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表題作銀色童話

薬剤師の青年,アル
月の住人,ティコ

同時収録作品星の王子様

アルファウス,王子
エラ,トレメイン家の息子

その他の収録作品

  • 銀色時間
  • あとがき

あらすじ

月に住む兎の耳をもつティコは、人間のウィルに恋をしてしまい、禁を破って彼の元へ行った。しかし、素性を話せないティコは…!?
(出版社より)

作品情報

作品名
銀色童話
著者
魚猫らび 
作画
魚猫らび 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344818316
2.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
9
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

どんなにかわいくてもそれが男子なら、ロリコンではなくてやはりショタコン?

題名どおりの童話のようなお話ばかりが詰まった一冊。
ふんわりとあたたかい気持ちにさせてくれます。

月の森に住むティコは、ずっと見守り続けてきた星の住人ウィルが泣いているのを見て、星に降りてきてしまいます。
もし月の住人であることを信じてもらえなければ、泡となって消えてしまう運命なのですが、ウィルはティコを一目見て信じて一緒に住むことになります。
次の満月までに帰らなければ、二度と月には帰れない。
ウィルをよく訪ねる少女に嫉妬したあげく、身体の関係を迫って結んでしまいます。
満月を過ぎて、突然耳がなくなったティコが自分の存在を信じてもらえないかも?と今まで自分が言ったことはウソだと言うと、ウィルは出ていけと!

ティコの一途な気持ち、ウィルがすんなりとティコを受け入れたのには母親の影響が大きかったことも綴られています。
ティコの実際の年齢は不明ですが、かわいく描かれているのでショタっ子風味が満載♪
おまけに後日談で、ウィルは可愛いもの好きという暴露がされていますので、そこんとこ加味するとストーリー展開に納得がいくかも?
ウィルがティコを追い出すのはウサミミがなくなったからかと思ったよ(汗、、)←あとがきで作者否定しておりましたが。

そしてもう一遍「星の王子さま」は題名こそ星の王子ですが、内容は”女装版シンデレラ”?
いじわるな姉が「うちには女しかいません」っていうウソが幸を為して、王子様と結婚までしちゃうのですよ、まったく王子の父である王様・・・あなたは天然ですね~!
と、突っ込みところも満載にありますが、全体は甘い砂糖菓子みたいな出来であります

かわいらし~い夢のお話が好きなお方にお勧めです♪

1

心温まる幻想ファンタジーです

いや~とっても良かったですね~・・まさに幻想ファンタジーなんですが・・・
なにが良かったというとストーリーも暖かくて、ちょっぴり切なテイストもあって、なによりも、ティコの表情が気に入りました~
目が言葉を語っている~って感じで、文字を読まなくても、大体表情で感情が読める・・
作家さんに感激しました~
後はウィルの天然な所ですね~

お話は月住人のティコが自分の運命人「見守る人」を好きになって、
彼・・ウィルが母親を亡くして悲しむのを、癒したくて、星に降りてくる~・・

ウィルの母親は小さい頃から月の御伽噺をウィルに話していたので、ウィルはティコの存在を簡単に受け入れてくれます~・・・

でも、ティコは次の満月までに月の世界に戻らないと二度と帰れない・・・
そして、存在を否定されると・・泡になって消えてしまう~・・
っていう設定なんですが・・ここだけ読むと「かぐや姫」と「人魚姫」ですね~

ティコはウィルが大好きで、ウィルがシャーロットと結婚してしまうかもと聞いて~
いてもたってもいられなくなって月の住人はエッチを定期的にしないとダメ!!
とウィルのカラダだけでも手に入れようとして・・
でも、実際カラダだけ手に入れてしまって・・
かなり後悔するんですよね~そこがまた切ない・・
そして、ウィルの幸せだけを考えようと心に誓うんです~

絵はかなりショタうけしそうな感じですが・・・
ファンタジーでなんせ、うさぎさんですから・・
可愛らしくてとっても良かったです~

二人のその後で、ウィルがかなり天然ショタコンになってましたが・・
ティコが着たエプロンドレスも可愛くって宜しかったです~

「銀色時間」では二人の子供の頃の出会いのお話がのっていて、ほのぼのとしてとっても、可愛かったです!
そこで、初めてウィルの母は元月の住人だったんだと・・・
気づいた・・お馬鹿なお話なんですが・・
きっとウィルの母も自分の運命の人「見守る人」・・ウィルの父親に恋をして、舞い降りて来たんでしょうね~
親子共々とっても素敵な恋愛をしてるんですね~

1

体格差が気になりましたが…

魚猫さんの2冊目のコミックスで、私がこの作家さんの作品を読むのもこれが2冊目になりました。
表題作はファンタジー、同時収録はシンデレラのような童話を思い起こさせるお話でした。
二つのお話とも受け様が健気で可愛いタイプです。体格も小さいのでショタ気味かな…。
少し気になったのは攻め様との体格差が大きくて、ベッドシーンになると受け様が少し心配になってしまったこと。
絵柄も少し特徴的なので、もしかしたら好みが出るかもしれません。
ストーリー自体はピュアな感じで切ない所もあって好みでした。

0

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