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表題作愛さえあれば年下なんて

かっこよく成長したバスケ部員・高校1年生・榛名崇
バスケ部のアイドル的存在・高校2年生・桜井務

あらすじ

「俺、先輩のこと、抱きます。ここで」バスケ部のアイドル的存在でキャプテンの朝倉先輩にセクハラされる日々を送る務は、自分を追って入学してきた崇に情熱的に求められていた。かっこよく成長した崇と1度だけのキスのつもりがすべてを許してしまった務だが、心は受け入れられないまま。その想いを知ってか、崇がバスケ部をやめることをタテにさらに強引にせまってくる。「先輩……俺、先輩の中に入りたい」務はダメだと思いつつも、崇の熱い眼差しを拒みきれず…。性急に求められすぎて…そんな2人のパッション・ラヴ。

作品情報

作品名
愛さえあれば年下なんて
著者
水島忍 
イラスト
すがはら竜 
媒体
小説
出版社
ムービック
レーベル
GENKI NOVELS
発売日
ISBN
9784896015072
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

再会したバスケ部の後輩は??

 務が最初は、無心に慕ってる崇に対して、それが恋なのか、ただの好意なのか、わからず苦悩していて、それはとってもBLらしくて、BLの醍醐味で、すごーく、すごーく、よかったんですが。
 途中から、どんどん雲行きがおかしくなったような気がしました。

 個人的に、どちらかと言えば、悶々とした小説が好きなので、展開が早い! と、感じたような気がします。

 務は、最初の1回のキスを許した後、朝倉先輩に注意されたにも関わらず、あっさりと崇の家に言っちゃうし……。
 そこで、最後までいっちゃうんですが……。
 まぁ、話の本題はここからで、ここから先が苦悩するところなんですが。

 なんだかまるで、アレな行為が関わるときと、関わらないときの務がまるで別人のようです。
 あっさり、快感に流されちゃうと思えば、変なところで理性働かせて悩むし……。
 もしかしたら、本当の人間ってこんなもんなのかもしれないけど。
 個人的には、悩むなら、悩むで、もうちょっと快感に流されずにいてほしかった……。
 まぁ、それもこれも多分、務が崇のことを最初から憎からず思ってたせいだと信じてる!(※注 勝手な妄想です)

 割と務の振れ幅の大きい物語だったように思います。崇は最初から最後まで、何もかわってないんですが、務はちょっと性格変わってる……? と、思ってしまいました。
 でも、これも「愛の力」と言われてしまえばそうなんですけどね!

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