読。
実はこの作品のスピンオフの方に思い入れが強く、こっちの攻に魅力がなさ過ぎて消化不良気味。
そんな原作での消化不良がCDではどうなってるかと期待してたんですが、グレイを演じた鳥海さんの魅力をもってしても、どっちつかずの微妙な攻でした……。
鳥海さんの演技だったから聴けたような気もするくらい、本当にどこまでいっても魅力ない攻。
ショア役の福山さんは申し分なく、あますことなくショアの不幸の大盤振る舞い健気っぷりを堪能できます。

ショアの養父のエリィについては、森川さんが嵌りすぎていて鼻息荒くなりました。
硬質で冷たい、氷のような魅力が遺憾なく発揮されており、こんなにイラストの雰囲気と声が合致するのも珍しいんじゃ、とひとり大興奮状態。
グレイに想いを寄せるショアですが、どうしてグレイにあんなにも惹かれるかというのが結局理解も共感もできず、健気でかわいそうなショアに胸を締め付けられながら、エリィにしとけばいいのに……と呟いてました。

キール役の下野さんも、最初は嫌な奴なんですが、本当はとても良い子。
そんな素直じゃない不器用さがとても良く、こんな良い子を傷つけたグレイってヤツは本当にどうしようもないな、と。
煮え切らない男を演じきったという意味では、鳥海さんも本当に凄いと思います。

物語の後半はもう涙腺が緩みっぱなしで、福山さんのショアが完璧すぎ。
森川さんも完璧すぎて、最後はエリィが全部持ってってます。
ショアとグレイはめでたしめでたしですけど、どうぞお幸せにって感じで気持ちは完全にエリィ寄り。
あまりにも森川さんが魅力的すぎて、ダメなの分かってても続編求む。
聴きたい、聴きたい、森川エリィで【寄せては返す波のように】が聴きたいです!!!

3

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