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表題作恋の重さは何グラム?

木崎樹,会社員,28歳
夢太,お寺の次男坊,26歳

同時収録作品相手の事はわからないくらいがちょうどいい(「恋の重さは何グラム?」描き下ろし)

同時収録作品人の趣味趣向はそれぞれだけど(「恋の重さは何グラム?」描き下ろし)

同時収録作品close to star, close to blue

高松青葉,大学生3年生
高崎照星,大学生3年生

同時収録作品包丁持って会話するのはやめましょう(「close to star, close to blue」描き下ろし)

同時収録作品溶かして、恋して、食べちゃいたい

里中守
ハル

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

口も軽けりゃ恋も軽い…初恋の少女に頬を染めていた幼い日々はどこへやら、ゲイバーでみつけた相手とワンナイトラブを楽しむチャラい会社員に成長した樹。そんな樹が、久しぶりに地元へ帰省した時、目の前に現れた超理想の男は、クールで美しい寺の次男坊。いやでも、相手はノンケだし…と躊躇すると、なんと相手から「ノンケじゃなかったら?」と誘惑が! ところが、そこには思いがけない秘密があって―――?

作品情報

作品名
恋の重さは何グラム?
著者
春巻トキコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796407328
3.3

(31)

(3)

萌々

(9)

(16)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
102
評価数
31
平均
3.3 / 5
神率
9.7%

レビュー投稿数7

タイトルと導入部は好みでしたが…

恋する気持ちが重いとか軽いとか、
グラム数で量れるものなら数値が知りたいって
恋する二人には勿論、
読者の我々も知りたいところですね!ww
どっちも五分五分が理想的かもしれませんが
私としては攻めが重い方が好きだったりします。
(若干でも相当でも)

『恋の重さは何グラム?』
ノリが軽いサラリーマンの樹は
初恋の女の子が忘れられないとゲイバーで何度となくふれ回りつつ
その場で夜のお相手を決められる位チャラい両刀ですが
地元に帰省した際、お寺の次男坊に一目惚れしてしまい
それがまさかの初恋の相手……って男だったんだ!?ww
ノンケかと思いきや、上を争奪する仲に……。

両刀だから、「いつか結婚するよー」とか
ゲイバーでのたまっていた樹の様子で
あ、コイツちょっとアレなヤツだなって思いましたww
だからこそ一人に対してだけ想いをどう注ぐのか興味がありました。

初恋のゆめちゃんが実は男でかなり好みの男に成長していたのは
アイデンティティー云々じゃなくラッキーだったと思わないのか…。
そのあと「ぬぁんですかぁ それぇ!」で
一気にテンションが下がってしまったのは
もしかしたら私だけかもしれませんが……28歳だよね、樹…。
たぶんノリが私には……厳しかったのかもしれませんごめんなさい。

しかも、「あんたが重くしてよ俺を!」って
堂々と宣言して彼氏になったっていうのに
また行きずりの男とホテルに行って風呂入った後
嬉々としてそれを相手に報告しつつ「じゃ帰るね」って
樹の軽さを表したかったのかもしれないけど
私には理解が出来なくて……。
軽い人ってこういうもんなんでしょうか……。

お互い、相手の男らしい表情に「抱かれてもいいかも」って思うのは
とても好ましかったですし
結果的に樹を思いやる気持ち故、ゆめちゃん(もとい、ゆめた)は
幼い当時、頼れる兄貴的な樹に憧れていたこともあって
自ら受け身を選んだのは良かったのかもしれません。
でも個人的にゆめた×樹の方が読みたかったなーって……。

『close to star,close to blue』
8年も両片思いをこじらせた男二人が
モブ女子(複数)を巻き込んだ末のハッピーエンド。
女の子と寝て別れるを繰り返す照星は
見た目がいかにも軽そうな今時男子ですが
誠実そうな青葉にずっと想いを寄せています。
青葉自体も薄々気が付いていながら
照星の安い挑発によって暴かれ
とうとう体を重ねてしまい成就、といった流れでした。

照星が女の子と関係を持っていたのに受けというのは
むしろ好ましいのですが
…なんていうか…ノリが私には合わなかったというか…。
「いーよお!いーよお!このあとまたブチ犯してよぉぉぉ!」とか
青葉を好きでたまらないのはおいといて、
やっぱり……すみません、合わないとしか…。

『溶かして、恋して、食べちゃいたい』
食虫動物を何よりも愛するノンケのはずだった二人が
共感しあって恋に落ちるお話。
ウツボカズラという植物は存じ上げておりましたが
やっぱり自分より植物を優先されるとツライですよね…。
マニアックな二人だからこそわかり合えたのかもしれませんが
受けが結婚を考えた彼女に処分してって言われて
「あーそれは殴っていいよ」っていう攻めに引いてしまった…。
人として問題あるよねっていうか…。
結局は食虫植物よりお互いが大事と気づき
性別を超えて幸せになろうというハピエンですが
“ハルたんが大好きなんだよおっ”と叫び泣く攻めに…また引(以下略

すみません、やっぱり私には何かの距離が遠く感じられてしまいました…。

4

う~む・・・・

ちるちるの「お坊さんBL」記事の中にあった作品で、興味を引かれて購入。

コミックスには表題作と、短編が2編収録されています。

「恋の重さは・・・」は、本当の恋に目覚めた遊び人の攻め様がおバカキャラで、勢いで笑わせるコメディーという感じでした。
読むとタイトルの意味が分かります。
コメディーと思えば面白いのですが、萌えるのとはちょっと違う感じでした。
2人ともタチということで、どっちが上になるか下になるかの攻防戦!!!というのもお話の軸の一つになっています。

短編その1「包丁持って会話するのはやめましょう」
2人が中三からの付き合いで、片想いこじらせ中・・・みたいな設定は好きな設定だったので「おっ!!これは・・・♪」と、期待したものの、あと一味何かが足りなくてもどかしかった。
設定的には良いんだけれどもなぁ・・・

短編その2「溶かして、恋して、食べちゃいたい」
ノンケ受・・・という設定は好きです。でも、悲しいかな攻め様のキャラが好きになれなかった・・・


どの作品も設定は割と面白いのに、その後の流れが私のツボに合わなかったという事で中立にしました。

0

萌える要素はないけど

お坊さんと言っても、坊主頭ではないのでよかった。
エッチはそれなりにありますし、どちらもタチ。
というわけで、最後には片方が折れる形になります。
私的には色々萌えない要素を多く含んだ作品でしたが、二人が再会し、恋人となってからは一途だし、マウントの取り合いはなんだかわちゃわちゃしていてかわいく見えるし、面白かったです。
遠距離なのとか、職業が特殊なのとかも珍しいので続きもあれば読みたい作品です。

0

今後に期待

私の中では申し訳ないけど、表紙詐欺。
結構綺麗系の絵だなって思って買ったけど、人の動きに違和感しか覚えられなくて、まだ描き慣れてない?感じがヒシヒシと。
絵が気になっちゃって中身があまり入ってこなかったー。
絵を重要視してる方には不向きかなって。
これからに期待して中立でごめんなさい(∵`)

0

面白かったけど軽い人だらけ

表題作は攻×攻でしたが、そっちが受なのかーとびっくり。こだわらない方なので、美味しく戴きましたが、いっそのことリバって欲しかった。そのへんこだわりがある人は、ちゃんとチェックしたほうがいいかも知れませんね。

ただ一冊読んで思ったことが、三つのお話が入っているのですがどの話も片方が軽い。軽すぎてあまり魅力的に見えない。作者さんの好みと自分の好みが合わなかったので仕方がないのかなーと思いますが、そこが残念でした。

0

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