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表題作神珠恋伝 ~貴公子と海賊~

義久・船頭
斯波雅直・将軍の弟

あらすじ

揃えば願いが叶うという三種の神珠。美貌と才能に恵まれてるが故に、今将軍の兄に疎まれた雅直はそれを求め旅立つが、途中出くわした黒ずくめの海賊・義久も同じものを狙っていた。譲れない願いを持つ二人。秘宝を手に入れるのは……!?
(出版社より)

作品情報

作品名
神珠恋伝 ~貴公子と海賊~
著者
橘かおる 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592876557
2.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ツンとデレの落差。

 病に伏した甥のために、雅直は三つ揃えれば一つだけなんでも願いが叶うという伝説の秘宝を探す旅に出た。
 雅直は、その旅の途中に、とんでもなく不遜で失礼な海賊男・義久に出会う。
 義久は、「男なのはわかっているんだがな。惚れたかも」と雅直を口説いてくる。
 時折、真剣な目で見つめらるかと思うと、薄っぺらな言葉で口説いたり……そんな義久の言葉を雅直は受け入れられずにいるが……

 というような話。
 雅直は、良家の子息で、プライドも高くて頭もいい。
 そんな簡単に、義久の言葉に流されたりもしないし、生半可な覚悟で男に身を任せたりもしない。
 とてもかっこいい男だったんですが……

 すべてがそれなりに解決して、最後にめでたく二人も結ばれるんですが、それから先の雅直のデレ具合がひどい。(いい意味でも悪い意味でも)
 あー……あんなにツンツンしてたのに……とちょっと残念になってしまうぐらい。
 いやまぁ、BLの基本は、ラブラブ! だとも思っているので、それはそれでいいんですけど。
 なんていうか、プライドあってそう簡単に押し倒されたりしない雰囲気が好きだったりするだけ、ちょっともったいないなー……と思ったりもしました。
 後、もう一つはどっちも攻めっぽいので、どちからは受けっぽい方が好きな方には向かないかもしれません。
 まぁ、もともと、どっちも攻めだったので仕方がないと思いますが。

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