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表題作キミは甘い甘い…

片瀬尋生、17歳
小鶸夕、17歳

同時収録作品いばらが頬に傷むのです

洵 義弟
聖司 高校生

同時収録作品トランキライズ

弓矢亜己 高校生
宮原圭人 高校生

その他の収録作品

  • キミは甘い甘い甘い…
  • やっぱりキミは甘い甘い…
  • コンポーズ
  • ひめ甘
  • あとがき

あらすじ

片瀬と小鶸、高校の同級生同士。のぼせるくらい相手が好き。些細なきっかけでキスをして、身体に触って、身体を繋いで……
どんどんお互いに溺れていく二人の、青春のひと時を切り取った表題シリーズほか、読み切り「トランキライズ」「いばらが頬に傷むのです」など甘くて痛い作品満載の、待望のデビュー単行本v

作品情報

作品名
キミは甘い甘い…
著者
花村イチカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403662621
3.7

(34)

(10)

萌々

(9)

(12)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
125
評価数
34
平均
3.7 / 5
神率
29.4%

レビュー投稿数12

良質な短編集

すごい読み応えのある短編集でした。
おおまかに3作収録されているのですが、
どの作品もお互いの事が大好き過ぎるという感じです。
私は溺愛系が好きなので、
どの作品もとても楽しめました。

一番印象に残っているのが、
3作目の「トランキライズ」です。
落ち着かせる、安定させる…などという意味でしょうか?

とにかく、異常なほどの執着心や独占欲をみせる亜己と、
酷いことをされても亜己を嫌いになれない圭人の話です。
結局、お互いが依存し合っている感じなので、
まさにタイトル通りだなと思いました。

他2作品もそれぞれ面白かったです。
恋をしたときのモダモダや悩みがそのまま描かれており、
共感できる部分もある作品だと思いました。

1

17歳って素晴らしい

好みが別れそうな絵柄ですが、ふわふわした絵柄が可愛らしい内容に合っていてとても良かったです!

表題作はひたすらあまあまです。
ドキドキわたわたしている受けと余裕がありそうな攻めが、駆け引きとかなくてラブラブで、とても良かったです。
ただ素直に読めるので癒されます!

他の二作品については、表題作の素直さに満足したまま読んだ初めはあんまりかなと思いましたが、もう一度読んだら、やっぱり17歳は可愛いです。

作者の17歳萌えが感じられて、素敵な一冊だと思います!!

1

甘さの中に、一滴の苦みのエッセンスを。

たっぷりとした甘みの中に、苦みのエッセンスが一滴。
フレッシュだけど、どこか甘酸っぱくて。
センシティブなのに、どこかエロティック。
何度もリピートしたくなる、くせになる味です。
初めての食感を、ぜひご賞味ください。
―――――――岩本薫先生
※単行本の帯より、全文そのまま

「キミは甘い甘い・・・」
ひたすら甘く、始終いちゃいちゃしています。
恋愛過程はありませんが、ふたりのやりとりや
微妙なすれ違い具合に大変萌えました。
攻めの事が好きすぎてぐるぐるとひとり思い悩む受けが
とてつもなく可愛いし、やさしくて包容力のかたまりで
受けの気持ちを優先する攻めも格好良くて素敵です。
マフラーと手袋どちらをプレゼントするかで悩み、
結局マフラーを選んだ理由がBLらしくていいと思います。
ですが、個人的には手袋は片方ずつ手袋を使って、
お互いの付けていない方で手を繋ぐのも萌えます。

「いばらが頬に痛むのです」
好きな人がいながらも、その人への気持ちが叶わないと
思って他の人と関係を持っている受けの話です。
先輩が一癖も二癖もあるキャラで、受けのことを
本当に思っているからこそ、攻めの邪魔をしていたと
いうくだりに心打たれました。むしろ攻めよりも魅力的です。
猫が出てくるんですが、凄く可愛くてきゅんとしました。

「トランキライズ」
この話がこの単行本の中で一番好きです。
いじめっこ×いじめられっこで、受けは
暴力だけではなく、性的暴行もくわえられています。
ひどく受けに執着している攻めで、
他の人に触らせたら殺すなど脅してきます。
初めは受けも攻めの意図がわからずにされるがまま
甘んじているんですが、気持ちに気づいてからは
強気に攻めを挑発するなど豹変してからはイケメンでした。
続きの話は攻め視点の話なんですが、攻めの思考が
意外と可愛らしくてびっくりしました。
受けの心の広さと、攻めに影響されたのかとんだ病んだ
ことを言うのでびっくりしましたが、メリバではなく
ハッピーエンドになったので安心しました。
これからも彼らは色々間違えながら成長していく事でしょう。
末永くお幸せに!

初単行本のお話にしては、全体的に素晴らしい作品ばかりでした。
元々は身内が発売当時に購入しており、
薦められて読んだんですが、あの時にこの作品に出会えて
良かったと心から感じました!これからもずっと追っていきたいです。

↓どうでもいい裏話
全ての作品に渡り長い長い感想を書き連ねていたんですが
その間にログイン解除されていて
全部消えてしまいました・・・。
ショックで立ち直れませんし、同じ文章を書くことは
不可能なので、絶望感にさいなまれています・・・

3

甘い、、、

タイトル通りとても甘い話でした。
でも最後の話が痛かったです。「トランキライズ」
完全にヤンデレですね~。正に痛くて甘い、、。
コンポーズの
圭人の「何してもいいよ?」が、もう、、、。
本当に健気ですよね
最終的には二人とも幸せそうでよかったです。  

いばらが頬に傷むのです、は義兄弟ものですね。                   弟攻め、、、!             
兄弟は、無事にくっつきますが当て馬の先輩が哀れでした。
先輩に幸あれ、、、。

表題作はむちゃくちゃ甘くって、受けが可愛い話でした。

1

ラブラブ・・・

全部で3つのストーリー入り。

3つのお話のうち、2つのお話は
切なさなんかも入り混じりつつ、
ラブラブ♪な内容なのですが・・・。
もう1つのストーリーが、なんだか痛かった(><)

このお話、いじめっぽいのです。
でも苛められている方は、いじめる側である攻めが
自分のこと(受け)を好きだって解っているから
苛められても平気・・・と言ってるので
本当なら、こんな痛い印象受けないハズなのですが、
何故か読んでて痛かったです。。。

同じようにヒドく苛める内容だけどお互い愛がある・・
と言う作品に遭遇したことありますが
その時は、今回のような印象受けませんでした。

他の2つの作品はとっても楽しめたので
ちょっとだけ残念な感じ。。。
なので★4でございます^^

0

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