本当は、わたしが 欲しかったんだろう?

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表題作侍ラヴァー

ハミルトンのCEOで義兄 リチャード・25歳
若干17歳にしてボディーガードで義弟 志乃

あらすじ

愛すべき義兄・リチャードを守るため、ボディーガードとして寄り添う道を選んだ志乃。だが兄は、戯れのように志乃を求めてきて…

世界有数の穀物メジャー・ハミルトングループCEOに就任した義兄のリチャードのため、志乃は弱冠十七歳にしてボディーガードとなった。愛刀・菊一文字を胸に、命にかえても守り抜く覚悟を決め…。だが幼い頃から志乃を《サムライ》と呼ぶ酔狂な兄は、無数の浮名を流してきたその美貌で「可愛い弟」を平然と口説いてくる!濃厚なキスを交わすたび熱をおびていく正直な身体。けれど気まぐれとしか思えぬ態度の兄に、志乃は弟であることを頑なに選び…。そんな折、反ハミルトンを掲げるテロリストが迫り──
(出版社より)

作品情報

作品名
侍ラヴァー
著者
水月真兎 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576091891
1.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
2
評価数
4
平均
1.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

早く大人におなり…

「砂漠の砂の虜囚」シリーズ以来の購入となりました。
「砂漠~」でのHシーンが頭に残っているせいか、物足りなさが…。

”義兄のボディーガードをする義弟”という設定は良かったんですけど、17歳の身ではちょっと早いのでは?外国の学校に通っていたなら、スキップ制度もあるので高校卒業資格くらいは得ていてもおかしくはないのですが、日本にはまだそういう制度はないですから、リチャードを愛するあまり、中退してきちゃったのかしら?等と言う想像が先走ってしまいました。

志乃には早く大人な体になってもらって、リチャードを組み敷いてほしいものです…

1

ハリウッド映画のようなアクション主人公は17歳

いきなりゴメンナサイ!ダメでした~読むのにものすごく時間かかった、、
刀だの拳銃だのライフルだの、銃刀類は大好きですが、「斬鉄剣」好きですが、萌えは呼ばなかったデス。

遺伝子組み換え作物で、巨大企業になったハミルトングループの若きCEOリチャードと、その義理の弟でボディガードの志乃のお話です。
リチャードは日本好きで、ともすれば勘違いガイジンの域いってます。
志乃が後妻に入った母をもう守らなくてもいいって知った12歳の時、彼にあって、それからリチャードの”小さなサムライ”として彼を守る為にそのための訓練にいそしみ、そして17歳になり、リチャードを守るべくアメリカにやってくるのです。
もう昔からリチャードは志乃が大好きで、キスは当たり前。
志乃も好きだから、ためらいはあるものの身体の関係に。
そういう、ありきの設定だと、その後のストーリーによほど石を投じる事件でもないと盛り上がりませんよね。
それが、小国の王子と関連企業のCEOを下された叔父の陰謀のテロだったりとかで、色恋の事件にはならないから甘い雰囲気のまま。
志乃がボディガードやってるから、受けとはいえ男です。強いです。
リチャードも頭がよくハンサムで、非の打ちどころのない人なので、弱点は志乃というバカっぷり。
だから恋愛的に萌えがなかったんですよね~
アクションもまるでハリウッド映画みたいに、17歳の少年が刀振り回したり、車からライフルぶっ放したり、爆発があったり、と派手なシーンは満載ですが、何かちゃっちい。。。

というわけで、評価はよくありませんでした。
それに間違いなく、このカプは受けが男気溢れる性格でまだ17歳だから、近いうち攻め受けは絶対逆転するはずです!
最初からそっちのほうだったら、もう少し萌えたかも・・・

1

もう、限界…。

水月さん、初読みでもう何をどう言っていいのか…。
私、いくら「しゅみじゃない」といっても大概は何でも読める方だと思っているが、こちらはスミマセン、としか言いようがない。

何がじゃあスミマセンなのかといえば、設定…。
母親似の女顔で秀麗な美貌の持ち主にしてしなやかな体躯の17歳の主人公が今回の受け。
それがただの17歳じゃなくて、世界的トップグループのCEOが義兄でその義兄のボディガードをするのだというスーパー17歳。

もう読み始めた時からこれはなんのだというアクションシーンの数々。
じゃあそのシーンが危機迫り、悲壮感・緊迫感あるものかというとそうではない。

いくらBLがファンタジーといったってスケールは壮大なのだが、たかが17歳の体格も恵まれているわけでもなし、壮絶な英才教育を幼少期から仕込まれていた訳でもなし、説得力を求めたいとは思わないがこれではあまりにもファンタジー過ぎる。
作者のこれが書きたいんだ!これを読んでほしい!という意気込みも熱も読んでいて伝わって来ない。
美味しいと言われた高級レストランでスーパーのお惣菜を出されたようなそんな気分とでもいうのか。
はたまた、ハリウッド版ドラ○ンボールを映画館で正規料金で見てしまったかのような、そんな読後感だった。

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