見た目に反して何が悪い!強面イラストレーター×幼稚園教諭の近隣LOVE

  • 紙書籍【PR】

表題作見た目は野獣

津末誠司,33歳,絵本作家
桐谷要,24歳,私立幼稚園の教諭

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

幼稚園教諭の桐谷要(きりやかなめ)のマンションに泥棒が現れた!! 要が見つけた犯人らしき人物は見るからにヤクザ風味の厳つい男。一見凶悪犯罪者に見えた相手は、実は同じマンションの階下に住む、子どもに人気の絵本作家だった! 見た目に反して優しく温和な津末(つすえ)。そんな津末に惹かれていく要。家事が苦手な津末の家に通いつつ、二人の仲はどんどん深まっていくけれど……?

(出版社より)

作品情報

作品名
見た目は野獣
著者
榊花月 
イラスト
和鐵屋匠 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199006463
2

(3)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
4
評価数
3
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

見た目と本質は違うんです

タイトルの野獣はオーバーなんじゃと思ったんですが
内容はかなり堅実な設定で面白かったですよ。
見た目は凶悪犯かと思う程の厳つい顔のイラストレーターで
それも子供に大人気の絵本キャラのクマさんを書いてる攻め様
そして受け様は若手の幼稚園の先生、隣室に入った空き巣を
捕まえようと階下にベランダから降りた犯人を追跡し階下の部屋で
極悪人顔の男と遭遇、その足元には階下の住人と思われる人物が?
しかし・・・それはまさしく逆で極悪人顔が家主・・・
見た目で人を判断しないように子供たちに言っている受け様は
自己嫌悪と申し訳なさで手土産持参でお詫びに。
そこで顔に似合わない可愛いキャラ部屋に内心驚くが、さらに人気の
絵本作家だと知り再びびっくりする受け様。
そこから階下の住人と交流を持つようになっていきます。
内容は受け様の受け持ちのクラスの女の子の様子に違和感を・・・
特に身体的な虐待を受けている訳でもないのに何故か気になる
問題のある家庭と子供、どこまで他人が介入できるかみたいな
結構考えさせられる内容です。
そして受け様のクラスの副担任、かなりいいキャラです。
昔はコギャルだったんだろうが分かる容姿で園長の娘なんです。
こちらも見た目とは違う事が後半分かるんですよね。
大人ゆえの本音と建て前や子供は親を選べないみたいな
シリアスになりがちな話に個性的なキャラが加わりテンポの良い
読み応えのある作品でした。

2

気持ちが見えない

タイトル買いをした作品です

外見とは異なる内面とかは、わりと好きです。

作品は幼稚園教諭をしている桐谷と
外見コワモテだが、仕事は子供むけの絵本作家、津末との
恋の話。

マンションが一緒。ある日そのマンションで空き巣が入り
桐谷は空き巣被害を受けた住人から犯人がベランダから逃げたと聞き、5階であるのに、自分も犯人と同じように
ベランダから下へ行き
犯人をすでに取り押さえていた
津末を犯人だと思い込むことから
二人の接点関係が生まれます

かなり荒い出会い方ではあり
桐谷の初動は自己判断すぎやしないかと
イライラしてしまいまして

桐谷が終始好きになれずに終わりました

津末は暖かく、人情味があり
魅力的だったのですが
好きな感情の揺れは全く感じなかった

二人の温度はわからないまま
結ばれてました

恋愛よりも、やたら口が悪い若い子や
幼稚園の問題、そちらばかりが気になりました

二人が結ばれたからといって
何がかわるのかわかりません。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP