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スーツの玩具【新装改稿版】Kindle版

suit no gangu

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表題作スーツの玩具【新装改稿版】Kindle版

白石亜郷,シライシグループ社長で真生の兄
三島真生,社長秘書

あらすじ

父親の違う兄弟。亜郷と真生。真生は亜郷に心を寄せていたが、亜郷は自分を捨てた母親への憎しみから真生に辛くあたってきた。乗り越えられない感情の壁。真生は愛と罪悪感から兄に従順に仕え続けていた。
(僕が好きなのは――愛しているのは兄さんだけ)
 身をよじる真生。そんな風に教え込んだのは兄だった。「欲しい」という声すら漏らさずに涙を零すかわいい弟に。
 しかし真生に「好きだ」と告げて近づく青年がいた。青年、司の愛は激しく、真生は兄と司の間で心を揺らす。そんな時、兄の結婚話がもちあがる。そして司との関係を知られ兄は激しく真生を責める。
「僕は兄さんだけが……兄さんだけが好きなのに」
「私はお前が憎いよ……」
 ハードな描写と切ない純愛。亜郷と真生と司、三人の愛は螺旋を描き、どこに到達するのだろうか? ここでしか読めない書き下ろしエピソード2本つき新装改稿版です。
 ※本作は「スーツの玩具」の改稿後の再録となります。ご購入の際は十分ご注意ください。

作品情報

作品名
スーツの玩具【新装改稿版】Kindle版
著者
白城るた 
イラスト
中田恵 
媒体
小説
出版社
ネットワーク出版
レーベル
スイート蜜ラブBL文庫
電子発売日
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

兄弟もの

タイトルがちょっと浮いてる感じですが、社長である兄に、つらく当たられながらも日頃体を開かされる秘書の弟、というカップルでした。
スーツというのは兄の象徴で、その玩具だ、ということなんでしょうね。

弟の方は兄のことが好きだけれどいいだせず。兄は、家のごたごたがあり弟を恨んでいるが、なぜか体を求める。そして会社に利益を計るため、弟に枕をさせている。
弟つらい、という感じでずっとお話が続きます。

そこへ、弟のヒモとなる青年が絡んでくるかと思いきや、ただ弟がつらいときに慰めるだけの役でした。
弟を本気で好きになってしまった彼は浮かばれず、かわいそう。

兄の方も、好きなんだかなんだか分からないけど、だんだん好きになるということなのでしょうか。枕をさせるのにイライラしている様子。
まあ、最後はそれが耐えきれなくなり、ハッピーエンドなのですが。

ちょっと兄のキャラがつかめずイラッとする部分があったので辛口評価に。
冷徹で仕事のできるキャラかと思いきやそうでもなく、なんかヘタレだったかも。

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