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  • お久しぶりです、ダメな人

お久しぶりです、ダメな人

ohisashiburidesu dame na hito

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表題作お久しぶりです、ダメな人

五十嵐大地,講師
平松優,学生

同時収録作品番外編・モデルと村上くん

神代洋次,モデル
村上理央,学生

あらすじ

それでも、恋をしてしまった。

サイテイな別れから3年。
夢を諦めたあの人は、無責任で臆病で、
相変わらず情けない大人だった。


「なんで、キスしたの?」
「可愛かったから」


中学2年の夏、兄のように慕っていた男に純真を汚され、心に傷を負った優。
忘れたい記憶…なのに気持ちとは裏腹に男への想いは大きくなっていた。
3年後、高校生になった優は見学で訪れた塾で講師として働くその男と再会する。
しかしその男は、過去の過ちと優から逃げ続ける。
小学校の頃に負った足の怪我をきっかけに、
なにごとにも積極的になれなかった少年が、
やっと見つけた諦められないもの、
――それはダメ男への恋だった。


他、優に片思いをする親友とイケメンモデルの切ない
三角関係を描いた描き下ろしを収録。
少年の不安定な心の機微をリリカルな言葉と瑞々しい筆致で
描き出す、玉川しぇんなの初コミックス。

作品情報

作品名
お久しぶりです、ダメな人
著者
玉川しぇんな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784893939609
3.4

(31)

(8)

萌々

(9)

(5)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
8
得点
97
評価数
31
平均
3.4 / 5
神率
25.8%

レビュー投稿数8

初々しいデビュー作・再会ラブ

玉川しぇんな先生のデビューコミックス。
デビュー作ということもあり話の展開が少しわかりづらいい部分もありましたが、キュンキュンしました♡

過去の出来事でサイテーな別れをした大地と優。
まず第一話で大地と優の関係性がよくわからないんですよね。これ最終話後の「はじまり」を読むと二人の出会いと過去の出来事がわかるようになってるんですが、お話の構成をもう少し考えたらもっと読みやすかったと思う。
ストーリーは王道の再会ラブ。まぁ攻め・大地の方は優の気持ちになかなか向き合おうとせずダメな大人なんですが、そこがまた追いかけたくなっちゃうとこなのかなー。こういう人に惹かれるのは何となくわかる気がする。
優に片思い中の同級生・理央の一言によりやっと優に向き合う大地。思いが通じ合ってからは優のわんこっぷりが可愛い。
しかし、当て馬となった理央が健気というか不憫というか・・・
書き下ろし番外編では理央の新たな恋の始まり?が描かれていて、こちらは是非続きを読みたいですね。理央受けらしいしw

0

雰囲気漫画

綺麗な表紙に惹かれて買いました。
内容としては、サーッと終わった。これにつきます。読後の虚無感が凄いです。


一番の原因は登場人物の誰にも共感出来なかったことでしょうか…。常に置いてけぼりでした。

①まず主人公の全体像が最後まで掴めません…
弱気で諦め癖あり→急にやる気を出し始める→突然の金持ち設定→初対面の人に暴言
などなど不安定にも程があります。最初の弱気な設定はなんだったのでしょうか?率直に言って愛せません。

②対するお相手は、主人公を軽くあしらっていたと思ったら急に向き合い始めたりと、自称ダメな人の割には積極的です。
なんでしょう…自己評価が低いのか高いのか、、

③最後に主人公の友達同士の話もあるのですが、これもまた突然すぎて唯一まともだと思っていた親友の理央くんの印象もガタ落ちです。



物語全体を通して言えることなのですが、登場人物達の行動のきっかけが分かりづらく薄いです。
急に主人公にスイッチが入る為、盛り上がりまでのスピード感が異常で気持ちが追かない事が多々ありました。ページ数が多い割にはあっけないです。

なので深いストーリーや繊細な心理描写を好む人には向かないかもしれません。
ですが雰囲気を楽しみたい方、またこの作者さんの絵柄が好きという方には良いのではないのでしょうか。

2

読み返しが必要

表紙に惹かれて買いました。

率直に言うと、もう一声ほしかった…と思います。

絵もかわいく、ストーリーの背景や人間関係は楽しめる内容だったと思いました。
サブを含めたキャラクターも魅力的で、応援したくなりました。

ただ、漫画としての読みにくさを感じたため中立評価をつけさせていただきました。
「過去に何かあった」がテーマの作品ですが、最後の方までその全貌が見えないことが、せっかくの題材の良さの邪魔をしているかな、と思いました。
なかなかお話が頭に入ってこず、キャラに置いていかれてしまっている感がありました。

二回くらい読み返すと楽しめるのではと思います。
飄々としたお兄さんがたじたじになるのがたまらない!というお姉さんは多いのではないかと思うので、そういうのが好きな方は一度手に取ってみてもいいかもしれません。私はすきです。

1

最終的に

なんか、もっと切なくてヨワヨワな話かと思っていたんですが
存外たくましい子の話でした( ̄∀ ̄)ね

まだ子供だった受。
そんな受に突然のキスをした攻。
しかし、二人はそれで結ばれたわけではなく。
数年後にまたとつぜんの再会。
あのときのキスが忘れられなかった。
あのキスで好きになってしまった。
迫るものの相手はつれなくて・・・・!?

個人的には親友君が好きでした。
受に片思いに片思いに片思いをこじらせた挙句
結局いい感じに攻に持っていかれるという残念っぷりもいい。
受のためにもろもろガンバちゃってるのに
気持ちにすら気づかれないという不幸っぷりがいい。

卒業後になにやら男と同棲が始まり
なにやら犯される側にまわりそうな親友君のその後が気になって
ソワソワな読後でした。
正直、メインカップルよりそっちがきになって仕方がなかった。
スピンオフを激しく希望。

1

表紙はオシャレ

印象的な表紙に惹かれて購入。
内容は、なんというか、分かりにくかったかなぁ……。
決して悪くはないのですが。

理央がなぜ優のことを好きなのか、優がなぜ大地のことを好きなのか、大地はなぜ優のことを好きであるにも関わらず、逃げていたのか?
そのどれもがクリアに見えないまま読み終わってしまいました。私の読解力がないだけかもしれませんが……。

全体的に特に何も感じないまま読み終わってしまいました。(すいません)何年か後に読み返した時、「あの頃はわからなかったけど、これはこういうところが素晴らしかったなぁ」と思える作品かもしれないですが、ひとまず中立とさせていただきます。

作家様の今後には期待いたしますし、よさそうな作品が出てきたらやはり購入するんだろうなとは思います。

2

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