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表題作ラブ・スタント

アルテナイトのファンで美形の新人・早坂憲吾(20)
アクション俳優・有馬幸弘(23)

あらすじ

アクション俳優の有馬は、特撮番組で美形の悪役を演じ、大ブレイク中!そんな有馬の付き人は、新人の早坂。
いい男のくせに有馬にベタ惚れの早坂は、立場を利用して毎日口説いてくる。
「俺より弱い奴なんかゴメンだ!」アクションの苦手な早坂を何度フッても、強引な早坂は諦めない。
うんざりした有馬は「スタントマンの試験に合格したら付き合ってやる」と条件を出すが。

作品情報

作品名
ラブ・スタント
著者
池戸裕子 
イラスト
えとう綺羅 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199001628
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

アクション俳優命

美形の悪役でブレイクしている受けと、そのファンになって惚れてしまった攻めが出てきます。
押しが強くて、受け一途な年下攻めです。

アルテナイトのファンで美形の新人・早坂憲吾(20)一途ヤンチャワンコ敬語攻め×アクション俳優・有馬幸弘(23)硬派意地っぱり受け
未来戦士サイバーポリスに出てくる美形の悪役の孤高の将軍アルテナイトで、有馬はブレイクした。
オーディションにやってきた早坂は美形で情熱があったので合格するのではと、有馬は注目していた。
トイレで出会った早坂はアルテナイトのファンで、合格したらつきあってくれと迫られる。
アクションのセンスがなくて落ちてしまったのだが、早坂の付き人として近くに付くようになって。

有馬本人は役柄の知的でクールな感じとは違って、ストイックで男らしいさっぱりした性格です。
アルテナイトでブレイクしたが、他の役は出来るのか、自分の本当の実力で評価されているのかで、有馬は悩みます。
そんな有馬を、早坂は全肯定します。それは、有馬が普段いかに身体を鍛えて、アクション俳優として頑張っているかを知っているからです。
ありのままの自分を肯定してくれる早坂に惹かれていくのは当然かもしれませんが、有馬自身の力で自らが作ったトラウマを脱出して欲しかったです。

早坂は思い立ったら即実行が信条で、TVでアルテナイトを見て惚れたのをきっかけに大学を中退して、アルテナイトに近づきたいが為に同じアクション俳優を目指します。
アクションセンスは欠けていましたが、美形で度胸もあって要領もよくて、早坂の側にいる事にも成功したり、抜け目がないです。
命の危険があったのに、受けが心配してくれたかどうかを重要視したピントがずれた所や、直情的で恋敵に手を出しちゃったり、攻めのキャラのズルイ感じが好きになれなかったです。
もう少し受けを手に入れる為の苦労が欲しかったです。
個人的に美形の悪役という所に一番惹かれて手に取った本なので、そういうシーンが少なかったのが残念でした。

エロ:★3 お預けをさせて最後の最後にラブラブH
総合:★3 攻めの要領が良過ぎて、大した苦労をしていない事でもやもやが残ります。

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