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電子配信としては良いかもしれませんが・・・
表題作は全5話。元は電子書籍で連載されていた作品であるせいか、とにかく展開がスピーディー。
各話ごとにエロシーンがあり、バラ売りで楽しめるよう工夫されているなと思いました。
後継ぎ問題で揉めないよう、
結婚相手としかセックスしてはいけないと親に言われている御曹司(攻め)が、
男相手なら問題ないと気づき
前から気になっていた行きつけのカフェ店長(受け)に筆下ろしを頼み…。
すみません、もうこの第一話からついていけませんでしたw
愛の告白っぽく描かれているけど
男相手なら問題ないから…って
手っ取り早く性欲処理したいだけでは？
そんな口説き方をされてコロッとほだされてしまう受けの思考回路にもついていけず・・・
ずっと誰かに自分を見つけてほしかった～～等とポエムで誤魔化されていますが、攻めが自分の優しさに気付いてくれた、というだけで、男に抱かれても良いと思うほどときめいてしまえるものなのか・・・
玩具にテレフォンセックス、
攻めの立場を思い
身を引こうとする受け・・・
など毎回何かしら事件が起き、飽きさせない展開。
バラ売りされている電子書籍として
読んだらとても楽しかろうと思いますが、こうして一冊の本にまとまったものを読むと、どうしても展開の強引さや、気持ちの描写の雑さが気になってしまいました；
同時収録作の「びしょ濡れ！先っぽからの恋v」は
攻めがオナニーをしていたら、
イクのと同時に先っぽから幽霊(受け)が飛び出して来て…というぶっ飛んだエロコメ。
同じエロコメでも表題作より
はっちゃけてて楽しく、
非常に伸び伸び描かれているな～と感じました。
なぜか成仏できない受け。
攻めがもよおす度、先っぽからポーズ付きで出てくるのがシュールですw
受けの成仏に付き合う優しい攻めと
健気な受けで最後はラブラブに。
描き下ろしまで楽しめるお話でした☆
評価は迷いましたが、話数の多い表題作が自分的に今一つだったので、中立とさせて頂きます；
鈴木ノンキさんのコミックは
前作「愛のかたち」が面白かっただけに
今回ハマりきれなかったのは自分としても残念でしたが
次回作を楽しみにしたいと思います。
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