条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
リーマンものは好みではないのですが、小林裕介さんのBLデビュー作品ということで押さえておこうと思い、視聴しました。
佐藤拓也さんと小林裕介さんの実年齢は1歳しか違わないのに、劇中では裕介さんの声に少年味があって、佐藤拓也さんは感情の起伏を感じさせない低音のため、年の離れたカップルのように錯覚させるところがありました。
元々あまり好みではないリーマンものということに加えて、古臭い価値観と展開が目立って退屈してしまい、途中から視聴が苦行に変わってしまいました。
裕介さんのモノローグが多かったのでそこだけが救いでしたが、内容が独りよがりな思い込みと過去の良き思い出を反芻する女々しいものだったので、裕介さんの演技はよかったのですが心は凪のように動かないままでした。
ただし、泣き演技と切羽詰まって性行為に及ぶ演技は裕介さんの真骨頂で刺さりました。
あくまでも個人の主観なのですが、2人の関係性が男尊女卑のような「古い価値観で役割を固定化」しているような印象で、ものすごく古い定番ラブストーリー味がして口に合わなかったため、一度、通しで聴いたら、もういいかなと思ったのですが、キャストトークの裕介さんが噛んだところは可愛すぎたので、そこだけはリピートします(笑)
小説そのままの雰囲気で安心しました。
攻め 志方文明が佐藤拓也さん
受け 穂木啓が小林裕介さん
佐藤さんの声が無骨な志方にぴったりでした。低くて甘い声にうっとり。
淡々と進んでいく日常のシーンに穂木モノローグが合っています。小林さんの声は可愛らしい感じ。
一人の人間を長く愛するってどういうことだろう。それを続けるのはどれだけ大変なことだろう。
こんな疑問を解決してくれる二人。派手なシーンはないけれど永遠の愛がここにあります。
えっちシーンは控えめだけどしっかり。想像の余地があるやりとりでした。
続きのお話のCDも出るのでしょうか。
とにかくいいお話でした。
付き合って10年経つけど、受けちゃんは今でも攻めさんが大好き。
でも自分の存在が攻めさんの(出世の)重荷になっているのでは…?という話。
小林さんは初BLとのこと。
当然佐藤さんとも初対決ですが、10年寄り添った夫婦感が出ていた。
ピアノ曲に乗せて、小林さんの「なんでこんなにいつまでも好きなんだろう。目が合うだけで幸せで…」というモノローグから始まる。
この段階で良作の予感。
小林さんは柔らかで初々しい。
佐藤さんは低音硬質。
第一印象はぶっきらぼうだけど、あれほどの演技力の方なので、内なる感情を見せてくれるシーンがきっとあると期待できる。
「我孫子さんに口説かれた」と言う啓への言葉で、攻め→受けの想いもしっかりとあることがわかる。
啓が「10年、幸せだった。もう充分。これ以上望むのは贅沢すぎる」と自分から手を離そうとするのは…
私はその気持ちがわかるなあ。
突然覚悟できるものではなく、悲壮な覚悟を、日々自分に言い聞かせて生きているのだと思う。
10年、なのにああいうふうにしか泣けない啓が切ないなあ…。
啓ちゃん、「いい終わり方」なんてないよ。
これはすぐ氷解して、「お前が別れたいって言うなら黙って別れてやる」からの佐藤さんのターンはグッときた…。
愛だ…。
そりゃあ啓ちゃんも泣いちゃうよ。
帰宅後、仲直りセックス。
小林さんはとても生々しい。
ハスキーで臨場感があってすごく上手。
女子っぽくならず、ビッチとかでもなく、男としてヤル気なのがいい。
10年付き合ってこれは素晴らしい。
啓ちゃんが仕事でやらかしたあとの攻めさんの対応が男前すぎた!!
人としての安心感が違う。
この受けちゃんは「仕事で認められたい」「彼の隣に胸を張って立つために自分も成功したい」というタイプではないが、普通に仕事は頑張る。
頑張るために「1日に1回メールしてよ」何をメールするんだ?「晩御飯のメニューでいいよ。何食ったか教えて」
生活を共にするってこういうことですね。
仕事も、彼が認めてくれるから頑張る、頑張れるんだよね。
最後、受けちゃんの「セックスしようよ」はとっても響いた。
絡みは2度あるがどちらも短い(即挿入、何をしているかわからない)ので、ここで連続2回戦はお得感があった。
しかも「一緒になろう」のプロポーズ!
非常に地に足のついた話。
同じ恋愛や仕事を10年続けた経験のあるアラサー以上におすすめ。
でないと、この話のテーマにピンとこないと思う。
ピンとこなかった場合、カップルが出来上がっている状態から始まるし、盛り上がりに欠ける話、エロも見せ場になるようなものではないし…みたいな印象で終わるのでは。
フリトは、(抑えた役だったので)あー声が出せる!と大声を出す佐藤さん&小林さんの初めて物語。
なんと二人は初対面!
佐藤「初めてを頂いてしまったわけですが」
小林「ありがとうございました」
佐藤「どうですか、こういった作品というのは。繊細でしょう?」
小林「ここまでしっかりとした純愛、恋愛のストーリーを演じたことがなくて。相手が男性であっても恋の形、愛し方は大差ないなって」
〆の挨拶で、
小林「僕のいろんな意味での処女作品。まだまだだなって」
佐藤「可愛くてしょうがなかったですよ」
これだけサービストークをして、続編への意欲も見せて、最後まで地に足のついた作品でした!
私は好きだ!
原作未読で今日 ドラマCD聴いたところです。
「10年、幸せだった。もう充分。これ以上望むのは贅沢すぎる」
これ わかります...。
相手は残念なことに夫でしたが(笑)、夫婦生活も長くなると 自分が相手の足枷になってしまっているんじゃないかと思うことが多々あります。転勤や転職のこと、子供のこと、住宅購入のこと... 自分のせいで相手の選択の幅を狭めてしまっていて。夫婦なんだからそれは仕方がないこと とは なかなか思えなくて。
どうするにせよ 二人できちんと話し合わなくてはいけないんですけどネ。
穂木も ヘタに嘘なんかつかずに最初からちゃんと志方と話し合うべきでしたね。
いいお話でした。
ダビングして外をウォーキングしながら聴いていたのですが、途中で泣きそうになるのを我慢するのが精いっぱいで 歩けなくなりました。
原作未読で佐藤さんの低音のいい声と、小林さんの初受け作品とのことで購入。
小林さんは今の若手〜中堅声優に多い中高音の細めの声で、声が若く聞こえますね。
モノローグも不自然じゃないし塗れ場でも控え目の演技で、絶叫系やわざとらしい喘ぎ声が苦手な私にとっては聞きやすい演技なので良かったです!!
佐藤さんは口数少ない落ち着いた低音で耳に心地よく、さすが安定していました。
ストーリーは大きなハプニングやトラブルなどもない至って日常系の普通の話・・・
よく言えばBLドリーム満載な話ではないから誰にでも聞きやすいストーリーになっていると思います。
単調なストーリーで話にはハマれなかったけど、メインの声優さんの演技が普通に良かったのが救いかな
どうしようもなく好きで、な作品の一つになりました。
原作未読で聴きましたが、聴いた後積んであったのを引っ張り出して読みました。
佐藤さんが攻めと聞いて購入したんですが、小林さんにはまってしまいました。
初めてのBLでここまで良い演技をしてくださるとは…今後も楽しみです。
付き合って10年の熟年夫婦な2人ですが、ずっとドキドキして聴いていられました。小林さんの初々しさのおかげでしょうか…
後に小説を読んでもあまり印象が変わらなかったので小林さんというよりは穂木なのかな(笑)
とにかく志方、と呼ぶシーンが多い印象があるのですが、穂木@小林さんの「志方、志方」と呼ぶ声や呼び方が本当に好きで。
何度も何度も思い出しては癒されています。
アレの時も、日常の会話の中でも、どちらでも丁寧に名前を呼んでいる気がしました。
志方は寡黙キャラで、う~~ん・・・と思ったんですが、穂木が早とちりして別れるって言った後からはよく喋るしいい彼氏っぷりでした。
後ろ向きな受けを包み込む攻めが好きなので、包み込んでいるかはわかりませんが(笑)私の好きな関係性で、末永くお幸せに、と心から願い、温かくなるお話でした。
初恋のような初心なドキドキをたくさんたくさん感じたCDでした。
久しぶりにこんな綺麗なお話に触れたので心が浄化された気がします(笑)
