• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作うちの王子いりませんか

酒屋の息子 立花亮平・高校2年生
箱入り金持ち息子の高校2年生 岩崎悠

その他の収録作品

  • 番外編「王子が来ました」

あらすじ

箱入り息子の天然坊ちゃま・
岩崎悠(いわさきはるか)は
社会勉強のために公立高校へ転入!
そこで知り合ったのは、硬派で友情に厚い男・
立花亮平(たちばなりょうへい)。
「カッコイイ! 友達になりたい!!」
そう思っていたはずなのに、憧れる気持ちが
いつしか恋心に変わっていって…!?
ロイヤル王子の初心で甘い恋の行方は!?
(出版社より)

作品情報

作品名
うちの王子いりませんか
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199604737
3.9

(87)

(32)

萌々

(28)

(21)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
22
得点
338
評価数
87
平均
3.9 / 5
神率
36.8%

レビュー投稿数22

忘了呃

w

0

ピュアっ子、王子がかわいい!!

この作品大好きです!

王子(箱入り御曹司)の悠がピュアでめっちゃくちゃかわいい、

亮平と友達になりたいと初めて友達ができたと喜ぶ悠がかわいいし。
亮平への恋心を自覚して恋煩いしちゃうのもいい。

亮平も悠のことをかわいいと思い、なんやかんやと気にかけるのが萌え〜。

両片思いになるとこでまたきゅん。
王子が王子を迎えに行くとこが…きゅんきゅん萌え萌え〜〜ですよ!

優もめっちゃいい子!
文化祭後、雨後の筍の如くできたカップルたちに超ウザいと言うのもw
年頃の女子なのにこんなこと言う子、大好き!

父様母様執事が障害になるかと思いきや皆いい人でよかった。

描き下ろしの、亮平の弟妹たちもおもしろいし、2人がらぶらぶなのが微笑ましく、最高ですね。
あわよくば、その後の2人も見たいけど、それはないんだろうなぁ。ざんねん(泣)

1

さらっと読める

病弱なお坊ちゃまの受けが転校してきた高校の同級生が男前で、友達になってくれた、と言うところから始まります。
続き物じゃないからなのか、キャラの深堀がないというか、ぺらりんちょって感じです。
最初から最後まで男が男を好きになるということに双方でまったく躊躇や葛藤がないので、そう言ったことで悩む話が好きな人は物足りないと思います。
受けのお父さんは冒頭で「普通の高校に行って、一人で生活して、家を頼るな」と言ったにもかかわらず、あっさりと受けを家に呼び寄せます。
キャラもストーリーもゆるふわーって感じです。

0

可愛くて萌える

なんだこりゃー
可愛すぎた…

おぼっちゃまで世間知らず、だけど純粋で素直な遙と、硬派でカッコいい亮平を中心とした学園ストーリー。
とにかく、遥が可愛くて亮平が格好いい!という話です。

遥は育ちがよく、とても素直だから言葉使いもキレイで思ったことを素直に口にします。
亮平に対し、君と友達になれて嬉しいとか、君となら何をしても楽しい…とか。
あの顔で言われたら、そりゃキュンとするよ。

女友だちの優もとてもいい子で大好きでした。
遥の家も受け入れが早いし、亮平の家族もすっかり遥に懐いてる。
2人はこれからも安泰ね。
キスしかしない2人に、逆に萌えました!

2

木下けい子流ローマの休日

はたまた「星の王子、ニューヨークへ行く」でしょうか。

病弱で学校に行ったことのない御曹司が父に許しを得て転入したのは、ちょっとガラの悪い公立高校で…。
初めてのバス通学に初めての文化祭、初めての友達、そして初めての恋。

というお話です。こういう設定好きです。
身分を隠してどうこうと言うところより、お行儀よく育てられた御曹司と周囲のズレや御曹司がいちいち感じるカルチャーショックが可愛くてたまらないのです。
悠の可愛さと言ったら、もう抜群です。文字通り群を抜いてました。
頰を赤らめた様子が…、わたしも横でご尊顔を拝見させていただきたいというレベル。

周りもいい子ばっかりで、雄太はちょっと意地っ張りでずるいところもあるけれど、優は気さくで友達思いの優しい子だし、亮平も高校生ながら大変な家庭の事情はあるものの、大人びて冷めた見た目に反して人情派。商店街の子供たちで幼馴染という雰囲気がすごく似合ってます。

3人と念願の友達になって、たくさんの初めてに目を輝かせながら学校生活を満喫する悠。保健室の先生として潜入してきた高坂(たぶん悠のお世話係?)が過保護に邪魔したりするけれど、今まで知ることのなかった世界にいちいち感動している姿が可愛い。
本当に子犬のようなんです。小さなことで目をキラキラ、頬を赤らめてわくわく。「友達じゃねーよ」なんて心ないことを雄太に言われればひとりでこっそり涙を浮かべ、亮平の家のことを助けたいと余計な申し出をした自分に反省して落ち込んだり、くるくる変わる表情と感情を隠せない素直さ。亮平じゃなくても「かわいいな」と言って頭を撫でたくなってしまいます。

もう本当に何もかも愛おしい作品なのです。
悠についてはこんなに書いても語り尽くせませんが、亮平も悠のことがかわいくて仕方ないのが伝わってくるし、ふとした瞬間の悠を見つめる表情が優しくて素敵。亮平の気持ちにリンクした商店街のアナウンスも素敵。友達のためならエンヤコラな優も可愛い。雄太も、たぶんいいやつ。
悠の両親もおおらかで、あの親にしてこの子ありという感じ。ただあの主人にしてこの高坂あり、とも思いました。高坂のようなお目付役がいないと、どこまでものんびりほのぼのしてそうな家族でした。悪いひとがいないって素敵。

クスッと笑えて、きゅんきゅんして、優しい気持ちになれる作品でした。
何度でも読み返したくなります。

6

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP