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原作未読、1912からの続編〜前編が素晴らしかった。久々に感情移入し、心が熱くなった作品です。
タナトスとは・・・死そのものを神格化した神、眠りの兄弟、夜の子とされる。
お話自体も題名のタナトスを司るような設定でよくできていると思います。やはり、書籍にとって題名はとても大事ですね。
双子の美人兄弟、ユーリ(CVノジケンさん)とミハイル(CV近ちゃん)このお二人の演技がとても素晴らしかった。とくに、少年期から大人になるまでの使い分けが非常にお上手で、私はこのお二人の名演に泣かされました。本当に。
ストーリーについては、時代背景もあるかと思いますが、二人がいや、残された二人を思うと哀しくて可哀想で涙が止まりませんでした。なんで…なんで?もう、運命、さだめだとしかいいようがなく、そう思わないとやりきれませんでした。
愛とは、憎しみとは…
1900年代のロシアを舞台の愛憎劇、二組の恋人たちの行く末、生きる道…ユーリとミハイルの運命はいかに…
ここにきて、漸く記憶が戻ったミハイルは、自身が弟であったユーリをどれだけ愛していたか、結局は、ユーリの憎しみを駆り立てたのは自分自身だということに気づき、後悔と共に疑心暗鬼に陥り始める。人を憎み続けるのは難しい、苦しい。愛は人を変える?愛は憎しみを超える?愛する人のために生きる・・・愛の逃避行、ハッピーエンドとまではいかなくてもよい方向へ向かうと思いきや・・・
革命の真っ只中、自分たちの生き残りを賭けて、互いに愛するものを守るために、愛するものと生き抜くために・・・双方の立場上、徐々に追い込まれていく・・・すべてに決着をつけなければならないことを悟った二人は…
愛するものを殺すこと、互いの命を奪い合うことが…ユーリ…お前にとってはそれが復讐なのか・・・
"愛憎、愛と憎悪は紙一重、対峙するもの"
ユーリもミハイルも互いに運命を狂わされながらも愛する人と巡りあい、愛し愛される喜びを分かち合い、一方で互いを憎み合うことで絆を深めていたのですね。これが双子、兄弟、親族であるがゆえの無条件の愛なのか・・・それに勝るものはなかったのかもしれません。
ユーリの"国は人の屍の上にできるもの"との言葉に、現状に起っている戦争を思い起こし、とても虚しく、胸が締め付けられました。そう思いたくはありませんが、それが現実なのだと。
最後のユーリとヴィクトールとのやりとりとラブシーンは、ユーリ自身、これが最後なのかもしれないと悟ったような絡みだったので、とても感慨深く聴いていました。ノジケンさん、本当にお上手だったし、森川さんもとても素敵でした。
追記、ただ、マクシムの死によって、あれだけ憎み合っていたはずの二人なのに、献身的に己を愛してくれる人間に愛情が傾くのは仕方がないとは思いますが、少し話しの軸、論点がずれたように思いました。それにしても、時代ものは究極にせつない。地位、権力、封建的な世の中で、愛に生きることがどれほど難しいか、尊いのか・・・様々ことを考えさせられた逸品、作品でした。
残された二人が可哀想すぎて、あれだけ声を出して号泣してしまった私、あるサイトで感想を読んでいたら・・・結局は、バットエンドなのか、どっちなんでしょう・・原作を読むことにします。
原作未読。
ストーリー的にはムムー?なんだけど、野島健児さんの演技が最高すぎるので神!!寄りの萌2です。
ユーリはもはや野島さんの十八番キャラといってもいいですよね、美人で高潔で凜として…だけど生きていくために必要な何かが欠けていて…それを補っていかないと壊れてしまうような危うさも見え隠れしている…そんなキャラを今回も野島さんがドドド安定に演じてくださっています。
ユーリが好きで同著者の清澗寺家シリーズまだな方がもしいたら次男編聴いてね!!絶対好きになるよ!!!(宣伝)
エッチなシーンも相変わらず魅せてくれます。
好きなんですよねー、愛はあっても命令しつつ相手を辱めるように教え込むようなセックスの流れ。
特に野島さんのイカせておねだり?お願い?部分が個人的ベストシーンです!!!
何度も聴いてしまう。
ストーリーとしては正直そこまで興奮できませんでした。
相変わらずの時代設定と登場人物たちの恋愛(中心と思える)脳がどうにもお話をちぐはぐさせていたように感じました。
焦点を絞った方が良かったと思うんですよね。
マクシムか双子どちらかだけを軸にしてシンプルなテイストにした方が。
双子は憎み合ってる割にその心情を語られるくらいで顔を合わせるシーンがほぼない…というか出せないんですもんね。
それで最後にアレコレ押し寄せられてもいまいち盛り上がりに欠けてしまいました。
演技は鬼気迫るものがあるのにどうにもその波に乗れない。
双子の悲劇といえば悲劇なんだけど恋人とのシーンの方が印象深くてのめり込めませんでした。残念すぎる。
でもだからこそ最後のヴィクトールのシーンは居た堪れないというか…心がキューッとしました。つらい。
ただ原作読めばまた印象が変わりそうですね。早く読んで確認したい!という強い気持ちはまだ湧きませんがいつか…!!
前作でマクシムが死んでしまったためより憎みあう関係になった双子。
二人の関係はより溝が深まっていきます。
二人ともマクシムを忘れることができないまま過ごしますがユーリはそばにいてくれるヴィクトールに、ミハイルはアンドレイに魅かれていきます。
その心境の変化、特にミハイルの心の変化があまりにもあっさり描かれてしまったのはいただけなかったかな…
それと場面がコロコロ変わってしまって分かりずらい部分もありました。
ラスト、もうなんか救われない。JUNE的な印象を受けました。原作読んでないからわからないけどもうちょっと最後の説明というか詳細語ってほしかったな。
しかしながら、エロシーンよかったですねー!ヴィクトールとユーリの濡れ場はもう堪らんかったです。調教風味な絡みがゾクゾクしました。
前作「タナトスの双子1912」の続編。
1912は舞台がBLとしては超レアなロシア革命期という激動の時代を舞台にしている割には、なんかスケール感のうっす~いストーリーラインだったんですが。
それはこちらのほうでも基本的には同じ、
しかしながら、前作よりもドラマティックさは倍増。
ドラマとしては悪くないんですよ決して。
ことにヴィクトール役の森川帝王、さすが!
しかし、いかんせんストーリー展開が…(汗)
正直言って、双子のユーリとミハイル、わけわからなすぎる。
愛憎ってことなんでしょうが、そこまで確執しながら、
あっさり
それぞれの彼氏にいっちゃうって…おいおいなんなんだその立ち直りの早さは!
「愛してる」をバラまきすぎるのもなんとなくやだ。
とはいえ、聞きどころはありますよ。
ヴィクトールと逃亡を企てるスリリングさ
あー、なんか結局、このドラマってマックスとヴィクトールの存在が最大の見せ場で
双子の確執のほうが添え物!?なんというフェイント。
結局、聞き手としても、マックスやヴィクトールに共鳴するところはあっても
ユーリとミハイルに共感はしにくいのではないかと。
エンドにそれが集約されております。
なんかエンドが木原音瀬作品によくありがちーな気がするんですが?
結局、なんだったんだろ…これ。
双子にする必然性って何ーーーーー!!!???
ロシア革命期にする必然性って何ーーーーーー!????
三角関係と下剋上のすえに愛にたどりつくヴィクトールとユーリを軸にすればよろしかったのでは???
盛大に広げた大風呂敷が私小説くさくまとまっていくのが和泉先生の面白さではあるのでしょう。
雰囲気的にはハマれる要素はいくつもあるのに、展開とディテールでことごとく終始、乗り遅れましたwww あぁ残念…。ネタ的にはいいのになぁ。
原作未読の私としてはですね、CDを聴き終わっても、
「???」って思うところが多かった。
お話としては、記憶を戻すのが早すぎるかな。嬉しいけども。
全作には感じた、緊迫感がなくなってしまいましたね。
記憶がないからこそ、このお話の、
先行きや結末に興味があったんですけどね (ノ><)ノ
早く戻したことで、道が、かなり制限されている気がしました。
ラストは、胸に来るものはあるけど、
細かいことが正直よく解らない。
それと、ミハイルとアンドレイのキスするタイミングは不自然。
このカプの絡みや、やりとりを聴いてて思ったのは、
セリフの問題なのか、キャストの問題なのかは解らないけど
別モノになってると感じてしまうところがありました。
1912の時には感じなかったんですけどね。
CDだけでは予想より、理解できなかったので
的外れ連発レビューになってるかもしれない。
原作は入手済みなので、ぼちぼち読もうと思います。
とか言いつつ、かなり積読状態になっています(笑)
フリートーク、すごく面白かったです。笑えました。