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逆転ヒエラルキー!

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表題作逆転ヒエラルキー!

将人 隣家に住む幼なじみ,高校2年生
安西静生 空気を読めない学級委員,高校2年生

同時収録作品触るなキケン!/カワイイは罪/全部ください

吉瀬 部活の先輩で恋人,高校3年生
宮下三葉 高校2年生

その他の収録作品

  • 逆転ヒエラルキー!おまけマンガ(描き下ろし)
  • 吉瀬×三葉おまけマンガ(描き下ろし)

あらすじ

「お前、どんだけ俺の事が好きなんだよ」
勉強はできるけど、空気を読むのが致命的に苦手な学級委員長の静生。唯一の友達が隣に住む幼なじみ・将人だ。
手のかかるこの幼なじみは、毎朝遅刻ギリギリ、赤点は取るし、ちょっと目を離すと素行の悪い輩とつるむ始末。
自分が傍にいてやらないとダメなはず…と思っていたある日、将人が両親の留守中にAVを見ると言いだした!
ここは正しい道に導いてやらねば…! と勢いこんだら…あれ? 何でキスされて、裸にされてるんだ---!?

作品情報

作品名
逆転ヒエラルキー!
著者
西原ケイタ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796406284
3.4

(27)

(5)

萌々

(10)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
2
得点
88
評価数
27
平均
3.4 / 5
神率
18.5%

レビュー投稿数2

所々はツボなんだけど

KYで、ある意味不器用な主人公・静生と、普通の高校生な幼馴染の同級生・将人の話。
自分がサポートしてやらないと!と将人の事を思っている静生に、実は静生の世話をさり気に焼いている将人。
設定は、悪く無い。
悪く無いんだけどな~。
静生は、自分に自信ありげなのに、将人に対して急に弱気になったり。
そして、将人もイマイチ読めない曲者。
なんか愛が足りない…

「触るなキケン!」
同時収録。サッカー部の先輩×後輩。
最初は後輩視点の話だけど、他の話は先輩視点という。
先輩視点から見ると、後輩は見た目ヤンキーな無口くん。
こちらは、表題作よりは愛に溢れています。
が、やっぱりどっかずれてる…空ぶってる感が。

こう、もう、なんか違うんだよー!!

0

レビューの順番も逆転させてみた

総ページの6割が表題作。他にもう一組、計2カプのお話が収録されてます。
両方ともコメディで、表題作は月刊GUSH、同時収録作はGUSHペシェに掲載されてました。

私はペシェの作品のほうが好きかな~。
だってエロいから・・・じゃなくて、愛が溢れてるからw

★「触るなキケン!」他。
 全3話。サッカー部の先輩と後輩のカップルです。
 無愛想で、部活の先輩達から生意気だと嫌われてる、高校生の宮下三葉。
だけど、同じくサッカー部の吉瀬先輩だけは、彼をとっても可愛がります。
なぜなら、二人は付き合ってるから。
 三葉が吉瀬先輩に片想いしてるのを見抜かれ、本人に指摘されたのがきっかけ。なし崩し的に恋人になったものの、それ以来、三葉はあることに悩まされるようになって・・・。

 と、1話目は後輩の三葉の視点でストーリーが進行します。
 三葉の悩みというのは、吉瀬先輩が性欲旺盛な乳首フェチだったこと。
あれよあれよと開発された三葉は、タオルがちょっと擦れるだけでヘニャるほど、乳首が異常に敏感になってしまいました。

 2~3話目は吉瀬先輩の視点に交代します。
この吉瀬先輩。どんだけ三葉が好きなのよってくらい、頭の中はデレデレ。
三葉がイヤイヤしながら ぐずる姿も可愛いくて仕方ないみたい。モノローグで何度もカワイイと言ってます。しかも変態入ってます。
 先輩に振り回される三葉が「恥ずか死ぬ!」なら、吉瀬先輩は三葉が好きすぎてそのうち「可愛い死ぬ」んじゃないだろうか・・・。
吉瀬先輩が三葉を好きでたまらない様子に、幸せな気分が伝染しました。

ちなみに、ヤンキーっぽい三葉ですが、中身は純情・健気な普通の(?)高校生です。ただ見た目がそれっぽくて、無愛想で、口が悪いだけです。

★「逆転ヒエラルキー」
 こちらが表題作になります。
 視点は、周囲に面倒くさいヤツと思われてる学級委員の静生。
タイトルのヒエラルキーとは、静生の心の中だけで形成されてる認識で、実際には存在しません。
というか、彼は集団の中で孤立しており、そこまでの繋がりがありません。

そのズレた認識を、唯一の友人である幼馴染みの将人に、壊されるところから本筋がスタートします。きっかけを作ったのは静生です。
 将人は、たまたま家が隣だったから友人なだけで、本来なら静生との接点が無さそうなタイプ。
ただ、面倒くさいと言いながらも静生のことをよく見ていて、さりげなく主人公をサポートしてくれる一面もありました。

主人公の静生は、将人になら心を許してるので、コミュニケーションがとれてます。将人も勝手知ったる何とやらで、静生の転がし方が上手い。
静生がコロコロ転がされてる姿は可哀そうでもあるけど、同時に可愛くもありました。

絵柄はペシェの同時収録作と比べると、キャラクターの描き方などが変わってきてます。面長だった顔が、丸顔(正三角形)寄りになってきました。
私はこちらの顔つきのほうが好きなので、あとは各パーツ(目など)とのバランスが整ってくれたら嬉しいです。

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