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表題作バック・トゥ・バック

我妻峻也 俳優のタマゴ 23歳
柿本諒介 広告代理店営業 27歳

あらすじ

大手広告代理店に勤務する柿本諒介は、結婚式当日に、花嫁に逃げられてしまい、失意の日々を送っていた。
新居となるはずのマンションで、ひとり侘しく暮らしていたところ、ある日突然、見知らぬ若い男が転がり込んできた。
元婚約者の弟で、俳優のタマゴだと名乗るその男・我妻峻也を、とりあえず追い返そうとはしたものの、なし崩し的に同居に持ちこまれてしまう。
戸惑うばかりの諒介であったが、しだいに峻也に魅力を感じはじめて。

作品情報

作品名
バック・トゥ・バック
著者
神谷凪 
イラスト
やまかみ梨由 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルス
発売日
ISBN
9784883023981
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

榊花月(神谷凪)さんらしいアダルトなお話でした

これまた好みの別れそうなストーリーかつ攻めの性格だなァと思いながら読みました。
攻めが他の男とエッチしちゃうので(しかもそれを受けが目撃する)、要注意です。
ついでに、なかなかいい感じで「デレ」てくれない。榊さんの作品比でいうと、攻めの俺様度はたいしたことないんですが、もどかしいほどに「デレ」てくれないのだ。スカッとしない。で、私はそこが好きでしたw

主人公は、結婚式当日に花嫁に逃げられたリーマン(受け)です。
彼の新居に、花嫁の弟(受け)が転がり込んできて、強引に同居生活を始める。
反発していた主人公も、だんだんこの強引な攻めのことを好きになってしまう。

逃げた花嫁が最後の最後まで登場しなかったのは意外でしたが、そのおかげで下手なベタベタ展開にならなくて済んだ気がしました。
悪役が決定してる当て馬の女って、あんまり好きじゃないもんでwイヤミな性格だとイラつくし、逆に「実は寂しがり屋」な登場のさせ方だとモニョモニョしてしまうし。

面白かったです。

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嫁に逃げられた受さんかわいそうです笑

結婚式当日に嫁に逃げられる受。そのあまりにも広い3LDKの新居に突然、家なしの嫁(仮)の弟がやってきて、なし崩し的に同居が始まります。
その後ずっと、二人の仲は色っぽい様子もなく進んでいきます。大丈夫か?ページ数足りるのか?と不安に駆られる頃、やっと受に恋心らしきものが芽生え始め、もうだめだ間に合わないどう考えてもページが足りない、と絶望する頃、事態は急展開しふたりは結ばれます。もっと丁寧に見せてほしい私としては物足りない作品でした。

もちろん結婚式当日に嫁に逃げられたことで、披露宴に招待していた仕事関係者たちに顔を合わせるのが嫌で嫌でたまらない受がかわいかったり、貞操観念ゆるゆるの攻の彼氏(?)がアホで憎めなかったりと、それなりに読みどころはあります。
けど物語の最初で消えた嫁が二度と出てこないままお話が終わってしまい、それでいいのかーっ!とツッコミを入れたくなるので、評価は中立です。

ところで神谷凪先生=榊花月先生だったんですね。知らなかったので地味にショックを受けました。

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