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表題作シュガー・ベイビー

浅葉清史,27歳,雫に専属になれと言われるパティシエ
久遠寺雫,資産家久遠寺家の甘いもの大好きな末っ子

その他の収録作品

  • シュガーはお年頃
  • あとがき

あらすじ

「僕はお前じゃなくちゃダメなんだからっ!」資産家・久遠寺家の末っ子として、わがまま放題に育った雫の大好きなもの──それは甘~いお菓子。ある日、そんな雫の前に1人のパティシエが現れた! 彼の作るお菓子に探し求めていた味を見つけた雫は、自分だけのパティシエになれと言う。だけど返事はNO。報酬は思いのままだとさらにつめ寄る雫に、彼は「100日続けてケーキを買いに来い」と言って、1枚のスタンプカードを渡すが…。わがまま王子とつれないパティシエのシュガーコーティング・ラヴをどうぞお召し上がりください

作品情報

作品名
シュガー・ベイビー
著者
和泉桂 
イラスト
桜川園子 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434008023
2

(2)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

『パティシエとわがまま王子』だそうですが

あらすじを知らずに読んだとしたら、クールな執事×我が儘お坊ちゃまとしか思えない導入でした。

攻はパティシエと知ってて読み始めた私でさえ『え・・・アレ!?』と思ってしまったくらいです。

そして、読み進めるほど『・・・執事攻の方がまだよかったな』と思ってしまいました。

ちなみに私は執事攻も丁寧語攻も特に興味はありません。この執事・帯刀が好みだとか魅力的だとかいうわけでもない。
では何故かと言うと、単に私がこのパティシエ・浅葉がまったく好みじゃないし魅力も感じなかっただけです。

まあ、言ってしまえば設定もどうってことはないんですが、それはまあ構わないんです。
ただ、キャラクターすべてがどうにも好きになれなかった。

何よりも、お坊ちゃま・雫が『箱入り・世間知らず』で済ませるにはあまりにも幼過ぎました。

今なら無理でしょうが、この当時なら中学生にすればよかったのに。
それどころかこのキャラクターなら、いっそそのまま小学生に置き換えても違和感ない気がしましたよ。逆にこれで大学生は苦しかった。

イヤもう、何ひとついいところがなく(少なくとも私には感じられなかった)ストーリーに入り込むことができなくて、読んでて目が滑って困りました。

う~ん、謂わば和泉さんの『可愛い』系統のルーツ的作品?
なんとも微妙な作品でした。正直、読むまでもなかったとしか言えません。

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