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表題作 黒衣の公爵

嵩原天人 → 森川智之

シオン → 立花慎之介

エドワード → 羽多野渉

シオン → 立花慎之介

その他キャラ
アンディ・サガ[下野紘]/ ソラ・ガーナー[日野聡]/ 有理仁[檜山修之]/ 父王[星野貴紀]/ 侍従アレックス[千葉優輝]/ 三笠博士[ふくまつ進紗]/ 少年A[金野潤]/ ナレーション[遠近孝一]

あらすじ

隣国との和平交渉の特使として、ただひとりの付添人アンディをつれ、南紅大国に向かうシオン・ド・オルレアン。
北青王国の王子として生まれ、類まれなる美貌と優れた人格をもつシオンだが、
別名は「黒衣の公爵」――彼を愛した者は、みな死んでいった―――。

作品情報

作品名
黒衣の公爵
著者
剛しいら 
イラスト
珠黎皐夕 
媒体
CD
作品演出・監督
演出→みさわあやこ
脚本
立木ミル
原画・イラスト
珠黎皐夕
オリジナル媒体
小説
メーカー
モモアンドグレープスカンパニー(アブソードミュージックジャパン)
シリーズ
黒衣の公爵
収録時間
79 分
枚数
1 枚
ふろく
初回封入特典フリートークCD
発売日
JANコード
4582196801464
4

(16)

(6)

萌々

(5)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
65
評価数
16
平均
4 / 5
神率
37.5%

レビュー投稿数6

地球から旅立った2艘の巨大宇宙艇がたどりついた惑星へブンで繰り広げられる2国間の王宮物語。

SFファンタジー。
地球から旅立った2艘の巨大宇宙艇
1艘につき6百人の男と4百人の女が乗り合計2千人という人類が
惑星へブンという地に移住し5百年後の世界。

北青王国と南紅大国とふたつの国に別れ
人工生命体「アダム」と「イブ」がそれぞれを支配してるんですよ。

そして戦争が勃発している。

特使という名目で虜囚として送られることになった
シオン(立花)は、北青王国第二皇妃の子で第5皇子。
美しいシオン(立花)を愛する者には死が訪れるという
黒衣の公爵なのです。

そんなシオン(立花)を愛する南紅大国の若き国王
嵩原天人(森川)は、他国間の婚姻は認めないという
「イブ」の戒律を破りシオン(立花)を王妃にするという・・・お話。

エドワード(羽多野)は、シオン(立花)の兄で近親相姦アリ。

男性機能を失ったソラ(日野)は、シオン(立花)の侍従で母親のような存在。
天人(森川)やエドワード(羽多野)の話に耳を奪われるけど
最終的にソラ(日野)との再会を描いている作品だと思いました。
原作ではラストにソラ(日野)の歌声が聴けるシーンがあるのですが
せっかくの音声化なのに歌声が音声化されることはなかったです。

この作品シリーズモノのようで、これ1作では序章といった感じがする。
シオン(立花)が、なぜ黒衣の公爵と呼ばれるようになったのか
過去の話を交えて語られます。

1枚モノですが、ものすごく重厚な感じがしました。
BGMが非常に世界観を盛り上げている!素晴らしいっ!!

天人(森川)とのやりとりよりも
エドワード(羽多野)やソラ(日野)とのやりとりのほうが
聴きごたえがあったなぁ。
羽多野さんは、イカれ役なんですがwフリトもちょっとヤバめな感じでwww
本当にかわいらしいなぁと思いました(ほめてます)
ソラ(日野)とシオン(立花)は、どちらも中性的な感じで
そこに性欲はないんですが、しっかりと愛があるんですよ。
ちょっと芝居に引き込まれてラスト泣きそうになったわ。

天人(森川)との絡みは、国王らしく格調高い感じで美しかった。
ファンタジーという世界観に森川さんの低音がビシっと決まるぜ。

天人(森川)16歳時も
シオン(立花)12歳時も
女性声優などが代役することなくお二人が演じていたのもよかったな。

ちらっとしかでない仁(檜山)、アンディ(下野)などの
今後の展開も期待。

ナレーションの遠近さんも、よかった。

シナリオをバックアップするようなジャケ絵も素晴らしい。
ファンタジー好きは、ぜひに☆

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フリト 約15分 (森川、立花、檜山、日野、羽多野、下野、遠近)
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お題「勝負服、色は?」
お題「どんなロボットがほしい?」
大盛り上がりwww

4

シリーズ通して原作読みたくなりました

めちゃくちゃ面白かった!
シリーズ通して原作小説を読みたくなりました。
剛しいらさんの作品は読みきれないほど多いんですが、面白い作品は本当に面白いんですよね(その逆もありますがw)。
てゆかこれ絶対にめちゃくちゃはしょられてるっしょ!とはいえ、話が分かりづらいということもなかったので、うまく脚本化されてるんだろうなと思います。

まず世界観が面白い。
ロボットが登場するハイテク社会なのに、世界の有り様は中世なんです。それにはもちろん理由があって、順繰りに語られます(ただ、この作品ではそのすべてが明かされてはないです。シリーズ通して読めということでしょう!)。
しっかりした奥行きのあるバックグラウンドに加えて、登場人物も非常に魅力的です。
周囲の人間がどんどん不幸になるために「黒衣の公爵」と呼ばれることになった薄幸の美少年が主役。声を当ててるのは立花さんです。非常に麗しいです。
相手役は森川さん。野性的で若い王様、かっけー!やっぱ森川さんは帝王です!こういう役をされると鉄板です。
で、脇役の波多野さんが素晴らしかった!狂気に支配されて受けを襲っちゃう異母兄の役なんですが、完全にイッちゃっててコワイ!でも上手い!立花さんにローソクを垂らしながらアヒャヒャ状態になってるとこ、怖くて気持ち悪くて楽しくて怖くて楽しくて(笑)
すんません、こういう気味の悪いシーン大好物なんです。
あとソラ(日野さん)とのエピソードではちょっと泣きました。
しかしよく一枚でこれだけ詰め込めたもんだなと思います。製作者の工夫と苦労がしのばれますが、いっそ二枚組でも良かったかもですね。

4

持ってかれたー!

雰囲気としては貴族とかその辺は中世ぽくて、でもいろいろとロボとかいる未来設定。
ファンタジーになるんでしょうね。

その美貌ゆえに父王からも弟のエドワードからも偏愛されることとなったシオン。
自分のことを愛した者たちの不遇な死にどうしても自分が死神のような気がしていたたまれない。
もう誰も愛さずにいようと思いながら、再会することとなったのが天人。
幼い日に出会い互いに惹かれるものを感じながらも離れねばならず。
その後、シオンはエドワードから執拗な愛情を示されることになって…。

もうとにかくエドワード役の羽多野くんの狂気的な愛がすばらしかった!!
最初の方の執着した感じもそうなんだが、最後のもう見事に病んでるとしか思えない、母王に引き離された時の悲鳴とかも危機迫るものがあるというか。
決してやり方として許せるような所業ではないけれど好きすぎたゆえの結末はなんだか悲しくも感じられました。
シオンは品のある美人声。
色気も感じられてステキでした。
個人的には幼少期のシオンの時の慎之介(立花くん)の声がかわいすぎた!
森川さんも子供時代やってたのなかなかかわいかったし。
そんな森川さんの天人は偉い人なのでちょっと偉そうというかそういうところもありつつ、指導力がある感じの声で、それでいてシオンと接する時は時に優しい声音。
最初、慣れるまでは天人が自分のことを「天人」と呼ぶのになんかひっかかりを感じましたが慣れれば大丈夫でした。
物語としてはシオンと天人の婚姻までで今回のお話は終了という形になるのでうすが。
ですが。
そこまでで本当に終わっていれば、この2人の物語として印象づいたと思うんです。
が。
その後の話がせつなくてキュンとなってグッときすぎて全部持ってかれる始末。
…真の主人公はソラではないかと思う今日この頃。
ソラはシオンがエドワードの手に堕ちた時点で消息不明となってしまうのですが、まさかこんな展開が待っていたとは!!
ソラのやさしい声がとてもステキでした。
あとはロボットがいくつか出てきたり、最後の方では戦闘シーンなんかもあってそういうところが未来っぽいファンタジーなんだなーと思いました。
2枚組でもう少しじっくりでも良かったかも。
是非原作を読んでみたいです。

特典フリト。
メンバーは慎之介、森川さん、羽多野くん、下野くん、日野くん、檜山さん、遠近さん。
立花くんが自分のこと「慎之介」って呼んでました。
本編とはうってかわって楽しいトーク。
本編にちなんで勝負カラーとか聞かれたりしてたんですが。
羽多野くんが青で気持ちを落ち着かせるためとか言ってて。
いつもいきり立ってるからとかなんとか言われてました。
慎之介と檜山さんが赤で、下野くんと日野くんがストライプだとかどうだとか。
森川さんは黒が多くて、遠近さんは目立たない色みたいな(笑)
自分が欲しいロボットという質問では、もう羽多野くんがどんどんドツボ(笑)
がっつりいじられキャラですよ、この子は。
優しく頭を撫でてくれるだけの美人ロボット(滅)
みんなにドンキに売ってるよーとか言われてた(爆笑)
そして、日野くんはそんな美人ロボを壊しにいくロボ。
下野くんと森川さんは病気の時とか看病してくれるような介護ロボ。
慎之介はコピーロボ(でもてんやわんやになったら日野くんのロボが壊しにきちゃうらしい)
遠近さんは足がキャタピラーだとか頭にくるくる回るアンテナがついてるようなレトロなロボ。
そして、檜山さんは自分の声が出ない静かなロボ(笑)
必殺技とか叫ばないロボがいいらしい。
自分の声でも暑苦しいとか。
とにかく楽しいフリトでした。
羽多野くんはいつでもいじられてて楽しそうだなー。

3

気高く美しい

SFファンタジー!!
ジェケ絵からして、何だか昔風のファンタジー!
なんか、とっても、とっても懐かしい設定。
昔の、男同士を扱ったジャンルが、まだ、BLとは呼ばれていなかった頃、
萩尾望都とか、森脇真末味とか、秋里和国とか
こんな雰囲気だったような気がして、とっても懐かしい。

運命に翻弄されていた北の国の王子が、
幼い頃に出会って惹かれていた、南の国の王子と結ばれて、
共に、呪われた運命と闘っていく。
そんなお話の、導入部にあたる本作。
SFファンタジーらしく、原作はこの先まだまだたっぷりあるらしい。

立花さんのシオンは、気高く美しく、いかにも、周りの者達を狂わさずにはおかない美貌の王子って感じ。
森川さんの天人も、凛々しく、どんな宿命も自分の力で切り開くっていう、王者の力強さ。
BL的な絡みは、この二人の他に、シオンと兄・エドワードとのシーンもあったけど、寧ろ、ストーリーを楽しむ方をメインに聴いてしまった。

初回特典のトークCD,全員で賑やかに騒いでいるのが珍しい。

2

リピートして堪能

原作未読。
正直ちゃんとストーリーが理解出来るか不安でしたが…
やはり1回聞いただけでは理解できませんでした(苦笑)。
SF的な機械やら動物やらが出てくるのですが
音だけでは自分の想像力の限界を感じてしまいます。

しかし、何度か聞いているとその世界観もおおよそ把握でき
お話に集中出来るようになります。
イラスト通りの美しく耽美な世界。

シオン(立花)は本当に美人なお声。
落ち着いたトーンでの会話にも色っぽさが出ていますv
これは皆狂ってしまうわーって納得。
通常は28歳です。

天人(森川)は若き王らしくまっすぐで力強い。
32歳。
でもちょっとシオン(立花)との絡みは少ないかもです。

2人の絡みのシーンも気持の変化があって聞きどころではありますが
個人的に推したいのは少年時代の2人。
16歳の天人(森川)と12歳のシオン(立花)の会話とキスは
純粋な感じがします!!
これぞ初恋!のようなふんわり可愛いシーンなのです。

その他にシオンの兄エドワード(羽多野)からの16歳シオン(立花)への
屈折した愛情表現も聞きごたえあります。
蝋プレイがちょこっと…。
お兄様素敵に壊れておいででした(笑)。

ソラ(日野)は本当にお母さんみたいな優しい声で、最後全部持って行く感じ。
仁(檜山)やアンディ(下野)は出番が少ないのでファンの方はツライかも。

正直に言うと、何で「黒衣の大公」と言われているのか
シオンが嘆くほどの事なのかまではこの1枚ではわかりかねますが
ストーリーの序章としてだったら良いのかな、と思います。
もっと甘あまな天人(森川)×シオン(立花)が聴きたいなぁ。

続き、出ますように!!!

フリトは大盛り上がりでございました。

1

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