元ひきこもりvs隠れオタク

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表題作痛姫 ライバルは隠れオタク

美容師見習の恋人 百瀬晴海
同居の元ひきこもりオタク 木原敬太

その他の収録作品

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あらすじ

ひきこもりから人見知りオタクに昇格(?)した敬太。恋人の百瀬とHで甘々な同棲生活を送っていたが、偶然百瀬の高校時代の同級生・成沢に出くわす。隠れオタクの鳴沢は、自分の方が百瀬に見合うと迫り、劣等感で自信をなくす敬太だったが…? 描き下ろしも収録!

作品情報

作品名
痛姫 ライバルは隠れオタク
著者
七木桂 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
痛姫
発売日
ISBN
9784396783358
3.7

(39)

(7)

萌々

(21)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
146
評価数
39
平均
3.7 / 5
神率
17.9%

レビュー投稿数10

兄とお幸せに!(笑)

「痛姫」の続き。
今度は、攻めに横恋慕する当て馬登場。
かなり「世を拗ねる会」で、屈折しておりました。
敬太くんがいい子なので、更に可哀想。
BLだから仕方ないのですが、オタだっていじめられた過去があるから大変身して、何故女子にもてようと思わない!?(笑)
ハイスペックなのに、色々と残念な子でした。
兄とお幸せに!(笑)※嘘

続刊は、そこまで攻めにイラッとする事はなかったです。
このまま、仲良く過ごしてくだされ。
敬太くんは、漫画家になれたのかな??
いっそ、BL作家になってしまえばいいのに。

2

題名通りライバル出現!

前作では敬太(受け)が一歩踏み出し、自分の意思で始める生活でした!
百瀬(攻め)との同棲を始めてラブラブな二人。
偶然会った、ライバルとなる成沢との出会い。
敬太の中で百瀬を取られたくない!百瀬の存在が大きいことに気付かされてます!
嫉妬だったり不安だったり、ひきこもりだった敬太にはなかなか厳しかったのか、エッチの時は大胆に感じました^^

成沢も最後は百瀬が好きな敬太に「百瀬がすきなもの」ってだけで襲おうとしちゃってあて馬的にはイイ仕事っぷりでした(笑)

敬太のヲタ魂が健在でそのブレがないのが可愛いかったし、アニメキャラを愛してる、別格と言う敬太のそんなところを含めて好きな百瀬にも好感がもてました。

百瀬!敬太をよろしく頼むよ!ってな作品でした(誰目線かはそっとしておいてください(笑))

1

当て馬もオタクだったww

敬太の兄の同級生:百瀬晴海×元・ひきこもりオタク:木原敬太です。
ぶっちゃけ続編が出たことに驚きです∑d(゚∀゚d)

前作は、ちょっと展開が早いなーと思っていたので・・・。

今回の内容ですが、ひきこもりからコミュ障に昇格した敬太が
百瀬の同級生の成沢と恋愛沙汰でバトッたり・・・。
間違いなく百瀬も敬太も人間として成長していると思いますが、
ちょっと成沢がかわいそうでしたね(´・ェ・`)

どうか彼を救済してやってください・・・。

最後、敬太兄を食べようとしていましたが、あの後どうなったのか
だいぶ気になりますww

まぁ王道な話ですが、前回同様ですが、オタクの敬太が最後まで
揺るぎなくオタクだったのは、本当に好感度があがりますね。

1

痛姫って完結してなかったんだ!?

前作を追いかけてたので新刊を購入。

感想としては……

成沢くんちょっと不憫www

百瀬がかなりケータくんのこと好きなんだっつうのは
分かったんですけれども
ちょっと成沢くんが不憫すぎやしませんか?って。
ケータくんに意地悪して、性格わるそうなイメージがついて
さらに、百瀬に決定的に振られてしまって……

ケータくんはもう少し優しい子なのかな?と
思っていたけども、結構鈍感なトコもあるんだ~って。

まあ、徐々に成長していくんだろうけど……。

前作でもう完結してた感じだったので
わざわざこうやってお話を広げる必要があったのか
ちょっと疑問は残りました。

0

ヲタでコミュ障…でも成長中!

前作より好き!

線にメリハリがなく単調に思える絵柄ですが(しかし上手い!そして好き!)前作では見られなかった仕草、表情にそれぞれが抱える感情が宿っていて十代の不安定・伸びやかさを感じました。

前作はチャラ男高校生だった百瀬が中退・上京、引きこもりだった啓太が後を追って外界に出るまでの大きな展開があった為に少々、強引。
勢いとして面白かったんですが感情に関しては少し成り行き任せになっている気がしていたんです。

でも今作は自分たちの抱えるコンプレックスに焦れるだけでなく相手への想いを軸に少しずつふたりで互いをを寄り添わせていく姿が描かれていました。

恋愛って相手のことを考えるものですが、つきつめていくと自分自身を知るキッカケになります。

対自分だと煮詰まっていても対相手で考えていくと別の視点で物事を捉えるせいか、ふいに先が見えたりします。
百瀬と啓太が互いに恋をしながら自分を見つめ直し成長する姿が新鮮でした。

そこへ彼らの当て馬として登場した成沢。
彼の気持ちにも共感できるので、ちょっと切なかった。
高校時代、自分の中だけで堂々巡りをしていた恋心を芽生えさせた百瀬という本来の行き場との再会。
自身を変えたくて頑張った自分の方が引きこもりだった啓太より百瀬にふさわしい、と考え方もアプローチも間違えてしまったけど、ぶつけずにはいられなかった気持ちは痛いほどわかります。
最後にメールで報告してきた成沢の強かさに見え隠れする『強がり』に彼の幸せを小さく願いました。
啓太の兄:優太の平和も(笑)

どんなカタチであろうと人と人が出逢って何かが生まれ、その先の自分を動かしていく。
啓太は自分に意地悪く接する成沢から目標に向かう意志の強さをキャッチして自分も頑張ろうとしたり、自分の友だちと仲良くする百瀬に嬉しくなりコミュ障を少しでも克服しようとする。
百瀬はそんな啓太の成長を頼もしく思いつつ、ちょっと不安になったり。

多少のスレ違いをまじえながらふたりして成長する姿がじっくり描かれていて展開は静かながらも前作より身近に感じる作品に仕上がっていました!

コス着衣プレイとかヲタイメージを外さない部分にもニヤリとさせられました。
ブッチさんの年上のお相手とか啓太兄と成沢とか、まだ続くのかな~?と楽しみ。


3

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