「哀しくて、愛しい」特典　書き下ろしショートストーリー

ちゃんと思いが届けばいいのに

本編後、一緒に暮らし始めた後、二人で眠るベッドの上のお話。

和也サイドです。

夢にうなされる和美に起こされてしまった和也。
どうやら和美の見ている夢の中では、自分が和美を置いて出ていこうとしているらしいのに気付きます。
和也は和美を愛していて、もう自分で和美から離れる気はないのに、和美にはその思いがいつまでたっても伝わらなくて、自分のことを信じてもらえないようで、それを哀しいと思い、そして同時に、そんな風に不安がる和美を、愛しいとも思い、、、。

短い中にも、人と人が分かり合うことの難しさと、だからこそ愛してるって気持ちを大事にしたいって事が伝わるお話でした。

このお話、コミコミの特典で和美サイドもあります。