大好きな人と『結婚』したのに!?

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表題作秘せし華の求婚

榛名彰宣,幼いころより決められている婚約者
久野咲良,18歳,上流階級の箱入りご子息

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

ずっと大好きだった彰宣と一緒に暮らすことになった咲良。嬉しさいっぱいで新居に向かうが、そこに彰宣はいなかった。豪華なお屋敷で使用人に傅かれて大事にされてはいても、することもなく寂しさが募るばかり。『花嫁修業』の成果を見せようと奮闘しても「家事などするな」と怒られて…。
 こんなに彰宣のことが大好きなのに、なんで相手にしてくれないの? すれちがうふたりの『新婚』生活の行く先は…!?

★第1回B-PRINCE文庫新人大賞 イラスト部門<イラスト大賞>受賞者デビュー★
(出版社より)

作品情報

作品名
秘せし華の求婚
著者
坂井朱生 
イラスト
壱也 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048703932
3.3

(9)

(1)

萌々

(3)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
28
評価数
9
平均
3.3 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数4

小学生だと思ったら

初めてこの小説と出会った時は「へえ~『20代×幼稚園or小学生』かな??」と思い、イラストが可愛かったので即レジへ。
帰ってさっそく読んでみると………、あれっ!?高校生?しかも卒業式が終わってる!!! とあまりにも受けの子が童顔すぎてビックリです。
簡単にストーリーを説明させてもらうと『20代×幼稚園or小学生』
ではなく『婚約者×ぼんぼん&18歳&童顔』というところです、
挿絵も当たり前ですが、ほんとに可愛いので、ぜひ手に取って下さい!!!

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可愛いイラスト

初めて壱也先生のイラストを目にして手にした作品です。
可愛らしいイラストでした。
この作品以降壱也先生の書かれる作品は手にしています。

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少しくらいは説明が欲しい・・・

設定について何の説明もなくいきなりストーリーが始まるので、読み始めはまったく意味不明で『???』でした。
これは、所謂『パラレル・ファンタジー』なんでしょうか。

結論から言えば、それほど悪くはないんです。坂井さんは、個人的にどうも合わないんですが(デビュー作からかなりの数読みましたが、好きなのはシリーズと単発ひとつずつくらいであとは全滅だった)、その中ではほんとにマシな方でした。

だからって、よくできた作品だとは思いません。
内容以前に、冒頭で言ったように説明が徹底的に足りないんです。独自の設定・世界で書く以上は、最低限読み手に対する説明は欲しいですね。

ストーリーは、高校卒業したばかりの18歳の男の子・さくら(受)が、期待に胸を膨らませて子どものころからの婚約者・彰宣(攻)のもとにお嫁に来たところ、相手にはまったく歓迎されていなかったのがわかってしまって・・・

そこからくる切ないすれ違い・・・というよりは、さくらがひとりでぐるぐるして思い込みで行動して、って感じでしたね。

ラブストーリーとしては正直物足りないです。彰宣の心情がよくわからなかった。
さくらもちょっといろいろ幼すぎかな?ただ、それでも表紙イラストほどじゃなかった。←ホントの子ども(小学生って言われても信じる)かと思っちゃったよ・・・

それに、脇キャラクターに無駄に力注ぎすぎな感じがしたんですよね。私は、スピンオフ狙いなのかそうでないのかはともかくとして、脇が出しゃばり過ぎるのが苦手なんです。
メイン関係の書き込みが十分ならまだしも、これ違うでしょう。脇に行く余裕あるんならメインの方もっと書いてよ!と言いたくなりました。

う~ん、ここまで書いて来て『私、これのどこがよかったんだろう?』と考えてしまいました。
イヤ、別にすごく好き・お気に入りってわけじゃないんだけど、少なくとも読後感はそこまで悪くなかったんですよ。『坂井さんだから』と限りなくハードル下げて読んだのもあるでしょうが。

たぶん、さくらがあまりにも(アホだとも言えるけど)幼くて可愛かったからでしょう。
表紙イラストそのままの可愛くてピュア~な乙女ちゃんでした。

そういえば、イラストの壱也さんはこちらが受賞後のデビュー作だったそうですが、この方の絵柄は好きです。なんというか『可愛さ』の系統が好みなんですよね。

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年の差


あらすじを読んだ時には、家事をしようとするさくらに彰宣が怒る理由は

可愛いさくらに怪我をさせたくない

とかいう理由かなあと想像していて溺愛過保護攻めかと期待してたんですが。

まさかの彰宣は結婚を義務と考えていたというパターンで…
無邪気に結婚と彰宣に憧れてわくわくしてるさくらとの温度差がすごかったですVbLO

それはそれで、最初から攻めが受けを好きなパターンよりも徐々に好きになっていくパターンが好きな私としては楽しめるかなという感じだったのですが

何か思ったよりさくらが彰宣に邪険にされて可哀想なシーンもなく(そういうのがあった方が後々好きになった時に後悔にかられて甘やかす攻めが見られていいんですڂn[g)

さくらの周りの味方であるはずの義父や弟も浮世離れしたさくらの考え方には呆れてるみたいで匿ってはくれるけど…という感じ。

とにかく終始さくらが空回りしてる感の否めない展開で、主人公の空回りが嫌いな私としてはうーん...って感じでしたn[g2

彰宣が敬語なのも、敬語攻めが余り萌えない私にはマイナスでしたね΂

主従で真に主を敬いながらも込み上げる欲に勝てず…とかなら下克上的な感じで敬語もいいんですけど

別に尊敬してるわけでもないけど世間的な立場から弁えて興味もないガキに敬語を使ってるっていうスタンスがイヤなんです܂ۂ

彰宣があんなに興味もなかったさくらを1度抱いて好きになったところも謎(?д?)

それこそ「よっぽど具合がヨかったんだろうなあ」としか思えないですけどBL的にそんな理由はNGですよねw

昔のセフレを傍に置いてるのも、それに罪悪感を抱いてないのもこっちは納得いかんȂ!!

とりあえず花嫁設定は好きなんですけどそこから生まれるはずの萌えをいかしきれていなかった気がします....

2

Rこぴん

返事がめちゃくちゃ遅くなってごめんなさい…!
もう購入されたんでしょうか?
ネタバレですけど、よろしければお読みください\(^o^)/




確か、もちろんさくらと結ばれるのでセフレという関係ではなくなりますが友達(?)という感じで最後までセフレは登場してたと思います。
私としては体の関係があった男が側にいるの許すなんて、関係がきれていたとしても無神経すぎると腹がたちました!
さくらの気持ちを考えてないですよね…

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