コミック

  • GUSHmaniaEX 特集 不器用な恋(アンソロジー著者等複数)

GUSHmaniaEX 特集 不器用な恋(アンソロジー著者等複数)

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作GUSHmaniaEX 特集 不器用な恋(アンソロジー著者等複数)

アンソロのため割愛
アンソロのため割愛

その他の収録作品

  • 「不器用なんて認めない」 嶋田尚未
  • 「園長先生のしつけ方」 天城れの
  • 「黒猫は恋をする」 藤河るり
  • 「約束しよう!」 宮越和草
  • 「Dr.Mのささやかな欲望」 霧嶋珠生
  • 「テクニカル・ノックアウト」 倫敦巴里子
  • 「恋釣り」 青山あると
  • 「友達ごっこ。」 真中ココ
  • 「蜜室」 羽柴紀子
  • 「ウィズ・プリンス」 琥狗ハヤテ
  • 「君で溶けちゃいそう」 深瀬紅音
  • 「To Love Cruise」 すずはら篠
  • 「生真面目恋愛論」 あきばじろぉ

作品情報

作品名
GUSHmaniaEX 特集 不器用な恋(アンソロジー著者等複数)
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH mania COMICS
発売日
ISBN
9784877241803
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

不器用にもほどがある。

今回は 「不器用」 という様々がとらえ方が可能なテーマだったため、バリエーション豊かでマンネリ感無く、“不器用” を楽しめました。
大きく二つ。手先が不器用なキャラの出てくる作品と、恋愛模様が不器用なカップルの作品が有ったと思います。
私は自分の好きな絵にしか心を開けない (?) 面食い読者なのですが、今回は好みの絵の作品がありませんでした。ですが、お話の設定と展開に萌え狂った作品があります。

深瀬紅音先生の 「君で溶けちゃいそう」
このタイトルの秀逸さといったらどうだ? ←
「君で溶けそう」 「君で溶ける」 じゃ駄目なんですよ。「溶けちゃいそう」 の、この 「溶けたくないのに…」感が“君”に対する恋心の深さを表していますよね。
そうしてタイトルのセンスに引き寄せられたわけですが、お話のほうもグッと来ます。なんとこの作品、タイトルどおりに 「溶けちゃう」 存在が主人公。そう、アイスクリーム擬人化なのです!
どうやらシリーズものらしく、今回は宇治抹茶の 「みどり」 と大納言小豆の 「ホクト」 のお話です。
ブランドアイスとしての誇りと人気フレーバーとしての誇りを持つみどりは、日本特有の風味の存在として和服で佇んでおり、他のアイス達とは少し距離を置いています。
彼が少しだけ特別視しているのが、同じ日本由来のフレーバーであるホクト。みどりとは違い期間限定フレーバーの彼に、もっと頑張って欲しいとやきもきしているのです。
取り敢えず、みどりが可愛すぎます。
売り上げのことや期間限定のことを自分ばかりが気にしていて、当のホクトが諦めモードなことに怒ってしまうみどり!こうしたことを上手く伝えられない奥ゆかしさも、日本的観念をベースにしているのだろうか…。
擬人化として細かい配慮が施されていて、小さな特徴を見つけるたびについクスッと笑ってしまいますΣ(ノ∀`) アイスに背もたれるシーンや、絡みの場面ではスーパーのアイスコーナーにある格子状のケース?の中で睦みあっている様子が有って、とにかくアイスとして徹底されていました。
温い擬人化ほど萎えるものはありませんが、この作品のクオリティはなかなかに素晴らしかったです☆

0

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP