コミック

  • 恋せよ少年~たとえ大人でも~vol.1(アンソロジー著者等複数)

恋せよ少年~たとえ大人でも~vol.1(アンソロジー著者等複数)

koieyo shounen

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作恋せよ少年~たとえ大人でも~vol.1(アンソロジー著者等複数)

その他の収録作品

  • 藤谷陽子「考えたってしょーがないこと」
  • 仔犬「芳香ZAI」
  • 風音「運命の扉の開き方。」
  • くるりんるみこ「君とこの場所で」
  • 栗山なつき「かさなるさかな。」
  • 七織ニナコ「君が冷たい理由」
  • 恭屋鮎美「コイビト家族」
  • 伊吹衣久穂「童のいる部屋」
  • 猿屋ハチ「三連アルチザン」

あらすじ

想が爆発するっ♪腐女子のためのオリジナルボーイズラブアンソロジー♪オール読み切り♪
【特集】○○寮のひ・み・ちゅ
【作家陣】伊吹衣久穂,風音,恭屋鮎美,栗山なつき,猿屋ハチ,くるりんるみこ(小栗るみ),仔犬,七織ニナコ,藤谷陽子

作品情報

作品名
恋せよ少年~たとえ大人でも~vol.1(アンソロジー著者等複数)
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
K-book comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784861233463
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

これからに期待なアンソロジー

表紙はRURUさん。
とっても絵が美しいです。

ピンナップは猿屋ハチさん。
今回掲載まんがの学生たちですね!中庭かな?みんなでくつろいでます。

この本で楽しみにしていたのが、猿屋ハチさんと仔犬さんでした。
猿屋さんは商業にあまり出てこないし、仔犬さんはジャンル替えをしてから作品を読む機会がなかったのでお名前を発見したときは嬉しかったな~。
嬉しい誤算だったのが、伊吹さとみさんが執筆されてたこと。お名前変わってるけどね。二次創作でもオリジナルを描かれていたことは知っているけど、その作品は読むことができなかったので最新のを読めるのは嬉しいですね。

お目当ての猿屋さんは・・・ページ数少ない!!
そして設定がわかりにくいんですが??キャラクターの関係性があまり把握できません。これから物語が進んでいけばわかるものなのかな?それとも私が知らないだけでこれなにかの続きもんなの?混乱中です。
お話の雰囲気は飄々としていて良かったです。

今からな感じのアンソロでしたね~。
もっと清純路線で行くのかと思いきやがっつりエロ作品もあって、方向性を探っている感じがしました。

0

テーマは同居

中には前のお話があるのかな?と思った作品もあるのですが、それを除けばほぼ全部読切作品です。
共通しているテーマは同居。
学校の寮だったり、下宿だったり、会社関係の住宅だったり。
その中で気に入った作品をいくつかご紹介します。

・「運命の扉の開き方」 風音
学生で下宿している須藤がある朝目覚めると、自分のベットの隣で綺麗な男が寝ているのを見つける。
話を聞くとその男(松岡)は下の階に下宿していて、寝ぼけてよく他人の部屋や廊下で寝ていることがあるという。
それから数日、朝目覚める度に松岡が自分のベットで寝ていたのだが、ある日を境に松岡が来なくなってしまう。下宿内でも見かけなくなって気になる須藤だが…。
可愛い顔して中々策士だった松岡が印象的でした。須藤もノンケのはずなのにだんだん松岡のことが気になってくるとか…王道的な展開ですが、絵が綺麗で読みやすかったです。

・「君が冷たい理由」 七緒ニナコ
この作家さんは以前読んだことがあるので、こちらではどんな作品かな~と興味がありました。
大学生の下宿生同士のお話。
先輩後輩の間柄なんですが、人当たりのいいはずの先輩がなぜかある後輩から避けられているようでとっても気になる…という展開。
これも王道と言えば王道なんですが、先輩に対してだけ言葉少なくツンになるのは照れてるからと分かれば、クールな後輩君が可愛く見えました。

・「童のいる部屋」 伊吹衣久穂
これがこの雑誌の中で一番気に入った作品。
座敷童が出てくる、ちょっとファンタジックなお話(でもショタではありませんw)。
大学4年になって新たに下宿先を探さないといけない状況になった村上。
来年取り壊しが決まっているボロい下宿先に越してきたのだが、そこには昔から住んでいるという座敷童が…。
ファンタジックなお話は好きなんですが、健気で働き者の受け様は可愛いし、攻め様も男前な性格で好みでした。

あと、これは気に入った作品ではなかったのですが、猿屋ハチさんの「三連アルチザン」はちょっとよく分かりませんでした。^^;
人物の関係性が一番よく分からなかったのですが、お話はどんどん進んでいくし、台詞も内容が半分くらい理解できなくて、もしかしたらこれは何かのお話の続きなのかもしれないと思ったほどです。
短かったし、BL色も軽いキスが一回ある位なので、まぁ、別に良かったのですが…。

キスで爽やかに仕上がっているお話もあり、Hがちょっと濃厚なお話もあり、ファンタジーもありと、幅は広い1冊かなと思います。

0

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP