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表題作かつくらvol.12 2014秋

あらすじ

◆巻頭特集
川原礫 ~走り続けるその先に~
スタートはオンライン小説!
「アクセル・ワールド」「ソードアート・オンライン」大ヒット中!
20000字ロングインタビュー!!
◆MANGA LOVE特集
山中ヒコ
『死にたがりと雲雀』や小説装画も人気!
井上佐藤『10DANCE』
非BLファンにも話題の競技ダンスコミック!?
◆話題の作家
谷津矢車
歴史時代小説に革命を!「狩野永徳」「蔦屋」を描く
阿部智里
八咫烏シリーズの世界…二十歳で松本清張賞受賞!
◆かつくら企画
≪編集部訪問≫ヒット作続々!アルファポリス
気になるweb発小説
【レギュラーコーナー】
趣味の本箱〈くだもの〉
BOOK REVIEW 厳選106冊![14年6月-9月期]
表紙イラスト/山中ヒコ

作品情報

作品名
かつくらvol.12 2014秋
媒体
小説
出版社
桜雲社
発売日
ISBN
9784775313114
5

(1)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

井上佐藤先生&10DANCEファンのかたは要チェックです!

こちらの雑誌「かつくらVol.12 2014秋」に、
井上佐藤先生「初」ロングインタビューが掲載されています。

■【井上佐藤先生10DANCEインタビュー】
インタビューは主に「10DANCE」の創作秘話と、井上佐藤先生のデビューまでの経緯や読書遍歴などが掲載されています。

思ったより「10DANCE」のインタビューがしっかりされていて、10DANCEファンには嬉しい内容となっていました。
また、こちらの雑誌はBLオンリーの雑誌ではないのに、男同士・エロのことについてもしっかり食い込んでインタビューされていて、BLファンのかたも満足なインタビューとなっていると思います。


【インタビュー見出し】
◆ダンサーたちにギャップ萌え
◆「可愛い」は褒め言葉じゃない!?
◆一話に一回は萌えを投入!
◆腰回りと手にこだわって
◆エロ本はギャグマンガ!?
◆中学生で女装萌えに開眼
◆描くなら全編エロでも大丈夫
※詳細は割愛します。


10DANCEは決して非BLではないし、男同士の話なのは確かなのに、
ストーリーがしっかりし過ぎ(?)ているためか、
今の所「BLマンガ」というよりは「ダンスマンガ」っぽいと読者には思われています。
そんなわけで非BL読者も愛読しているかたが居るとか。

そんなダンスダンスしている10DANCEというマンガが、
果たしてこの先「BL」らしくなるのだろうか??
と「BL」ファンとしては気になるところ。

しかし、私はこのインタビューを読んで、安心しました。

間違いなく「10DANCE」は「BL」です!!!
10DANCEにBL要素を期待して待っているファンのかたは信じて待っていて下さい!!!

井上佐藤先生はもっと早くにエロを入れようとしていたみたいですが、
担当さんに時期尚早と言われて延ばされようです。

先生自身はBLというかビーエロを描きたいみたいなのですが、
意外と「エロなしでもいい」という感想を頂くのだとか。
いや、分かりますよ!!
ストーリーの主軸であるダンスについての説明や描写がしっかりしているから、
もうエロを入れないで「このマンガがすごい!」あたりに載っていそうな「いいストーリーのマンガ」にしちゃえば良いんじゃないのかと思えてくる。

しかも先生自身も非BL読者のファンがついたことで、
いざエロを描いたらどうなるんだろうという心配をされているようでした。

しかしです、
10DANCEはどこのレーベルで描いているでしょうか?→麗人ですよ?!
井上佐藤先生を支えてきたファンは誰ですか?→腐女子ですよ!?!?

エロ、どーーーんと来いです!!!!!

井上佐藤先生が描きたいエロ、心置きなく描いて下さい!!!!!

そしてこれを読んですっごいドキドキしだしたのですが、
「受け」と「攻め」は随分前から先生の中ではっきり決まっているようでした。

果たして、
杉木×鈴木? 鈴木×杉木?

考えただけでワクワクが止まりません(*///∇///*)

メインインタビューではないので巻頭特集のかたに比べたらページは少ないですが、
それでもこの内容、井上佐藤先生ファン及び10DANCEファンの方にはぜひ一読していただきたいインタビューでした☆



■他特集など。
◇山中ヒコ先生
「死にたがりと雲雀」(一般誌)や小説装画などを中心にインタビューしたものを掲載。
BL作品について触れている部分もちゃんとありますが、
こちらはBL作品がメインというわけではないので、
その点に注意して読まれると良いかと思います。

他にもBLっぽい掲載と言えば「BL図書館」というBL小説レビューぐらいでしょうか。
ご存知の方も多いと思いますが、こちらBLオンリーの雑誌というわけではないので、購入の際はその点にご留意いただけたらと思います。

※評価は井上佐藤先生のインタビューのみの評価です。

3

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