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罪作りな契約は恋する妖魔と

Tumitukuri na Keiyaku wa Koisuruyouma to

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表題作罪作りな契約は恋する妖魔と

妖魔の相棒、統利
退魔師の卵である三条史生/18歳

あらすじ

退魔師の卵である史夫は、妖魔の相棒、統利とともに、人間に害をなす妖魔退治の仕事をする。見た目はタヌキのような姿の統利だが、それは仮の姿だ。真実の姿をとるためには、史夫の“愛”が必要なのだ。それも、体液を交換するたぐいの“愛”が。しかし、自分が生まれたときから側にいるタヌキのような存在は、史夫にとってペットや弟みたいなもので...。

作品情報

作品名
罪作りな契約は恋する妖魔と
著者
五月緑子 
イラスト
前田紅葉 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775515037
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

攻め様のヘタレ具合が最高です

退魔師の卵と仮契約の使い魔が契約を交わすまでのお話で、
稀に見る攻め様のヘタレ具合に萌えるのです。           
受け様は代々退魔師の家系で家に伝わる気難しい使い魔の
統利は誰の使い魔にもならずにいましたが、13歳の受け様に
何故か心を奪われ自分から使い魔になる事に決めます。
それから5年が経ち、18歳になった受け様と使い魔の統利は
本契約をいまだ結ばずにいました。それは長く一緒にいる為
受け様は、見た目狸そっくりで可愛らしい姿の統利を
弟かペットのように可愛がっている為に、いくら契約とはいえ
肉体的な繋がりを持つなんて考えられないから。
しかし、統利はいつも受け様にちゅーしてと迫っていますが
いつも全然相手にしてもらえません。
受け様の愛ある体液が無くては本来の使い魔としての力が、
全然出せず、いつも不本意な狸型にしかなれない哀れな使い魔。
小動物萌えの私は大層面白く読ませて頂きました。
最強の使い魔で変化後は目を見張るほどの男前なのに
狸姿での哀れな様子はツボを突きまくりでした。
後半には別の大物妖魔も出てきて受け様大物にモテまくりです。
そして攻め様の癇癪に駄々っ子に近い焼き餅も笑えます。
         

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