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表題作然るオトコの口福

料理評論家 古閑瑛徳
レストランの店主でシェフ 亨一

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

著名な料理評論家・瑛徳にはある秘密があった。それは、味覚障害であるということ…。データ型の批評をすることでなんとか仕事をしていたが、私生活に至っては壊滅的。ある日、空腹で倒れた瑛徳は、小さなレストランの店主・亨一と出会い、好意で料理を食べることに。「食べる所作がキレイだ」と、笑顔でいう亨一に見惚れ心が震えた瞬間、瑛徳の味覚が突然戻ってきて…!?

(出版社より)

作品情報

作品名
然るオトコの口福
著者
隆巳ジロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861345166
3.3

(20)

(2)

萌々

(4)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
64
評価数
20
平均
3.3 / 5
神率
10%

レビュー投稿数9

口福は幸福

期待値以上に面白かったです!
味覚障害の料理評論家×レストランシェフ

厳しい父の教育のストレスから味覚障害に陥った評論家の瑛徳は、小さなレストランシェフの亨一が作る料理によって味覚を取り戻していきます。
男らしく面倒見のいい亨一に惹かれていく瑛徳と、
スマートな瑛特に絆されていく亨一……
二人はいつしか恋人同士になりますが、
瑛徳の父に2人の仲を知られてしまいーー…!

惹かれ合う過程がちょっと雑だったと思い、
そこだけが残念な作品です。
トラウマの元凶である瑛徳の父は憎めない男で、
何気に亨一の事も気に入ってますよね^^

顔は瑛徳がイケメンかもしれませんが、
心は亨一の方が男前でしたね!
とてもかっこいい受けでした。

Hの時は可愛くなっちゃう亨一に萌えますが、
描写があっさりなのでちょっと残念だったかなー

0

街の人情派コックさんはちっちゃいスパダリ

「相手がオレのどこにホレてるかなんて関係ねーよ。
ホレられて嬉しくて愛しく感じりゃ立派な恋愛だろ」

何ですか、この男前発言は!!
この作品の受け様、男前ランキング圧倒的1位ですよ!

有名料理評論家の父から受けた厳しすぎる躾とプレッシャーで味覚障害になってしまった若きイケメン料理評論家・古閑と、街のレストランの人情派コック・亨一の話です。
トラウマの描き方も自然で、長い間患ってきたことで諦めてしまっている古閑の態度もひたすら反抗期のような態度を取るパターンより納得いきました。
亨一の料理で味覚障害が治るというミラクルも「味で」というより「褒められる」ことがトリガーになっていたので、運命とか魔法みたいな説明のつかないものではなく「亨一の人柄に惚れた」という説得力がありました。

父親との確執や職業柄致命的な障害という設定自体は、BLに限らず似たような作品は多々ありますが、どれも大体「説明がつかない運命的な出会い」に頼ってしまっていて、ベースになるメインCPの絆が弱く見えるものが多い気がしていたのですが、この作品ではそこがすんなり入ってきたので一歩抜きん出た印象でした。
そしてデレ好きのわたしには、亨一がツンデレじゃないことがこの上なく嬉しかったです。
やんちゃ、口が悪い、と来たらツンデレが続くというくらいツンデレ率の高いキャラ設定にも関わらずすごくまっすぐ、そして素直にデレる。最高。
一本筋の通った男前な性格もカッコよくて、小さいし可愛い顔なのに亨一の台詞で何度ときめいたか分かりません。

欲を言えば、もう少し読みたかったです。
攻め受け共に理想的なスパダリ風で特に大きな波風もなく、お互いに惚れて惚れ直してさらに惚れてだけで終了してしまったので、この段階では「終わり」と言うより読者がキャラに惚れる下地作りという感じがしてしまって、この先カップルがいろいろな困難を乗り越えたり、喜びを分かち合うところが見てみたかった…。

1

攻め受けダブルのギャップ萌え

イケメンだけど中身ヘタレ×可愛いけど中身男前
攻めが敬語で、受けをさん呼びしてる、分かりやすくベタなカップリング。
好きです(^.^)

料理評論家の父親の厳しい食の教育により味覚障害になってしまった〔瑛徳〕が、庶民的なレストランのシェフ〔享一〕と出会って味覚を取り戻すお話。
おいしいごはんが幸せのアイコンになっている漫画は良いもんだ♪
瑛徳が享一のごはんを「美味しい」と感じている姿に癒されます(*^^*)
そつのないストーリー展開で、原因の父親との和解までちゃんと描かれているので、最後まで気分良く読めました。
享一の男前な性格に惚れ惚れ。
欲を言えば、甘々のエッチシーンも悪くはないけど、すぐエッチにもつれ込んでしまうので、もうちょっと食事シーンを描いて欲しかったな~

オマケのペーパー(電子版は巻末に付いてる)読むと、お父さんと秘書の関係がまたこれ、私の好きな下克上臭ぷんぷんなんですが、スピンオフないのかな?

1

甘ったるいのが好きなら

甘いです。ずっと二人がいちゃいちゃしてます。
主人公の瑛徳は小さいときの父親からの厳しい躾によって味覚障害になり、食事を楽しめない。でも、データとか鼻とかは鍛えられただけあって確かなので料理評論家になって街のレストランでシェフをやっている享一と出会う。
享一は、瑛徳のたまに見せるあまーい笑顔と食べるときの所作が綺麗で好きになり、瑛徳は食べ方を誉められて好きになる。二人がくっつくのはかなり早いし、よくある三角関係や嫉妬、やきもちなんかのハラハラする展開もなく恋人同士の二人が日毎に深く好きになっていくという終始ニヤニヤが止まらない作品。

1

タイトルが素敵

料理評論家でありながら味覚障害持ちの攻め×料理人の受け。

恋人同士になるまでの葛藤も無く、展開が駆け足気味で物足りなく感じたけれど、
くっついた後のあまあま具合はたっぷり堪能できました。
親子の確執、そして同性に対しての葛藤……二つの問題を同時に描くと
重くなってしまうかもしれないし、このぐらいのほうがバランスが良いのだろうか、とも思ったり。
ううーん、でも、あっさりと体の関係になったのは、やっぱり少し引っ掛かるなぁ。

最後のほうに出てくる、スーツ姿に眼鏡をかけた享一さんが可愛くて好き。

1

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