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表題作机の下の恋愛術

滝本宏輔・営業部から抜擢された怜の新秘書・25歳
吉岡怜・老舗の紳士服卸問屋の若社長・27歳

その他の収録作品

  • 机の下の求愛術
  • Don't smell me!!
  • 隣りの和風男
  • ただ君といた日々を
  • 机の下のウエディング計画
  • あとがき

あらすじ

商社社長の伶は、ゲイであることを押し隠し仕事に専念してきたが、密かに想いを寄せていた営業部の滝本が自分の秘書に抜擢され!?
(出版社より)

作品情報

作品名
机の下の恋愛術
著者
砂河深紅 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344824058
4

(9)

(1)

萌々

(7)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
36
評価数
9
平均
4 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数2

何だ!このかわいい社長は♪

大人の男を描かせたら砂河さん、というほどに好きな作家さんv
ちょっと肩幅広めにいかり肩のデフォはあるものの、かっしりした体格の描き方はとっても好みなんです。
今回は全体的にかわいいお話が多かった~♪(自分基準w)
主人公達が、恋を自覚して顔を真っ赤にしてるのがかわいくてかわいくて!
いっぱしの社会人が、っていうのが自分的萌えツボですなw

やっぱり表題の秘書×社長モノは絶品でした!
跡継ぎだからと厳しく育てられたせいかゲイになってしまった若社長。
秘書が胃潰瘍で入院した為に新しく抜擢されてきた秘書は、何と!社長が密かに恋焦がれている営業の滝本。
オロオロしては顔を真っ赤にする社長が可愛いのです!
でも、ちゃんと仕事もできて優秀な人ではあるみたいなのもいいですねv
狭いところが好きとデスクの下に入り込んで寝てしまうシーンがたびたびあるのですが、社長って家に帰ってないのかな?
滝本でなくても思わず心配してしまうんですがw
見えないところで努力をしている姿と、時々うろたえて顔を真っ赤にする姿と、そんな社長のギャップに滝本も自然と惹かれて行くんですが、さすが男らしい滝本です!
思いが通じあった後は、うまく誘えない社長と、一歩先に進みたいのに、逃げている社長がいて、何とか打破したい滝本の姿。
やっと仮眠室が使えたようですが・・・
こぼれ話的に、この恋愛にはひとえに、社長を小さい頃から見守り続けた秘書室長の細川の気配りがあったればこそ!(爆)
いや~いい仕事しましたよ♪

『Don't smell me』
其の人限定の匂いフェチの同級生に、気持ちわるい!と拒否した時から彼は音信不通になってしまった、その後4年ぶりの再会のお話。
再会したのも、お前は犬か!と突っ込みたくなる匂いで嗅ぎ分けた元同級生(爆)
要は、オレが好きか?オレの匂いが好きなのか?
フェチによくある究極の選択肢ですね♪

『隣りの和風男』都会に出てきた田舎出身音男が、田舎にあこがれる隣人と仲好くなるのですが、田舎出身がコンプレックスに感じてるような主人公は、相手が好きになったのに、相手の趣味が趣味だけに悩むというお話。
これも前作と同じにフェチの流れものかも?
この二人はエッチがないんですが、きっと和風男が受け・・・ですよね?

『ただ君といた日々を』幼馴染再会モノです。
これはですねー、ちょいドンデンですよ!!
この二人、高校3年の時にちょっとあったのです。
そして進学で別れて、片方が事情で実家に戻ってくる。
過去をなかったことにできないというお話なんですが、いやぁ、まさかそっちが気持ちを持っていたなんて!!

1か所だけがっくりきたひとコマが!
君といた日々のラストカットですー(涙)
モブや遠目やショック顔の時に目を入れない絵というのは、見受けるのですが、せっかくハッピーエンドのラストシーン、もう片方の恋人の顔を、そんなオバケにしてしまって!!
それが残念だったかなwww
でも、全体として短編集なのに、物足りなさもなくいい具合に展開されていて、そしてシリアスとコメディがいい具合に真面目に展開されていて、とっても好感持てる作品でした♪

4

はずれなし!

絵は文句無く綺麗ですし、どのお話も面白かったです!
『机の下の恋愛術』
このお話ははとにかく社長の伶がかわいいです!
普段は若手で実力もあり、仕事ができる社長なんですが、秘かに片思いしていた滝本の前ではすぐ本音が顔に出てしまったり、彼の言動で一喜一憂したりとそのギャップがたまらないです。
書き下ろしの四コマで、ずっと営業にいた滝本がなぜいきなり社長秘書に抜擢されたのかが分かるんですが、それがすごく面白かった!細川さんグッジョブです。
『 Don't smell me!! 』
これは一言で言うと変態攻めですね。受けの体臭が好きでたまらない攻め。
受けは「好きなのは匂いだけかよ」と思い、冷たい態度をとってしまい、すれ違いますが、最後には誤解も解けてハッピーエンドです。ただやっぱり変態は変態のままでした。笑
『隣りの和風男』
隣に住む和風をこよなく愛する男と、田舎出身の男の話。
方言萌えです。方言での告白いいですね。
『ただ君といた日々を』
幼馴染同士。過去に攻めに押し倒され、関係が壊れることを恐れて逃げた受けが再び地元に戻ってきて…。
これは他とは若干作風が違うような。とくに暗くはないけど明るくもないです。「え、そうだったの?」って感じの終わりかたでした。

2

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