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う~ん、昔の崎谷さんだなあ、というのがよくわかる作品でした。何かとシンプルで、でもそういうのも悪くはないんです。なんか懐かしい。←初期の崎谷さん作品の雰囲気は結構好きなので。
かなり執着し合っている幼馴染CPですね。
でも、キャラクターが若いからか崎谷さんが若いからか(?)、その執着が『可愛い・微笑ましい』で済んでいて『病んでる執着』がすごく苦手な私にはちょうどよかったです。
イヤ、ある意味完全に『病んでる』んですが、そもそも双方向だし私の苦手とは系統というか質が違うので問題ありません。
ただ、とにかく甘くて可愛くて初々しい分、物足りないという方もいるでしょうね。
光樹(受)が芸能人だけどお仕事描写も最小限って感じですが、それはいいんです。『お仕事もの』好きじゃないので。
空慈(攻)のスーパー振り(家事能力も包容力も)も、最初のうちはちょっと高校生でこれはどうなんだとは思いましたが、そんなのもうどうでもよくなっちゃったよ。もう2人ともあまりにも可愛くて。
それに、私はもともと所謂『オカン攻』や『攻が受を餌付け』は特に好みでもないんですが(苦手・キライとまでは言いません)、同じく気になりませんでした(可愛くて)。
同じ高校生同士でも、今の崎谷さんならまったく違ったタイプになるでしょうね。キャラクターもですが仕事もガッツリでね。たぶん脇ももっと・・・
まあ、表題作(それこそ『昔』の雑誌掲載作)はともかく、書下ろしの3年後・10年後は今風も入ってたと思いますが。
10年後の『爪先キャンディ』の冒頭は、正直『いったい何事!?』と思ったよ。崎谷さんがこれ書くのか?と。←ネタバレなので書けませんが、とりあえず『ネタ』です。ただ、何度読んでも(つまり『ネタ』だとわかってても)毎回気分悪いんです。私は心底こういうのがダメなんだな~と実感します。
でも、私はこの『あまらぶ特化』とでもいうようなある意味単純なラブストーリーも面白かったし好きなんです。
ちなみに、今のいろいろクドい崎谷さんも好きですよ、念のため。
崎谷さんの『読み応えありすぎる』作品を読んで疲れたらこれ読むといいよ、という感じでしょうか(イヤ、続けて崎谷さんを読むのならという前提では)。
深みはないかもしれないけど、あっさりライトで読みやすくてあまあまを堪能できます。
繰り返しますが、私はこれはこれでよかったと思っています。こういうただひたすらに甘くて可愛い、何も考えずに読めるストーリーも好きなんですよね。
お互いに執着している、ある意味ではすんごく病んでるカップル。
その執着っぷりがかわいく見えてしまうのは、なぜだろう…。笑
ドロドロしてないので、執着は好きじゃない!という方でも読めると思います。
しっかしくーちゃんよ。
キミはそんな幼い頃から光樹をそんな目で見ていたのかw
すげーよ、尊敬だよ。よくそんなに我慢出来たね。
完全なるオカン。笑
光樹がくーちゃんの服勝手に着てるとこがもうたまらなくかわいいです。
くーちゃんにだけ、ってことが光樹のアピール方法だったのが、いじらしいですね。
裏表紙の作品概要にさ、『平凡な高校生・梶尾空滋』ってあんだけどさ。
全っ然平凡ちゃうやん。と突っ込んだのはわたしだけでしょうか…。
あ、くーちゃんの関西弁、違和感があんまりなくて好ましかったです。
これも一応、幼馴染みすれ違いものの範疇、かな?
すれ違うも何も、甘やかし放題の餌付け攻め君と、幼児帰りプレイ襲い受けちゃんが、子供の頃からあまりにもべったりしすぎていたために、いったい何をきっかけに、ほんとにセックスする仲にステップアップするか?
ザックリ言っちゃうとそれだけの話。
でも、分かちがたい番の二人が、強く結合し合って、未来永劫離れないまま生きていく。
強い愛は、強い依存と同じものかも知れないけれど、固く閉じた二人の世界は、ツルンと丸くて、甘ーいドロップ。
とりあえず、甘いもの口に放り込んで、
顔を上げて、行きまっしょい。
崎谷先生の痛っプル\(^o^)/
最近、シリアス系ばかり読んですり減っていた萌えゲージが復活しました!!
本編では最初はすれ違い気味の二人ですが、周囲にとっては紛れもなくバカップル!!
なんだかスレ違っていて、シリアスっぽい雰囲気出しているけど、どぉ考えても両想いだから……と、安心して(むしろ遠い目で)読めます( ̄ー ̄)
本書もそんな感じです。
痛っプル……萌えました(〃∀〃)
性格的にダメなのは光樹(受け)の方ですが、空慈(攻め)も相当ダメ男です。
光樹が死んだら殉死しそうな勢いでしたよwww
そして、脇役の皆様……いい人たちだ!!
特にマネジャーの花岡女史はいい人ですよ><
本書はあからさまな"悪役"は居らず、いい人たちと、ひたすらグルグルする痛っプルのみで構成されているので、崎谷作品にしてはソフトな口当たり。まさにドロップという甘さでした(>∀<)
ところで、あとがきによりますと、本書に出てきたいい人の一人、晴久は他社作品の脇役だそうですが……全然分からないです(TДT)
芸能関係だからインビジュアルリスクとかでしょうか??
分かった方教えてください!!
本編はあまりいつもの崎谷先生らしくないなあ、と思いながら読み進めたら昔の作品だったそうで、先生の作家としての成長も感じられる作品でした。しかしキャラの作り方が上手なのは昔からで改めて好きになりました。光樹が可愛くてたまりません。餌付け系攻めのお話は大好きなので嬉しかったです。書き下ろし二本は流石の最近の崎谷先生。成長したくーちゃんが立派なナイトになっていて素敵でした。幼さから大人になる成長を描けるのは流石崎谷先生。