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表題作 妓楼の軍人

藍芙輝 → 平川大輔

月里蓮 → 斉藤壮馬

その他キャラ
李月龍[成田剣]/ 桂木セラ[代永翼]/ 藍王瑠[中博史]/ 篠崎賢吾[阿部大樹]/ マダム[烏丸祐一]/ シン[河西健吾]/ 月里舞[藤田茜]

あらすじ

大和が藍華帝国の特別行政区となって30年。 両親を藍華帝国によって惨殺された主人公・月里蓮は復讐心を胸に秘めつつも、 病弱な妹の幸せを願い、帝国の元帥・李月龍の愛妾として屈辱の日々を耐えていた。 そんな毎日の中で出会った帝国軍のナンバー2・藍芙輝。 知的で鷹揚な芙輝と清廉でストイックな月里は、互いに惹かれあい、純粋な愛情を育てていく。 だが、李月龍を裏切ることは妹の幸せを壊すことになる……。 犬飼のの作「妓楼の軍人」が待望のドラマCD!

作品情報

作品名
妓楼の軍人
著者
犬飼のの 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
ナカシマヤスヒロ
脚本
久礼野ハジカ
原画・イラスト
笠井あゆみ
オリジナル媒体
小説
メーカー
Ginger Records
シリーズ
妓楼の軍人
収録時間
156 分
枚数
2 枚
ふろく
アニメイト:フリートークCD / コミコミスタジオ:犬飼のの先生書き下ろし小冊子
発売日
JANコード
4571453600117
4.4

(109)

(79)

萌々

(17)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
11
得点
480
評価数
109
平均
4.4 / 5
神率
72.5%

レビュー投稿数11

キャスト陣の気合を感じさせる名作!

声優の皆様の演技が凄すぎて世界観にすんなり引き込まれてしまいました。
主人公の斉藤壮馬さんの演技は新人とは思えない安定感があって声もひんやりとしてて上品で綺麗!基本は堅い感じの凛々しい低音ですが、恋に落ちていくにつれて好きな人の前で乙女のように柔らかくなっていく声の可愛さたるや・・・
平川さんの温かみと包容力のある低音は一途で情熱的な芙輝のイメージにぴったりで優雅さの中強引でスケベな一面もあってとても素晴らしかったです。
インパクトの強いジャケット表紙にもかかわらず中身はプラトニックな純愛ストーリー。エロシーンは主人公が脇役との絡みを含め4回。
・元帥×月里
挿入未遂だったけどエロさが半端なかったです!成田さんの言葉攻めも、斉藤さんの羞恥に震えながら喘ぎ声を漏らす演技と儚げな独白も絶品でした。
・セラ×月里
短めでフェラ止まり。ブラック代永さんの低音攻め演技もなかなか貴重で素敵!
・芙輝×月里
死別を覚悟してから妓楼での甘くも切ない初回と、誤解が解けて甘々ラブラブな二回目、前半で焦らされた分バリエーションがあって濃厚でした。
平川さんの掠れ気味の甘い囁きがすごく色っぽかったです。斉藤さんの喘ぎ演技は吐息多めな奥ゆかしい感じだけど、清楚可憐な乙女かと思いきや、可愛くおねだりする時所々かすかな妖艶さが滲み出て予想以上の破壊力!初回で69の体勢でお互い舐め合うシーンで斉藤さんのお口奉仕演技に是非注目を(笑) 個人的に斉藤さんの可愛い声でもっと派手な喘ぎ方も聴いてみたいです。
展開に色々ツッコミどころが多いですが、話自体が凄く面白くてエロ要素の満足度も高く3時間近くの長さを感じさせない程のクオリティでした。

27

今年度BLCDベスト3に入る出来

ムードたっぷりのBGMと壮馬さんの低音硬質なナレーションで始まる。
この丁寧に作り込んできた感じに「これは良いドラマCDだ」と胸が高鳴る。
平川さんのタイトルコールの荘厳がそれを後押しする。

固有名詞や設定が独特なので、原作未読だと耳で聴いているだけでは漢字の浮かばない単語が多いのでは?
ドラマCDとしてはよくまとまっていますが、そういう意味で原作は読んだほうがわかりやすいと思う。

平川さんも壮馬さんも低音で軍人らしく、予想より男っぽい。
硬派で華美な世界観にピッタリ。

脚本の取捨選択が大胆で、説明台詞は少量に、サクサク話は進んでいく。

代永さんまでもが低音で男っぽい!
それで黒代永、しかも代永×壮馬。
強気で婀娜っぽい代永攻め、絶品です!

続く、蓮に感情を爆発させて捲し立てる場面の迫力に圧倒された。
こんなに声を荒げて詰める苛烈な代永さんは初めて聴いた。
ここだけでこのCDの価値はあります。

更に続く、道場外で話すシーンの壮馬さんの涙声につられて涙ぐむ…。
本心を押し殺して、涙声になりながらもへりくだり、上官に失礼のないように…と健気に話すいじらしさや泣き笑いの表情まで完璧に浮かぶ。
線の細い方特有の、神経剥き出しの声に惹かれる。

壮馬さんの濡れ場は、細い声ではあはあ言うのが儚くてきれい。
控えめな表現だけど、犯され感が劣情を煽るし、じっと耐える切なさが可愛い。
熱い吐息や切羽詰まっている感じは伝わってくるので、臨場感もある。

妓楼での濡れ場の後で泣くシーンの自然なことよ…。
声を殺した嗚咽。
暗殺で戦うシーンは迫力があるし、負傷した声も、惨状を訴える怒気と無念を孕んだ声も、壮馬さんは上手い。

また出てくださいね。
もう御祝儀買いではなく、その演技が聴きたくて買いますよ。
平川さんや代永さんと並んでも霞まない壮馬さんを讃えたい。
だからBLCDは面白い。先輩との一騎打ち。
台本を読んで泣いたと話されていたので、今後も内容のある作品への出演を願う。

言葉の捉え方の違いが発覚するシーンは、急にコミカルになり、
私はそこだけ浮いているように感じたが、フリトでは「そこがよかった」という話をしていたので、
これは解釈の違いでしょうね。

今年度BLCDベスト3に入る出来。とても楽しめた。

フリトも4人で和やかでよかったですね。
せっかく作品の話を自主的に沢山していて、演者もノッているのがわかるので、
テーマトークではなく作品に関する話がもっと聴きたかった。

壮馬さんは何故冒頭から「絶頂を迎え~」とブッ込んだのか不明すぎて愛しい。
「皆さんに温かくリードして頂いて」「沢山の絶頂を迎えさせて頂きまして」
何度聴いても面白い。
壮馬さんは神谷さんばりに「させて頂く」を連発するが…
「絶頂を迎えさせて頂く」はBLCDフリト史上稀に聴く迷言だわ。
ともかく楽しんでいるということですし、ひたすら可愛いよ…。

その後も「ここにいる全員に攻められた。すっごい気持ちよかった」
成田さんに可愛かったと言われて「今ので3ヶ月は元気に生きていける」など、
とてもBL向きな方だとお見受けしますので、今後も楽しみにしていますね!

17

余すところなく全部聴き所

キャスト目当てで購入したのですが、久しぶりに心に残る名作に出逢えて幸せです!
ファンタジーな展開にお耽美的な萌え要素をこれほど沢山詰め込んでいるのに、緻密な世界観設定の土台が破綻せずにしっかりしているおかげで、ストーリーやキャラクターの行動に全く違和感がありませんでした。
二人が心の距離をゆっくりと縮め、お互いに共鳴し合って恋に堕ちていく過程が丁寧に描かれていて、自然と引き込まれてしまいます。
演出や音楽の魅せ方はもちろん、何と言っても声優陣の表現力に圧倒されました。
斉藤壮馬くんの演技は聴くたびにどんどん洗練され磨かれていって、本当に末恐ろしい子だなと…!
揺れ動く心情を切々と語るモノローグ、胸に突き刺さるような泣き声、戦闘時の迫力満点な叫び…色んな魅力が山ほど詰まっています。
個人的に一番印象に残っている「耐えなくて、頑張らなくて、どうしてこんなことができる…」の独白が切なすぎて、心を鷲掴みにされました。
濡れ場のか細い吐息が素晴らしく官能的で、まるで秘められた蕾が慎ましく綻ぶかのような、儚げで綺麗な演技。
元帥に身体検査をされるシーンの、恥辱と快楽に耐えながらも零れてしまう声が嗜虐心をそそります。
初夜で愛撫に蕩けて身を委ねる時の声も、誤解が氷解した後の濡れ場で甘くおねだりする声も、エロくて可愛くて最高でした。
平川大輔さんの低めな声はあいかわらず格好良くて色っぽかったです。
冷静沈着な大人の男の魅力と、恋焦がれて切羽詰っている気持ちと、好色でお茶目な所を見せる可愛さのバランスが絶妙でした。
情熱的で一途な想いを注ぎ、優雅で気品が溢れる演技は芙輝様そのもので、特にラストで生い立ちの謎が明かされた瞬間、なるほど…!とキャスティングに感心しました。
二枚組で少し高いかもしれませんが、本当にそれ以上に聴き応えと満足感があると断言できる一作。
音声だけなのにまるで映画を観ているような錯覚に陥る程の臨場感があって、余すところなく全部聴き所です!

15

魅了されました

原作は未読ですが、キャストさんと設定等に惹かれて購入しました。

2枚組でしたのでお値段的に購入をためらいましたが・・・
買って良かったです!!!
メイン2人の恋模様がたまりませんでした!!

お互い好きだけど中々結ばれず、設定も軍とお堅い感じだったので
これはまさかバッドエンドで終わるのではとヒヤヒヤしてしまいました。

濡れ場シーンの斎藤さんの演技が圧巻でした。
平川さんは安定の素敵ボイスでドキドキさせられますが
斎藤さんのBL初聴きでしたが、本当に役にピッタリと言いますか心情が伝わってきて、聴いてて恥ずかしくなるくらいドキドキします。可愛いのです!!

終始シリアスかと思いきやのラスト辺りの勘違いは笑いました。
コミカルもあって心がほっこりしました。

ストーリーの重厚さ演者さん全てにおいて満足な内容となっておりました!何度聴いても味わいの楽しめる作品です!

13

世界観に浸ってじっくり堪能

原作未読、キャストさん目当てで購入しました。

今まで聴いてきたBLCDの中で、かなり上位に入るお気に入りの作品となりました。
和・中ファンタジー世界(?)のため、少し入ってきにくい情報もあったのですが
それでも2枚組の充実したボリュームの中でじっくりゆっくりとお話が染み込んできました。
ジャケットイラストと設定から、けっこうハードな世界観や展開をイメージしていたのですが、
意外にも純愛もので、ラストシーンの甘々っぷりは聴いていて照れてしまうほどでした。


斉藤さんは少し低めで凛とした声と絡みシーンでの儚げで慣れていない感じ、
芙輝とのイチャイチャシーンでの甘い声、どれも自然でその時その時の情景や感情が伝わってきます。
声を抑えて泣くシーンの切なさは、こちらも胸を締め付けられました…。
暗殺に向かうシーンでの低く、荒い声もかっこよかったです。
そして、ラストの絡みシーンの掠れた甘え声は最高でした…!
本当に心から幸せそうな声で、甘々好きとしてはたまらないシーンでした。
それまでの展開を考えると、本当によかった…!と見守る気持ちです。

平川さんの芙輝は、誠実で気品があって、でも好色な面もあって。
まさに理想の攻めというか、蓮を優しく包み込んでくれる人という印象。
平川さんの声からもそれが滲み出ていて、蓮と芙輝が話しているシーンはどれも
印象的で何度も聴き返したくなります。

そして、代永さん!
おそらく初めてこんなに低い声で演技されているのを聴いたのですが、
想像以上に素晴らしくて、新たな扉を開いてしまったような気分です…(笑)
セラの月龍に対する感情も、歪んでいるけどいじらしくて。
私的に、セラと月龍のキスシーン(一瞬ですが)がお気に入りです。
蓮に対してだったり、月龍を問い詰めるシーンの声との一瞬のギャップが…!

成田さんの月龍は言葉責めがたまらないです。
なんともいえない色っぽさ&高貴さのある声であのセリフ…!
すごいコワイ…というか悪い人なのかな?というイメージで中盤まで聴き続けていたので
ラストの蓮との会話は印象的でした。

脇役の方々も皆さんわざとらしい感じがせず世界観に溶け込んでいて、
BGMもとてもきれいで終始作品の世界に浸らせてくれる作品でした。
続編やシリーズ化、今後の4人の展開を期待してしまいます。
(詳細調べていないので、今現在何かしら展開があるようでしたらすみません;)

2枚組でボリュームたっぷりですが、長すぎるという印象はありません。
じっくりと世界観を堪能できてちょうどいいボリュームだと思います。
未視聴の方は是非!
私はCD視聴後に原作を購入したので、これから読んでみようと思います。



6

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