雀影
中原一也先生の人気作ドラマCD化!
たっつんの魅力炸裂!
この本って、もう、たっつんのためにある!としか言いようのないくらい、
儚げな美少年、ワルぶった野良猫、面倒見のいいお兄ちゃん、意地っ張り、天の邪鬼、ツンデレ、せっぱ詰まった泣き喘ぎ、と
たっつんに色んな引き出し、次々開けて見せてくれる。
大川さんの、鷹揚で泰然としたエロ魔神ぶりも素敵。
トークは別CDで、鈴木さん、大川さん、楠さん、佐藤さん。
大典さんがトークに混ざると、いつも、辺り一面濃厚な豚骨臭にして、場の収集もつかなくするしで、フリーダムに大暴れ。
今回も、かなり自由な感じで暴れる大典さんを、ざっくり仕切るたっつん。
たっつんのS度にも、益々磨きがかかってきていてなにより。
原作がとても好きなので、
ああ~~ずいぶんとコンパクトになっちゃって…とは思うのですが、
(本音を言うと、そりゃあ2枚組でガッツリ聴きたかったですー)
でも1枚に収めなきゃいけないのなら、
2部構成になっている原作の1部だけを音声化するよりは、
間を抜いて脚本を作ってくれてよかったなと思います。
そうすることで、
鈴木達央さん演じる受け・陸が悪ぶって画策することが、
ことごとーく上手くいかないコミカルさが前面に出て楽しいですし、
より、色んな陸が(つまり色んな演技をする鈴木達央さんが)堪能できるので♪
どんな陸かというと…
DVを受けた薄幸の美少年(陸の演技)
ちょっと口は悪いけど弟や妹の世話を焼く9人家族の長男(素)
父親相手にガチバトル(素)
大人相手に脅迫まがい(ちょっと背伸び?)
悪ぶるあばずれ(背伸び&演技w)
男好きのあばずれ(演技w)
エッチではトロトロぐずぐず(素ww)
みたいな感じでしょうか~~
どれもこれも鈴木達央さんの演技、ほんと素晴らしかったです☆
ただ、このCDでちょっと残念だったのは、
攻め役の大川さん~~
大川さん素敵なんですが、ちょっとオヤジすぎですーーw
原作者の中原さんと言えばオヤジなんですが、これは珍しく(?)違って、
攻めは20代後半に見える気品漂うイケメン弁護士のはずなんですけどね、
……そうは聞こえぬ素敵ボイスでございました(^_^;)
あとは、3回あるエッチのうち、
2回はすぐにシーンが切り替わってしまって、ちゃんと聴けないのも残念~~
ガッツリじゃなくても、もうちょっと聴かせてくれたら嬉しかったなぁ!
でも、全体的には楽しく聴けました♪
もし原作未読でしたら、
CDの後に読んでみるのもよいかもです、なかなかエロ多めで楽しめるかと☆
※原作の、上月の妹と陸とのエピソードは丸々カットされています。
明るくテンポの良い話でした。
思い内容ではないのでサラッと聞きやすいというか。
たっつん(鈴木さん)演ずる陸は口は悪いけど根は優しい善良な子でそれが感じられるシーンがいくつも。
上月に対する気持ちの移り変わりはどこかぎゃあぎゃあ騒いでるようでもあるけれど、五月蠅い感じのぎゃあぎゃあではなくて。
一方の大川さんの上月はとにかく紳士。
イイ声で大人なんだけどどこか含みがありそうにも聞こえて。
見た目の雰囲気(醸し出す雰囲気)とは逆で、ただの善良な人、といった印象でもなく感じられたかも。
2人のラストのえちシーンはなかなかえろかったです。
たっつんの盛り上がっていく様もそうだし、大川さんの甘い声での懇願要求とか。
ぐずぐずなたっつん万歳!!
それまでのシーンがフェイドアウトだったのがなんだかもったいない。
大典さんの父親はホント大家族の父親っぽい感じだし、妹は無駄に話し方が可愛かった。
上月の許嫁だという里美が後半出張ってくるので、女性がぎゃんぎゃんしてるのが好きじゃない人とか好みの別れるところかも。
特典フリトはたっつん、大川さん、大典さん(楠さん)、佐藤くんの4人。
たっつん司会でなかなか和気藹藹とした感じでした。
大典さんのとんこつ話に大爆笑のたっつん。
大典さんもどんだけとんこつ好きなんだ!
あとグミも好きらしい。
とんこつグミが欲しいとか(ハードタイプがいいらしい)
佐藤くん控えめかと思いきや、大典さんに対して「しんどいです」とか言ってたり(笑)
大川さんはオーディオ好きらしい。
いろいろたっつんと細かい話で噛み合ってる感じでした。
たっつんは最近ジョグにハマってて今日も収録前に走って来たとか。
本編から派生した質問ではあったんだけれども、本編とまるで関係ない話をしてるようなフリトでした。
いや、楽しかったのでいいんですけど。
受けるたっつんて、オヤジ攻め相手だとやたら可愛いな~と思いました。
『透過性恋愛装置』にちょっとだけ似た感じのキャラづくり。思えばこれがたっつんとのファーストインパクトだった(しみじみ)
でも作品としては『透過性~』のほうが面白いです。スイマセン。
オヤジ攻めの役は大川さん。
ってここまで書いて思ったんだけど、もしかしたら原作の年齢設定はそこまでオヤジじゃないのかも。原作未読なので分かんないけど。
大川さんの声はいかにもオヤジなのですが、濡れ場でのやたらといやらしくてねちっこい言葉攻めが「オッサンのエロさ」を醸し出してました。
やっぱオッサンはこうじゃなきゃね!
ストーリーは軽いコメディです。
原作をかなりはしょってるのが丸わかリの脚本でした。
でも二枚組にするほどの深い内容の話でもないし、できたらもうちょいはしょってるのが分からないように脚本を作って欲しかったな。
全体的には面白かったです。
突っ込みどころもありますが、軽い気持ちで聴くぶんにはok。
冒頭からスレた心の中を見せる、低めのトーンの鈴木さんと
寄ってくるカモへ装った高めのトーンがプロい…!!
帰宅して、素である雑ながらも愛情をにじませる喋り方など
あれこれ楽しませてくれます!
カモ呼ばわりしてしまってすみませんww
後に陸とラブくなる弁護士の上月役の大川さん、
ジェントルメェエエン……。
こんな物腰、完璧に人たらしですね…。
正々堂々口説く大人の余裕ヒュ────!!!
入りだけ聴くとちょっとダークなのかなと思いきや
明るいコメディなんですね!
原作既読のはずが……中原さんにハマった昔にむさぼり読んだので
すっかり記憶が…申し訳ございません……。
上月さんの実家で大歓迎というのは出来すぎ感が否めませんが
やはり懐が大きい方々はちょっとやそっとじゃ動じないのかな…ww
Track2中盤でようやく色っぽいシーン!と思ったら
あぁ……フェードアウトで終わっちゃった……。
Track3でのカーセッセもだなんてそんな…焦らしプレイにも程が…!
当て馬の里見があまり甲高い声じゃなくて、
更にはそんなに嫌なヤツじゃなくて良かった…。
陸が筋のとおった性格で、
なかなかの執着心を見せてくれた上月が惚れるのもわかります!
ギャップの宝庫をありがとう、陸(鈴木さん)……。
ようやく繋がったシーンではメロメロなお声もありがとう……
初めてなのに恥ずかしい言葉を言わせようとする上月さん(大川さん)が
むっつり過ぎー!!!
自分で言わせておいて「お仕置きだ」は無いけどねwwwww
最後まで照れて怒る陸が可愛かったです。
里見の図太さには笑ってしまいましたが☆