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ボディガード正宗司の官能と苦悩の一週間

body guard masamunetukasa no kannou to kunou no isshuukan

  • 電子専門
  • 電子書籍【PR】

表題作ボディガード正宗司の官能と苦悩の一週間

鷹城隆一(大企業社長・美形・フェロモン異常)
正宗 司(ボディガード)

あらすじ

ベテランBGを次々と廃業に追い込んでいく謎の人物の警護を任された正宗司。その人物とは、老若男女を見境無く発情させるフェロンイケメン男、鷹城社長だった。必至で貞操を守る正宗。イケナイ世界へと誘う鷹城社長。堅物の正宗司は、徐々に鷹城社長のフェロモンに翻弄され始めるが…?苦悩と官能の一週間が今始まった。

181ページ

作品情報

作品名
ボディガード正宗司の官能と苦悩の一週間
著者
田島サキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Big Fields Publishing
電子発売日
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ついていけない疾走感

無意識にフェロモンを振り撒いて、周囲の人間すべてを魅了する社長と、そのフェロモンが効かない体質のボディガード、という設定で始まったストーリー。

のはずなのですが。

速攻で陥ちます。
初対面で「君は大丈夫なのか!」と感動する社長。
その直後、ボディガードくんは社長に電車に引きずり込まれて、そこで社長のフェロモンに当てられる人々に囲まれた状態で社長にムスコさん的存在をさわさわされて陥落です。

そこからボディガードくんが社長の人柄に惚れるエピソードが2つ出てくるのですが、ホモではないと言い切る+フェロモンに反応しないのであれば「すごい人だ!」と尊敬するに留まるエピソード。
もはや「フェロモンに反応しない」という設定がなかったかのように、反応しまくっています、ムスコさん的存在が。

さらに自分のフェロモンでつらい思いをしてきたはずの社長にとって効果のない人間は貴重なはずなのに、なぜムスコさん的存在をさわさわしたのかも謎。
1週間限定で契約したボディガードを挑発して、何をしたかったのか…。
この時点で社長がボディガードくんに一目惚れした!とかではないんです。
のちに惚れたのはもっと後の出来事だったと社長も言っていて、その出来事以前にやっている性的挑発は一体何のためだったのか…。
本当にフェロモンが効いていないか確かめるためにしてはしつこいです。
この一連の挑発が謎すぎて、社長が何を考えているのか分からない人枠に入ってしまいました。

さらに登場人物が気持ち悪くて…。
社長も変だし、意識しまくってテントを張りまくるボディガードも「初期設定…」だし、社長の高校の同級生?で執着しまくってくる人物に至っては色黒ワイルド系オネエ…。
このオネエが本当に気持ち悪くて、既に社長スキスキ状態のボディガードくんに強烈に牽制してくるものの、そのやり方がおかしいし、社長に対しても空気の読めない迫り方が完全にフェロモンにやられている人状態なのです。
だけどこのひとも数少ない社長のフェロモンに影響を受けない人間側らしく、フェロモンが効かないとは何ぞや…。

そんなわけで登場人物全員が激しいです。
社長とボディガードくんが接していたのは多く見積もってせいぜい2、3日。
それでここまでお互いに人柄に惚れるだろうかというくらい激しい。

さらに言ってしまうと、扉絵はまだいいのですが、本編の作画が…。
顔のバランスや体のバランスにかなり衝撃を受ける作画レベルでした。

無料配信(広告料が作者さんに還元されるとのこと)で読める作品なので、時間が有り余って仕方ないという方や、わたしのように読み尽くしたい派の方、ツッコミどころ満載の作品をツッコミたいという方にはいいかもしれません。

いいのかな…。

辛口すぎて申し訳ないですが、レビューがなかったので失礼しました。
他の方が読んだら、もしかして違う感想があるかもしれませんので、「そんなことなかったよー」という方、ぜひ素敵なレビューで上書きをお願いします。

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