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表題作恋は危うく香りたつ

真鍋将・紅茶専門店オーナー
佐々原織人・紅茶マニアの塾講師

あらすじ

媚薬入りの紅茶で、濃厚な夜を──。
塾講師の佐々原織人は、無類の紅茶好き。やや空気が読めないタイプで、女とつきあっても続いたためしがない。ところが初対面から驚くほど気が合う男、真鍋将と出会い、その日のうちに唇を奪われて…!?

作品情報

作品名
恋は危うく香りたつ
著者
あさぎり夕 
イラスト
高永ひなこ 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784086014151
3.2

(5)

(0)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
15
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

王道ストーリー

作・あさぎり夕先生 絵・高永ひなこ先生って地味に豪華ですね。
改めて見ると二人のビジュアルが若干恋する○君のタツミとモリナガっぽいですが…


ストーリーは、わりと王道なので安心してサクサク読めます。
そしてどうでもいいですが私が初めて買った商業BLでもあります。
コバルト文庫さんはわりとマイナー?ですがBL小説にありがちな絡みのシーンをはじめ読みにくい漢字にフリガナがふってあるので小説読むのが苦手な人もとっつきやすいかも…


塾講師の織人は、クールな割に空気が読めないために女性と付き合ってもあまり長続きしません。
とあるきっかけで出会ったカフェオーナーの真鍋に至れり尽くせりサービスされて、挙げ句の果てに「お試し期間でもいいから付き合おう」と迫られる…というストーリーです。
絡みは触り合いが何回か、挿入するのが最後に1回。当て馬出てきます。
真鍋のカフェのパティシエとして働いてる牧くんがめっちゃいいキャラだったな〜。寡黙だけど真面目で、しかも離れそうになる二人を応援するってどんだけいい子なの(T_T)


この本の素敵なところは、紅茶や食べ物がたくさん出てきて、しかもめちゃくちゃ美味しそうなんですよね〜。
「スコーンにジャムとクロテッドクリームをたっぷり載せたもの」とか「霜降り肉のローストビーフ」とか「年代物のワインとブルーチーズ」とか…まだまだ出てきます(笑)

作者の方の文体がわりとお上品なのでこういう作風と合っててとても好きです。忘れた頃によく読み返してます。

1

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