ボタンを押すと即立ち読みできます!
受け様の教師としての姿勢が好きでした。
受け様は真面目で不器用に誠実な高校教師の花宮。
攻め様は同僚で細菌バカの新任教師、鐘崎。
研究者としては凄くても、もさもさの髪に無精髭、人を寄せ付けない対応ぶり、教師としても熱意のない鐘崎に、指導員として、ウザがられても話しかける花宮。
同僚としても、生徒に対する熱意も素晴らしい。
たとえ、ゲイである自分自身の自信のなさからだとしても、こうあろう、と努力する姿は賞賛もの(⑉>ᴗ<ノノ゙。
花宮が愚痴を吐き出すのは、友人が務めるゲイバー。
そこで、イケメンの本田に誘われても、お断りしていたのに、弱っている時に誘われてホテルへ。
まぁ、読者にはこの本田が実は…というのは想像がつきますね。
見た目はともかく、声で気付かない!?と思わないではないですけど(^_^;)
やっとのこと、恋人同士としてコトに及ぶ時に、細菌バカの鐘崎が「恋愛菌を感染」とか言い出した時は苦笑でした(;・∀・)
浮かれてんなぁ(≧▽≦)
偏屈な生物オタク、が実は?という設定。高校の先生同士です。
ゲイであることを隠している教師、花宮。生徒にはちょっとなめられている。そんな花宮のところにやってきた新任教師、鐘崎。生物研究者で、整った設備目当てで赴任したという噂。しかし本人は教師という仕事に対しては全くやる気がないようで、見た目は不潔っぽく、会話も全く成立しない。
そんな変人の指導教師になってしまい、なんとか距離を縮めようとするが。。
相手にされなくても、実験室に押しかけて何かと会話しようとする花宮。
鐘崎は、取り合わないようでいて、花宮に横恋慕する生徒の悪巧みからそれとなく花宮を守ったり、変化が現れてきます。
ここでキーになるのが、花宮がオフで気分転換に行く友人のゲイバー。そこに現れるイケメンの本田さん。適当に遊んでいるようでいて、何故か花宮に興味を示してくる。。
結局、髪ボサボサのオタクの変身物語ではなく、クローゼットゲイだった花宮が蝶になる話かもしれません。
1冊丸ごと表題作です。
おそらく平均より少し多いページ数ですが、飽きることなく読みました。
主な登場キャラクターは、花宮、鐘崎、本田、呉、日野です。
花宮(受け)は、夜遊びをする日野をなんとかしようと奮闘する真面目な高校教師です。同僚である鐘崎(攻め)が好きなのですが、ノンケに叶わない恋をしてばかりの自分が嫌で、告白できません。鐘崎に近づくなと言われてショックを受けた花宮は、友人の呉のバーで知り合った本田の誘いに乗ってしまい…という内容です。
この作品は、もっさい髪型メガネの「鐘崎」と、色気ある男前の「本田」が同一人物であると毎日顔を合わせている花宮が気がつかないことがポイントなので、それが嘘くさいと感じて受け入れられないと楽しめません。私は特に違和感は感じませんでした。惹かれている過程も自然でした。
花宮の目線なのですが、鐘崎が日野への嫉妬や、花宮への愛しさという感情が読者には透けて見えて、じれったくもニヤニヤしてしまいました。
鐘崎は好きな人に裏切られた過去から、恋愛に臆病になっており、恋愛をする勇気が無い花宮とあわせて臆病な主役二人ですが、じめじめ考え込んで鬱陶しいようなことはなかったです。
花宮の友人・呉が好人物で気に入ったので、フラれっぱなしらしい彼にも幸せになって欲しいと思いました。日野でもいいよ!
ラストの両思いエッチで恋愛菌を感染うんたらと鐘崎が述べ始め、花宮が引かずに喜ぶのですが、序盤部分のピロリ菌に目を輝かせる場面はあるものの、中盤がシリアスっぽい展開だったので、唐突間がありました。確かに途中で鐘崎はちょいちょい菌の話を出しますが、もうちょっとインパクトのある会話が欲しかったところです。鐘崎がもっと研究バカで菌変態っぽかったら、なおさら自信が持てずに臆病になった理由にもなりますし、花宮の良さがアピールできたんじゃないかと思いました。
二人は教師で日野を更正させようともしますが、恋愛の過程がメインのストーリーです。じれったい大人二人の恋模様をゆっくり楽しみたい方にお勧めの、読後は甘い印象の作品でした。
最近今まで読んだことがない作家さんに挑戦期間!ということで李丘さん
メガネをとれば…というまあよくある展開設定だったのでどうかな??
…うまい!!やっぱり作家さんに力があるとよくある展開があきない作品になるんですね♪
キャラが好きになっちゃったよぉ\(^o^)/
攻めが学校ではかっこ良すぎて顔をメガネとボサ頭で隠して雰囲気も暗めなんですが夜はメガネを外して受けが行きつけのバーでさらっと誘っちゃうくらいカッコイイ
受けは今までノンケに恋をしてつらいめにばかりあっているからと恋はしないっと教師をひたむきに頑張っている一途な男
二人とも心に傷があるからこそ臆病になってしまってすれ違いが起きるんですけどイライラすることもなく片頬がにやっとしてしまう
受けにアプローチをしかけてる生徒がいるんですがこの子腹黒です!
えげつない部類だよ!!
受けを街で襲わせたのあなただよね(;一_一)誰も気づかず終わってるから怖くなったわ
えっちは雰囲気もエロくていい感じだったけど最後の「恋愛菌を感染させる」の攻めの言葉にぶはっと吹いちゃったよ笑(いきなり作風変わった感じ笑)
受けがそのあと可愛く返してて攻め共々メロメロになってしまいました
読み終わってからじわじわと侵略してくる本です
李丘さんは2冊目です。
前回読んだコンシェルジュが凄い面白かったので作家買いです!
とっても面白かったです!
受けがゲイということでうじうじするキャラなんですが、普段の教師での真っ直ぐさとのギャップ、それに対してお腹見せて撫でるという表現など、キャラも台詞回しも良かったです!
攻めのもさおと本田さんに関してはすぐ同一人物だとわかるけど、だからこそ攻めが振り回されてる感や徐々にもさおが本田化していく様、Hの時の2人が混ざった余裕がないのに萌えました!!
もー本当に面白くて、時間がなくてなかなか読み進められなかったんだけど、続きが早く読みたくてうずうずしてました!Hシーンでテンション(≧∇≦)と思ったら…
恋愛菌…
いやぁ、はまってた分ひいちゃいました…(笑)
ここでそれ?そこまで菌絡めてくる??え?そのための菌設定???受け普通に反応してるけどいいのぉぉ⁉︎
好みの問題だけど、私はダメでした〜。
凄い好みの作品で期待値も高かった分、余計冷めちゃいました〜。レビューでそのことに触れてる方がいて、それ読んでおけば、あらかじめわかってれば、ここまでひかなかったかも?です。
でも、これがなけれ神評価!ってくらい大好きな作品です!