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表題作ミダラなアナタ

桑原壮介 18才 クォーターの人気モデル
高畠正親 26才 新進気鋭デザイナー

その他の収録作品

  • ミダラなクチビル
  • ミダラなカラダ
  • 初夜
  • あとがき

あらすじ

独自のスタイルで人気のデザイナー・高畠正親。その正体は全てが謎に包まれていたが、その彼に憧れを抱いている人気モデル・桑原壮介は、正親自身からの指名で、彼のイメージモデルの仕事を打診される。顔合わせの席に現れた正親は、年上の壮絶な和風美人だったが、デザインをするためには相手と寝てからでないと始まらないという、奔放な主義で――!? 書き下ろし短編も収録!
(出版社より)

作品情報

作品名
ミダラなアナタ
著者
ふゆの仁子 
イラスト
みなみ遥 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861343834
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

初対面は「変な人」くらいが良いみたい^^

初対面の仕事相手に、それも目を奪われた綺麗な男に、それは高飛車に、「好きな体位は?」とか「まさかネコ?」って訊かれたら?(笑)

父母が経営している大手アパレル会社の専属モデルの壮介。
そろそろモデルを辞めたい壮介に、これを最後にと持ち掛けられたのが、壮介も気に入っているブランド「マサチカ」のモデル。
でも、まさか、そのデザイナーがゲイだったなんてっ!
養父の会社の為に、最後だから頑張ろうと思っていた壮介は、苦渋の選択で賭けをする事に。
10日間同居して、正親がキスだけで壮介を落としたら、壮介が正親に自分自身を理解してもらったら、自分の思った通りにするというもので。

壮介の実父はゲイを公言するフランスの有名デザイナーで、母とは子供欲しさの為だけと思っているから、ゲイは大嫌いだったんです。
でも、正親の仕事に対する真摯な態度、繰り返される接触、壮介への優しい言葉に、段々と絆されてくる~^^♪
正親も、初めから壮介に想いがあったし、純粋さや若いオスの可愛さから、キスだけの壮介と離れられない自分が分かってくる~^^v
ヒューヒュー!ってからかいたくなる2人でした!
この賭け、第3者登場での壮介・大ショックにより、中止になっちゃうのですが・・・

あ~良いですね~♪
最初は、賭け~?なんて陳腐な!と思ったのですが、その他のシチュがそれを補って余りあるし、2人の取っ掛かりに丁度良かったみたい。
それより、全体的にウブな雰囲気と、えっちい戯れと好き合う者同士のいたわりに、どんどん引き込まれていきました。
そして、正親の、欲望のまま誰彼と体を繋げていた自分を顧みる箇所・・・自分こういうのに弱いんだよね、可愛く思えちゃうんだ~と改めて納得致しましたです♪

ふゆの先生の既読4冊目、どれも好みだったな~!
本作には続巻もあるので、可愛い2人がとてもが楽しみです♪

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